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日本の領土問題・国境問題の一覧


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日本の領土問題・国境問題の一覧の概要

領土問題とは国家間である地域の領有についての争いです。
領土問題が発生すると通常は当事国同士で解決を図りますが、解決が困難な場合には国際司法裁判所へ付託することが出来ます。

日本は中国、台湾、韓国、北朝鮮、ロシア(旧ソ連)と領土問題を抱えています。
 
 
 
 
 
 
 
日本の領土問題・国境問題の一覧
名称 説明
竹島
独島
リアンクール岩礁
日本、韓国、北朝鮮が領有権を主張し領土問題となっています。
日本海の北緯37度15分、東経131度52分にあり、日本においては島根県隠岐郡隠岐の島町に属し、韓国においては慶尚北道鬱陵郡鬱陵邑獨島里に属しています。
日本側では竹島(たけしま)、韓国・北朝鮮側では独島(どくと、とくと)と呼ばれています。
現在は、1952年1月18日に韓国大統領・李承晩が一方的に宣言した漁船立入禁止線(李承晩ライン)により、現在は韓国が占拠し、実効支配を行っています。
竹島は男島(西島)と女島(東島)と周囲37個の岩礁からなります。 総面積は0.23平方キロメートル、標高は男島で168m、女島で98m。
竹島自体には資源などの価値はありませんが、周囲の漁業水域や海底資源の利権などがあるため各国間で問題となっています。
尖閣諸島
魚釣島
日本、中国、台湾の間で領土問題となっています。現在は日本の領土で日本が領土として実効支配しています。
日本の行政区分では沖縄県石垣市に、台湾は宜蘭県に属すとしています。
1895年1月14日に日本で閣議決定されてから現在に至るまで日本固有の領土でしたが、1970年6月に台湾が、1970年12月に中国が領有権を主張してきました。
尖閣諸島には日本の右翼団体「日本青年社」が灯台を作り後に日本国に移管されたりしています。
また2010年9月7日には尖閣諸島周辺で操業中の中国漁船が、海上保安庁の巡視船に意図的に衝突をし公務執行妨害で逮捕される事件も発生しています。
北方領土
北方四島
日本とロシア連邦間で領土問題となっています。
北海道根室の沖合いにある歯舞群島(はぼまいぐんとう)、色丹島(しこたんとう)、国後島(くなしりとう)、択捉島(えとろふとう)をまとめて北方四島と呼んでいます。 なお歯舞群島には海馬島(とどじま)、多楽島(たらくとう)、志発島(しぼつとう)、勇留島(ゆりとう)、秋勇留島(あきゆりとう)、水晶島(すいしょうじま)、貝殻島(かいがらじま)の島々が含まれます。
北方四島には日本の行政区分として、色丹郡、国後郡、択捉郡、紗那郡、蘂取郡、得撫郡、新知郡、占守郡の郡があり、色丹村、泊村、留夜別村、留別村、紗那村、蘂取村の6村が存在します。
1855年に日本とロシア帝国間で日露親和条約(下田条約)を結び、択捉島とその来たにある得撫島の間を国境としました。 その後の第二時世界大戦後の1945年に旧ソ連軍は北方領土を占領し、現在のロシア連邦に至った現在も実効支配を行っています。
現在も返還交渉は行われており、四島返還、歯舞・色丹を返還する二島返還、国後島までを返還する三島返還、共同統治、面積二等分返還などの案が出ています。
北千島 日本とロシア連邦間で領土問題となっています。現在はロシアが実効支配をしています。
千島列島の得撫島以北を北千島と呼び、占守島(しゅむしゅとう)、阿頼度島(あらいどとう)、幌筵島(ぱらむしるとう/ほろむしろとう)、志林規島(しりんきとう)が含まれています。
日本政府は千島列島はサンフランシスコ講和条約により日本が放棄したが、旧ソ連はこの条約に調印をしていなかったため無効とし国際法上の領有権はロシア連邦では無いとしています。
南樺太
南サハリン
日本とロシア連邦間で領土問題となっています。現在はロシアが実効支配をしています。
樺太(サハリン)は日露戦争後のポーツマス条約により北緯50度線を境として南北に分断されました。 しかし、第二時世界大戦中に旧ソ連は南樺太に進行を行い占領し現在に至っています。
日本政府は南樺太と付属島嶼はサンフランシスコ講和条約により日本が放棄したが、旧ソ連はこの条約に調印をしていなかったため無効とし国際法上の領有権はロシア連邦では無いとしています。
 

 







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