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米騒動の種類一覧


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米騒動の種類一覧の概要

米騒動とは米の価格高騰や流通量減少などにより、一般庶民が米を入手できなくなった際に発生する騒ぎで、 米屋への打ちこわしや暴動などに発展します。

過去には飢饉時や米の凶作時に発生し、近年では1993年(平成5年)に冷夏のため、米が不作となりタイ米・アメリカ米・中国米などが大規模に輸入されました。
 
 
 
 
 
 
 
米騒動の種類一覧
名称 説明
1890年の米騒動 1890年(明治23年)1月18日に富山県富山市から始まった米騒動で、同年9月でに、鳥取県、新潟県、福島県、山口県、京都府、石川県、福井県、滋賀県、愛媛県、宮城県、奈良県など広まりました。

新潟県佐渡市では鉱夫らが2000人以上蜂起し軍隊が鎮圧する事態にまで発展しました。
1897年の米騒動 1897年(明治30年)5月に富山県魚津町から始まった米騒動で、同年10月までに石川県、長野県、山形県、新潟県、福井県など広まりました。

長野県飯田町では町民ら2000人が蜂起し、警察署や米問屋などを襲撃する事態に発展しました。
1918年の米騒動 1918年(大正7年)富山県魚津町から始まった米騒動で、大阪府、兵庫県、東京都、福島県、愛知県、岐阜県、滋賀県、石川県、和歌山県、広島県、 鳥取県、高知県、香川県、奈良県、神奈川県、山梨県、山口県、熊本県など日本全国に飛び火し、100万人以上の人々が参加したとされています。

もともとは、富山県の魚津漁港から米を輸送しようとしていたのを魚津町の女性労働者らが阻止し、住民に販売を行わせたのが発端で、 富山県魚津町の米騒動は「越中女一揆」と呼ばれています。 米騒動の背景には米価格の急騰があり、地主や米商人が投機のため売り惜しみを行って市場に米が出回らなくなっていたことなどがあります。
1993年の米騒動 1993年(平成5年)に冷夏のため日本各地で発生した米不足で、「平成の米騒動」とも呼ばれています。

1993年は梅雨前線の長雨と日照不足の影響で米が不足し、政府はタイ・中国・アメリカから260万トンを緊急輸入しました。
またこの際には世界の米の約20%を日本が調達したため、世界的に米の価格が上昇しました。

このときの米騒動では「タイ米」や「ブレンド米」、城南電気の宮路社長がヤミ米を大量に買い付け市価の半額で売り出したことなどが話題になりました。
 

 




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