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御用邸の種類一覧


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御用邸の種類一覧の概要

御用邸は天皇や皇族の別荘で、静養は避暑・避寒のために利用されています。
また御用邸は規模の小さな離宮としての意味合いもあります。

現在存在している御用邸には「那須御用邸」「葉山御用邸」「須崎御用邸」があり、年に数回天皇や皇族が私用しています。

関連ページ:日本の離宮の種類一覧
 
 
 
 
 
 
 
御用邸の種類一覧
名称 説明
那須御用邸 栃木県那須郡那須町にある御用邸で、本邸は大正15年、附属邸は昭和10年に建てられました。
主に夏季に天皇や皇族に利用されています。

東日本大震災後には被災者に御用邸内の浴場を開放しました。
葉山御用邸 神奈川県三浦郡葉山町にある御用邸で、明治27年に建てられましたが、昭和46年に葉山御用邸放火事件によって消失したため 昭和56年に再建されました。

葉山御用邸は大正天皇が崩御された場所でもあり、主に2月や3月に天皇や皇族に利用されています。
須崎御用邸 静岡県下田市にある御用邸で、昭和46年に建てられました。

須崎御用邸にはプライベートビーチがあり、主に7月や8月に天皇や皇族に利用されています。
神戸御用邸 兵庫県神戸市に有った御用邸で明治天皇に利用されていました。

明治19年に作られ、明治40年に東京倉庫に売却、現在は神戸ハーバーランドの一部となっています。
熱海御用邸 静岡県熱海市に有った御用邸で、皇太子時代の大正天皇の避寒や熱海の温泉等を利用するために建造されました。

明治21年に作られ、昭和3年に廃止され、現在は熱海市役所となっています。
伊香保御用邸 群馬県伊香保町に有った御用邸で、避暑や伊香保温泉の利用をする皇族のために作られました。

明治26年に買い上げた元老院議官金井之恭の別荘地を使用し御用邸を建造し、昭和20年に廃止するまで利用されていました。

その後の昭和27年に火災で建物は消失し、現在は群馬大学伊香保研修所となっています。
山内御用邸 栃木県日光市に有った御用邸で、大正天皇の避暑地などとして利用されていました。

日光東照宮内に明治23年に作られ、昭和初期に日光東照宮に所管が移ったようです。

現在は日光東照宮社務所(日光輪王寺本坊寺務所)となっています。
沼津御用邸 静岡県沼津市に有った御用邸で、皇太子時代の大正天皇に避寒地として利用されていました。

明治26年に当時の静岡県駿東郡静浦村の島郷御料林内に作られ、昭和44年に廃止されました。

現在は沼津御用邸記念公園となっています。





宮ノ下御用邸 神奈川県箱根町に有った御用邸で、明治28年に作られ、昭和21年に払い下げられました。

現在は富士屋ホテル別館菊華荘となっています。
田母沢御用邸 栃木県日光市に有った御用邸で、皇太子時代の大正天皇の静養所として利用されていました。

明治32年に作られ、昭和22年に廃止され、現在は日光田母沢御用邸記念公園となっています。

田母沢御用邸は明治時代に作られた御用邸としては全体が残っており大変貴重なため、平成15年に国の重要文化財に指定されました。
鎌倉御用邸 神奈川県鎌倉市に有った御用邸で、明治天皇の皇女の富美宮・泰宮の避寒のために利用されていました。

明治32年に作られ、昭和6年に廃止されました。

鎌倉御用邸跡地は現在の鎌倉市立御成小学校や鎌倉市役所となっています。
静岡御用邸 静岡県静岡市に有った御用邸で、明治33年に作られ、昭和5年に廃止されました。

廃止後の昭和20年6月19日の静岡大空襲で消失し、現在は静岡市役所となっています。
小田原御用邸 神奈川県小田原市の小田原城内に有った御用邸で、明治34年に作られ、昭和5年に廃止されました。
塩原御用邸 栃木県那須塩原市に有った御用邸で、明治37年に作られ昭和56年に当時の塩原町に払い下げられました。

現在は国立光明寮国立塩原視力障害センターとなっています。
 

 







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