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ペンギンの種類一覧


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ペンギンの種類一覧の概要

「コウテイペンギン」「アデリーペンギン」「ガラパゴスペンギン」などの20種類以上の様々なペンギンを調べて一覧にまとめてみました。

ペンギンは鳥類ペンギン目ペンギン科に属する動物の総称で、主に南半球の、南極大陸、南極周辺の島、南アフリカ、アメリカ大陸南部、オーストラリア、ニュージーランド、ガラパゴス諸島に生息しています。

現在では6属19種が生息しており、体長は小型種で40cm、大型種で130cmとなります。
海鳥ですが翼は退化してヒレ状となっており、飛ぶことは出来ません。
 
 
 
 
 
 
 
ペンギンの種類一覧
名称 説明
コウテイペンギン (学名:A. forsteri、英名:Emperor Penguin)
コウテイペンギン属 のペンギンです。
エンペラーペンギンとも呼ばれています。
体長は100cm~130cm、体重は20kg~45kgで現在生息しているペンギンの中では、最も大きい種類です。
キング(王)ペンギンより大きいことからエンペラー(皇帝)ペンギンと名づけられました。
南極大陸の周辺に生息しており、魚類やイカ、オキアミなどを主食としています。
なお、南極大陸で繁殖しているペンギンはコウテイペンギンと、アデリーペンギンだけです。
水深500m以上の深さに20分以上も潜ることが出来るといわれています。
キングペンギン (学名:A. patagonicus、英名:King Penguin)
コウテイペンギン属 のペンギンです。
オウサマペンギンとも呼ばれています。
体長は85cm~95cm、体重は10kg~16kgで、コウテイペンギンの次に大きいペンギンです。
南大西洋のフォークランド諸島、サウスジョージア・サウスサンドウィッチ諸島や、インド洋南部のプリンス・エドワード諸島、クローゼー諸島、ケルゲレン諸島、ハード島とマクドナルド諸島、オークランド諸島、南米のパタゴニア地方、タスマニア島、ニュージーランドなどの沿岸にで生息しています。
320m以上深く潜ることが出来ます。
ジェンツーペンギン (学名:P. papua、英名:Gentoo Penguin)
アデリーペンギン属のペンギンです。
温順な性格からオンジュンペンギンとも呼ばれています。
特徴として両目をつなぐ白い帯模様があります。
体長は75cm~90cm、体重は5kg~8.5kgで、ペンギンの中では3番目に大きい種類です。
フォークランド諸島 、サウスジョージア・サウスサンドウィッチ諸島、ケルゲレン諸島、マッコーリー島 、ハード島とマクドナルド諸島 、サウス・シェトランド諸島、南極半島北部などに生息しています。
ペンギンの中では最も速い速度、(時速約36km)で泳ぐことができます。
アデリーペンギン (学名:P. adeliae、英名:Adelie Penguin)
アデリーペンギン属のペンギンです。
体長60~70cm、体重約5kg、目の周りは白い色で覆われており(アイリング)、尾羽が長い事、またクチバシの先まで羽毛で覆われているのが特徴です。
南極大陸に生息しています。
なお、南極大陸で繁殖しているペンギンはアデリーペンギンと、コウテイペンギンだけです。
ヒゲペンギン (学名:P. antarctica、英名:Chinstrap Penguin)
アデリーペンギン属のペンギンです。
体長は70cm~75cm、体重4kg~7kgで、目の後ろから喉にかかる黒い帯模様が特徴で、この帯が髭に見えることからヒゲペンギンと呼ばれています。
南極周辺のサウス・サンドウィッチ諸島、サウス・オークニー諸島、サウス・シェトランド諸島、サウス・ジョージア島、ブーベ島、ピョートル1世島、バレニー諸島などに生息しています。
古い書籍等ではナンキョクペンギンと表記されていることもあります。
イワトビペンギン (学名:E. chrysocome、英名:Rockhopper Penguin)
マカロニペンギン属のペンギンです。
体長45cm~58cmで、目の上に眉のような黄色の飾り羽があるのが特徴で、有冠ペンギン、カンムリペンギンと呼ばれることもあります。
移動する際に、両足を揃えて飛び跳ねるため、イワトビペンギンと呼ばれています。
攻撃的な性格で、近くを通る動物などに攻撃することもあります。
インド洋南部から南大西洋のハード島、マクドナルド諸島、トリスタン・ダ・クーニャ諸島、フォークランド諸島、マッコーリー島、プリンス・エドワード諸島、クローゼー諸島、ケルゲレン諸島などに生息しています。
亜種に、ミナミイワトビペンギン、キタイワトビペンギン、ヒガシイワトビペンギンがいます。
ミナミイワトビペンギン (学名:E.c.chrysocome、英名:Southern Rockhopper Penguin)
イワトビペンギンの亜種と考えられているペンギンです。
パタゴニアからフォークランド諸島周辺に生息しています。
キタイワトビペンギン (学名:E.c.moseleyi 、英名:Eastern Rockhopper Penguin)
イワトビペンギンの亜種と考えられているペンギンです。
パタゴニアからフォークランド諸島、南大西洋、インド洋南部海域などに生息しています。
ヒガシイワトビペンギン (学名:E.c.filholi 、英名:Northern Rockhopper Penguin )
イワトビペンギンの亜種と考えられているペンギンです。
オーストラリアからニュージーランドの南岸に生息しています。
フィヨルドランドペンギン (学名:E. pachyrhynchus、英名:Fiordland Penguin)
キマユペンギンとも呼ばれています。
マカロニペンギン属のペンギンです。
体長約60~70cm、頭部にある黄色い飾り羽が特徴で、それぞれ形が違うため固体を見分ける目印になっています。
ニュージーランド南西部フィヨルドランド、スチュアート島沿岸に生息しています。
スネアーズペンギン (学名:E. robustus、英名:Snares Penguin)
ハシブトペンギンとも呼ばれています。
マカロニペンギン属のペンギンです。
ニュージーランドのスネアーズ諸島に生息しています。
生息数が約46,500羽と少なく、絶滅が心配されています。





シュレーターペンギン (学名:E. sclateri、英名:Erect-crested Penguin)
マユダチペンギンとも呼ばれています。
マカロニペンギン属のペンギンです。
ニュージーランドのバウンティ島、アンチポティーズ島、オークランド島、チャンプベル島に生息しています。
体長約70cm、体重約4~5kg。
眉毛が立っているのが特徴です。
生息数が約150,000羽と少なく、絶滅が心配されています。
マカロニペンギン (学名:E. chrysolophus、英名:Macaroni Penguin)
マカロニペンギン属のペンギンです。
体長約70cm、体重5~6kg、目の上のオレンジ色の飾り羽が特徴で、イタリア語で伊達男(マカロニ)の意味からマカロニペンギンと呼ばれています。
ロイヤルペンギン (学名:E. schlegeli、英名:Royal Penguin)
マカロニペンギン属のペンギンです。
ロイヤルペンギンを、マカロニペンギンの亜種と考えている説もあります。
体長約70cm、体重役6kg。
マッコーリー島に生息しています。
マカロニペンギンとよく似ていますが、マカロニペンギンは顔が黒色、ロイヤルペンギンは顔が白色をしています。
またロイヤルペンギンとマカロニペンギンはまれに交配することがあります。
キガシラペンギン (学名:M. antipodes、英名:Yellow-eyed Penguin)
キンメペンギン、グランドペンギン、イダイペンギンとも呼ばれています。
キガシラペンギン属 のペンギンです。
体長56~78cm。
ニュージーランド南島のオアマル、オタゴ半島、スチュアート島、オークランド諸島、キャンベル島に生息しています。
生息数は約4000羽と非常に少なく、絶滅が心配されています。
ハネジロペンギン (学名:E. albosigna、英名:White-flippered Penguin)
ハネジロコビトペンギン、マガイコビトペンギン、シロツバサペンギンなどとも呼ばれています。
コガタペンギン属のペンギンです。
ハネジロペンギンをコガタペンギンの亜種と考えている説もあります。
体長40~45cmと小型な種類です。
ニュージーランド南島バンクス半島、モトナウ島、北カンタベリー海岸に生息しています。
生息数が非常に少なく、絶滅が心配されています。
コガタペンギン (学名:E. minor、英名:Little Penguin)
フェアリーペンギン、リトルペンギン、ブルーペンギン、コガタペンギンとも呼ばれています。
コガタペンギン属のペンギンです。
体長約40cm、体重約1kgともっとも小さな種類のペンギンです。
オーストラリア南部、ニュージーランドほぼ全域で生息し、民家の縁の下に住むこともあります。
OSのLinuxのマスコットTuxはコガタペンギンがモデルです。モデルとなった理由は開発者のリーナス・トーバルズがコガタペンギンに噛まれた為と言われています。
歩行する際に直立せず、前傾姿勢で歩行するのが特徴です。
ケープペンギン (学名:S. demersus、英名:African Penguin)
フンボルトペンギン属のペンギンです。
アフリカペンギン、ジャッカスペンギン、アシグロペンギンとも呼ばれています。
体長は約70cm。
ナミビア南部から南アフリカの沿岸に生息しています。
自らトンネルを掘って巣を作ることがあります。
マゼランペンギン、フンボルトペンギン、ケープペンギン間で交配し子供をもうける事があります。
温帯ペンギンで寒さに弱く、暑さに割りと強い特徴もあります。
マゼランペンギン (学名:S. magellanicus、英名:Magellanic Penguin)
フンボルトペンギン属のペンギンです。
マゼラニックペンギン、ジャッカスペンギンとも呼ばれています。
体長は約70cm。
南アメリカの大西洋沿岸と太平洋沿岸、フォークランド諸島などに生息しています。
自らトンネルを掘って巣を作ることがあります。
同じ場所に何年も巣を作ったり、1組のつがいが長く続くのが特徴的です。
温帯ペンギンで寒さに弱く、暑さに割りと強い特徴もあります。
マゼランペンギン、フンボルトペンギン、ケープペンギン間で交配し子供をもうける事があります。
フンボルトペンギン (学名:S. humboldti、英名:Humboldt Penguin)
フンボルトペンギン属のペンギンです。
ドイツの地理学者であるアレクサンダー・フォン・フンボルト氏の名前からフンボルトペンギンが名付けられました。
体長は約70cm。
フンボルト海流が流れ込む南アメリカの沿岸地域に生息しています。
マゼランペンギン、フンボルトペンギン、ケープペンギン間で交配し子供をもうける事があります。
温帯ペンギンで寒さに弱く、暑さに割りと強い為、日本各地約70の動物園で1400羽以上が飼育されています。 野生種は約1万匹と少なく、日本で野生のフンボルトペンギンの15%近い数が飼育されていることになります。
ガラパゴスペンギン (学名:S. mendiculus、英名:Galapagos Penguin)
フンボルトペンギン属のペンギンです。
体長約50cmで、フンボルトペンギン属ではもっとも小さい種類です。
エクアドルのガラパゴス諸島に生息する固有種です。
ジャイアントペンギン (学名:Pachydyptes ponderosus)
3700~4500万年前に生息していたペンギンで、既に絶滅しています。
全長140~160cm、体重80kgで、現在生息しているコウテイペンギンよりも大きい種類でした。
これまでに発見されたジャイアントペンギンには、アンスロポルニス・グランディス、パキディプテス・ポンデロスス、イカダイプテス・サラシなどがいます。
ペルダイプテス・デブリエシ 約4200万年前に生息していたペンギンで、既に絶滅しています。
南米ペルー太平洋沿岸のイカ県で化石で発見されました。
体長は約90cm。
 

 




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