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ルアー(疑似餌)の種類一覧


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2011年1月9日更新:弓角、カブラ、サビキ追加
2012年1月28日更新:スピンテールジグ追加

ルアー(疑似餌)の種類一覧の概要

ルアーは釣りに利用する釣具の一つで疑似餌とも呼ばれています。

主に魚・ミミズ・昆虫・カエル・トカゲなどの形を模しており、動き・色・臭い・味・音・光などで魚を刺激して釣るための道具です。
通常は対象魚が食べている餌を模していますが、生物に全く似ておらず動きや音の反射で食わせたり、魚を怒らせて攻撃させるためのルアーなどもあります。

有名なルアーメーカーには海外の「ラパラ」「へドン」「ボーマー」「レーベル」「コットンデール」ビルノーマン」等、 国内には「メガバス」「イマカツ」「O.S.P」「ジャッカル」「デプス」「ラッキークラフト」等があります。
 
 
 
 
 
 
 
ルアー(疑似餌)の種類一覧
名称 説明
ハードルアー
ミノープラグ 魚の形をしたハードルアー。口の部分にリップと呼ばれる板が付いており、ルアーを引くとそのリップに水が当たりルアーが潜ったり、左右に動いたりします。
ミノーには浮くタイプのフローティングミノー、水中で一定の深さで停止するサスペンドミノー、水に沈むシンキングミノーがあります。
最近ではリップが無いただ引きようのミノー(ジャッカルのセイラミノー等)があります。
もっとも一般的なルアーで、ニジマスなどのトラウトから、ブラックバス、シーバス、ソルトウォーターでの各種魚に利用することが出来ます。
アメリカなどではジャークベイトとも呼ばれています。 主なミノーに、ラパラの各種ミノー、HMKLのハンクルミノー、バグリーのバングオーミノー、ラッキークラフトのビーフリーズなどがあります。
シャッド 北米に生息するニシン科の魚のシャッドをモチーフにしています。
ミノーよりも若干リップが長いのが特徴で、トゥイッチさせることにより不規則な動きを出すことができます。
また、引くだけでも左右に動く為、クランクベイトのような使い方も出来ます。
主なシャッドに、ラッキークラフトのベビーシャッド、エバーグリーンのスーパースレッジ、常吉のハマシャッド、ラパラのシャッドラップなどが有ります。
クランクベイト ミノーよりも形が太く、リップが長いのが特徴です。この長いリップで水の抵抗を受け、深く潜ることが出来ます。
クランクベイトには潜る深さによってシャロークランク(約0~1m)、ミドルクランク(約1~3m)、ディープクランク(約3~5m以上)に別けることができます。
クランクベイトもミノーと同様に、フローティングタイプ、サスペンドタイプ、シンキングタイプがあります。
主なクランクベイトに、エバーグリーンのワイルドハンチ、コンバットクランク、メガバスのグリフォン、ストームのウィグルワート、ティムコのファットペッパー、ダイワのピーナッツ等があります。
バイブレーションプラグ 平行四辺形で左右が平べったくなっているルアーです。水中に沈むルアーの為、深い場所やカケアガリを狙うのに適しています。
リップレスクランクとも呼ばれ、水中で引くとその名のとおりの激しい左右の振動(バイブレーション)を起こします。
バイブレーションプラグには、ラトル(重り)が入っていることが多いため、ルアーの振動と共に大きな音をたてます。 ラトルにも、鉛、ガラス、タングステンなど様々なものが使われているため、バイブレーションの種類ごとに音が違う特徴もあります。 また、ラトルが入っていないサイレントタイプのバイブレーションプラグもあります。
主なバイブレーションプラグに、ダイワのTDバイブ、メガバスのバイブレーションX、ジャッカルのTNシリーズ、ウォーターランドのウォーターソニックなどがあります。
ポッパー トップウォータールアーの一種。
大きく口を開けた魚のような形をしていて、ロッドを煽ったり糸を引くことにより、口の部分で大きな音と波紋を出す。
ブラックバスや雷魚が小魚を水面近くで追いかけているときや、虫などが水面に浮いているときに有効。
主なポッパーに、メガバスのPOP-X、レーベルのポップR、ゲーリーヤマモトのスゴイスプラシュ、ティファのマイケルなどがあります。
ペンシルベイト トップウォータールアーの一種。
その名のとおり、鉛筆のような棒状のルアー。
ロッドを煽ったり糸を引くことにより潜らせる(ダイビング)、首を左右に振らせる(ドッグウォーク)、水面を滑らせる(スケーティング)などのアクションを起こすことが出来ます。
ブラックバスや雷魚が小魚を水面近くで追いかけているときなどに有効です。
主なペンシルベイトに、メガバスのDOG-X、へドンのザラスクープなどがあります。
スウィッシャー(スイッシャー) トップウォータールアーの一種。
ペンシルベイトのような形状のルアーの前後(前方のみ若しくは後方のみもあり)に金属製のプロペラを持っています。
ルアーを引いたりアクションを加えたりすると、その金属のプロペラが回転し、プロペラの音、波、光の反射などでブラックバスや雷魚を誘います。
プロペラが1枚のものをシングルスイッシャー、プロペラが前後にあるものをダブルスイッシャーと呼びます。
プロペラの角度を変えたり、自作もしくは別に市販されているプロペラをつけるチューニング方法もあります。
主なスイッシャーに、ヘドンのベビートーピード、マグナムトーピードなどがあります。
ノイジー トップウォータールアーの一種。
主にボディの側面に大きな羽のような金属片が付いているルアー(クレイジークローラー等)と、ルアーの前面に大きな金属のカップ(ジッターバグ)が付いているタイプのルアーがあります。 この金属製の羽またはカップで音や波を起こし魚を誘います。クレイジークローラータイプはブラックバスや雷魚やナマズ釣りに、ジッターバグタイプはナマズ釣りなどでよく利用されます。
最近はゼンマイや小型電池やソーラー電池で自動で波を起こすタイプのルアーも有ります。
主なノイジーに、ヘドンのクレイジークローラー、フレッドアーボガストのジッターバグなどがあります。
フロッグ トップウォータールアーの一種。
その名のとおり、カエルまたはネズミ等を模したルアーで、雷魚やナマズを釣るときに利用されます。 最近ではブラックバス用のフロッグも人気が出ています。
フロッグは主にゴムで出来ていて浮力があり、フックが上向きに付いている為根掛りが少なく、ハスやスイレンの葉が生い茂るリリーパッドのポイントで効果を発揮します。
主なフロッグに、エバーグリーンのポッパーフロッグ、イマカツの雷神ジライヤ、ジャッカルのマスクフロッグ、デプスのバジリスキー等があります。
ダーター トップウォータールアーの一種。
一般的にポッパータイプで下あごの部分が飛び出したような形をしたルアーです。
この飛び出した下あごの部分で水を受け、音や波をだしアクションを起こすことが出来ます。
また、引くと浅く水中に潜るタイプもあります。
主なダーターにヘドンのラッキー13、ズイールのアンカニーチヤップ等があります。





ウェイクベイト トップウォータールアーの一種。
主に水面で左右に動きながら引き波を立てるルアーです。
初期の頃はミノー系統のウェイクベイトが主でしたが、最近はクランクベイトのような形状のウェイクベイトが多くなってきています。
deps(デプス)のバズジェットなどがあります。
チャターベイト ラド・ルアーズで作られた、ラバージグのヘッドの部分に金属片が付いた形のルアーです。
タダ引きでイレギュラーなアクションを起こします。
現在は各社でチャターベイトが販売されています。
ビッグベイト その名のとおり、大型のルアーです。基本的には15cm以上、大きいもので30cmを超えるビッグベイトもあります。
基本的に大型のスイムベイトをビッグベイトと呼んでおり、ビッグベイトにはハードルアーとソフトルアーの両方が有ります。
アクションはミノーのようにタダ巻きやトゥイッチやジャークなど、また、ポイントに投げて全くアクションを加えないデッドスティッキングなどがあります。
主なビッグベイトに、デプスのサイレントキラーやハイサイダー、イマカツのバクラトスイマーやジャバロン、エバーグリーンのティンバーフラッシュやロイヤルフラッシュなどがあります。
スピナーベイト 回転するブレードとラバーの付いた針(フック)部分からなるワイヤーベイトです。
ブレードは1枚のものと2枚のものが一般的で、ブレードの形状により、ウィローリーフ(細長い柳の葉っぱのような形)とコロラド(円形に近い形)の2種類があります。
スピナーベイトは小魚の群れを模しているとされ、ブレードが回転する際の音、光、水流、波などで魚を誘います。
また、バズベイトのように水面ギリギリを引くバジングというテクニックもあります。
主なスピナーベイトに、エバーグリーンのD-ZONE、ノリーズのクリスタルS、ジャッカルのスーパイラプション等があります。
ジグスピナー スピナーベイトと同様の形状ですが、スピナーベイトのフックの部分にジグヘッドが付いているような形のルアーです。
通常はジグヘッドを付ける部分がスナップ状になっている為、取り外しが可能です。
バズベイト トップウォータールアーの一種。
トップウォータルアーでは唯一水に浮かないタイプで、スピナーベイトのブレード部分にプロペラを付けた形状をしています。
プロペラが水面に半分ほど出た状態で巻くと、プロペラの起こす波と音と水しぶきと光の反射で魚を寄せ付けたり、怒らせたりすることが出来ます。
プロペラの回転部分を磨耗させたり傷つけたりして、独特の音を起こすチューニングなどがあります。
主なバズベイトに、ゲーリーヤマモトのゲーリーバズ、ノリーズのボルケーノ、ジャッカルのバラックなどがあります。
ラバージグ 重りの付いた針(ジグヘッド)にラバーを細く切ったラバースカートを付けたルアーです。
フックの部分にブラシのガードが有る事がほとんどで根掛りになりずらく、アシの根元や、深い場所、水中の底の部分を狙うときに利用されます。 また、底まで沈めず水中を泳がすテクニックなどもあります。
ラバージグのフックにトレーラとして各種ワームやポークをつけることもあります。
スピンテールジグ 一般的にバイブレーションプラグのような形状のルアー本体の後部に、金属のブレードを付けたルアーです。

使用方法はただ巻きやリフト&フォールで誘い、本体はバイブレーションプラグのように振動し、金属のプレートは回転及びフラッシングし魚にアピールをします。
スプーン 名前のとおり、食器のスプーンから柄を取ったような形状をしています。
釣り人が湖に落としたスプーンに鱒が食らい付いたことから作られ、ルアーの原型とも言われています。
おもに、ニジマス、ヤマメ、イワナなどの各種トラウトやシーバスを釣るのに利用されています。
スピナー 直線のワイヤーに回転するブレードを付けた形状をしたルアーです。
ブレードの回転する音、光などで魚を寄せ付けます。
主にニジマス、ヤマメ、イワナなどの各種トラウトやハス、オイカワなどを釣ることが出来ます。
メタルジグ 金属を魚のような形状にして針を付けた簡単な形状のルアーです。
金属製であることから沈むのが早いため、遠投や深い場所を狙うのに利用します。
主に海のルアーフィッシングで利用されますが、冬場深い場所に居るブラックバスを釣るのにも利用されています。
エギ(餌木) 日本に古くから伝わる日本独自のルアーで、イカを釣るのに使われます。
主に、木材やプラスチックで作られ、形状はエビのような形をしています。 色は赤やオレンジやピンクなど派手な色のものが多くなっています。
針はカンナと呼ばれる返しの無い針が放射状に付いています。
弓角 弓角(ゆみづの)は日本に古くから伝わる日本独自のルアーで、貝殻や牛の角などを弓形に加工したものです。 プラスチックでできたものはプラヅノと呼ばれています。
逃げ惑う小魚を模しているとされ、カツオ、アジ、サバ、スズキ、ブリ、カンパチ、ヒラメなどを釣ることができます。
カブラ針 カブラ針は日本に古くから伝わる疑似餌で、針先にオモリが付いており、針には毛などが巻かれています。
イメージとしてはワームで使用するジグヘッドに似ており、疑似餌として使い場合は針にサビキのように毛などが巻かれています。
また、カブラ針に餌を付けてテンヤのように使用することもあります。
サビキ 針に毛やビニールなどが付いた仕掛けで、通常は胴付き仕掛けに複数のサビキ針をつけ、ヨセ餌(コマセ)としてオキアミなどの入ったかごを付けます。
仕掛けをしゃくってさびくことからサビキと呼ばれるようになったとされ、アジやイワシやサバを釣る一般的な仕掛けです。
ソフトルアー(ワーム)
ストレートワーム ミミズのように細長い形状をしたワームで、通常はテールはありません。
細長いミミズのようなものから、短い芋虫のようなストレートワームまで幅広くあります。 最近はワッキーリグなどで使うのが流行っています。
主なストレートワームに、ゲーリーヤマモトのヤマセンコーやカットテールワーム、ジャッカルのフリックシェイク、スライダーのスライダーワームなどがあります。
グラブ 芋虫のような形状の後ろにテールと呼ばれる尻尾のようなものが付いたワーム。 グラブを引くとテールが水の抵抗を受けて魚の尾っぽのようにピロピロと動きます。
主にジグヘッドに付けたり、テキサスリグ、キャロライナリグ、スプリットショットリグなどで鎮めて使いますが、ノーシンカーで水面上を引くグラビンバズというテクニックもあります。 また、ラバージグやスピナーベイトのトレーラとして使うこともあります。
主なグラブに、ゲーリーヤマモトの3インチグラブや4インチグラブ等があります。
カーリーテイル
(カーリーテール)
テールが大きくカールしているタイプのワームです。
テールが大きいため、水の動きによって大きくアピールすることが出来ます。
主なカーリーテールワームにゲーリーヤマモトのカーリーテールワーム、ラッキーストライクのギドスリンガー、ZBCのビッグデッドリンガー等があります。
チューブワーム 内部が空洞でチューブ状になっているワームです。通常後方はフラスカート状になっています。
主なチューブワームにデプスのチューブリンガー、ゲーリーヤマモトのチューブルアー等があります。
パドルテイル
(パドルテール)
グラブに近い形状で、後ろのテイルの部分がカヌーのパドルのような形をしています。
ダウンショットリグなどで使うと、テールの部分が動きザリガニやエビの手のような動きを出すことが出来ます。
主なパドルテールにカリフォルニアワームのパドルテールグラブ、メガバスのディープカップビーバー、ロボワームのロボリーチなどがあります。
シャッドテイル
(シャッドテール)
ワームのテールが縦に平べったくなっているため、ワームを引くとテールに水が当り魚が泳いでいるような動きを出すことが出来ます。 主なシャッドテールワームに、ケイテックのスイングインパクト、ジャッカルのアンモナイトシャッド、サワムラのワンナップシャッドなどがあります。
リングワーム ストレートワームやグラブの形状にワームを囲むようにリング状のひだが多数あるワームです。
ひだとひだの間に空気が溜まることによって、浮力を高めたり、水中で泡を出し魚を誘います。
主なリングワームにサターンワーム、KEITECHのライブインパクトなどがあります。
スイムベイト もともとはアメリカで大型のトラウトを釣るために作られたルアーで、ハードルアーとソフトルアーの2種類があります。
スイムベイトは通常魚の形をしており、ルアーを引くと魚が泳いで居るような動きをします。
大型のスイムベイトはビッグベイトと呼ばれることもあります。
主なスイムベイトにオプスレイのタロン、常吉のウオデス、ジャッカルのヴェイロン、フィッシュアローのハドルトラウト、イマカツのバクラトスイマーなどがあります。
シャッドワーム 北米に生息するニシン科の魚のシャッドをモチーフにしています。
ハードプラグのシャッドのワーム版で、前方がグラブのように太く、後方が細長くなっている物が多いです。
主なシャッドワームにゲーリーヤマモトのシャッドシェイプワーム、等があります。
クロー 大きなツメやハサミを持っているザリガニやエビなどを模したワームです。
テキサスリグや、ラバージグのトレーラーに利用します。
主なクローワームにO.S.Pのドライブクロー等があります。
ホッグ 見た目はクローワームに似ていますが、ホッグワームの方がクローワームよりも毛や髭など装飾品やアピールする部分が多くなっています。
テキサスリグや、ラバージグのトレーラーに利用します。
主なホッグワームに、デプスのデスアダーホッグ、バークレイのバルキーホッグなどがあります。
シュリンプ エビを模したワームで、ブラックバス釣りや、小型のシュリンプワームはメバルやカサゴつりに使うこともあります。
主なシュリンプワームに、ゲーリーヤマモトの各インチのシュリンプ等があります。
リザード トカゲを模した形状のワームです。
主なリザードワームにゲーリーヤマモトの4インチリザードなどがあります。
ポーク 豚の皮などを加工して柔らかくしたルアーです。
主にラバージグのトレーラーとして利用されていましたが、最近ではワーム禁止の釣り場で使えるように、ポークで出来た各種ワームも発売されています。
天然の素材のため、匂いや柔らかさなどが魚に警戒を持たせにくいと言われています。
 

 







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