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日本泳法の流派・種類一覧
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日本泳法の流派・種類一覧の概要
日本泳法は日本古来の水泳方法で、古いものでは江戸時代初期に作られ400年以上の歴史を持つものも有ります。
日本泳法の多くは武芸の一環として行われ、甲冑や鎧を着用しての泳法や、立ち泳ぎでの火縄銃が打てる泳法などがあり、 一部の流派では水中での漁具や仕掛けの扱い方や、水中で鯉などの魚の捕獲を行うための泳法もありました。
流派も様々あり、日本各地の武術と共に発展しました。
現在では13の流派が日本水泳連盟より公認の泳法として認められています。
日本泳法の多くは武芸の一環として行われ、甲冑や鎧を着用しての泳法や、立ち泳ぎでの火縄銃が打てる泳法などがあり、 一部の流派では水中での漁具や仕掛けの扱い方や、水中で鯉などの魚の捕獲を行うための泳法もありました。
流派も様々あり、日本各地の武術と共に発展しました。
現在では13の流派が日本水泳連盟より公認の泳法として認められています。
名称 | 説明 |
---|---|
神統流 | 九州薩摩藩の黒田家に伝わる泳法。黒田頼定を神統流初代宗家としている。 |
小堀流踏水術 | 熊本県肥後細川藩に伝わった泳法。村岡伊太夫政文を小堀流の開祖としている。 現在、熊本・京都・長崎・佐賀・青森にも伝わっている。 |
山内流 | 大分県の稲葉藩に伝わった泳法。武具、旗、花傘持ち、砲術、弓術、水書、旗振り、衣服脱着などの泳法がある。 |
神伝流 | 戦国時代の水軍兵法を元にする泳法。伊豫大洲藩、松山藩、津山藩などで用いられていた。 |
水任流 | 讃岐高松藩で用いられた泳法。水任流の名称は大正になってから名づけられた。 昭和54年には高松市無形文化財第1号にも指定されました。 |
岩倉流 | 紀州藩家臣岩倉郷助重昌によって紀伊藩に用いられた泳法。 昭和40年には和歌山県指定無形民俗文化財に指定されました。片手掻分、瓜剥、太刀泳などの泳法があります。 |
能島流 | 野島流とも呼ばれる泳法です。村上水軍の能島海賊流を元にしているといわれています。 |
小池流 | 紀州の小池久兵衛成行を祖とする泳法の流派です。蛙足の平泳ぎを基本としています。 |
観海流 | 開祖宮発太郎信徳を祖とする泳法の流派です。津市の藤堂藩で用いられていました。 昭和32年には観海流が津市の無形文化財に指定されました。 |
水府流水術 | 水戸藩で用いられた島村孫右衛門正廣の島村流と福地定衛門道利・小松軍蔵正永の下町泳ぎを元にしています。 両流派により統一された水府流水術が水戸市指定無形文化財として指定されました。 |
向井流水法 | 江戸幕府御船手頭向井家に伝わる泳法です。 現在では北海道・会津・東京で活動が行われており、平成3年には小樽市が無形文化財に指定しました。 |
水府流太田派 | 水府流上町泳ぎを習得した、水戸藩士太田捨蔵を祖とした泳法です。 現在では一番多い泳法となっています。 |
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