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日本の将軍の種類一覧
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日本の将軍の種類一覧の概要
将軍とは軍における称号や地位で、本来は軍を率いる司令官としての意味があります。
各国の軍隊においては准将、少将、中将、大将の呼び名が存在します。
日本の将軍には日本書紀に登場する「四道将軍」(大彦命、武渟川別命、吉備津彦命、丹波道主命) が始めて将軍の称号をえた人物と考えられ、日本の律令制においては軍防令24条に将軍の規定が定められていました。
室町時代以降には征夷大将軍のみが任命され、江戸幕府の15代将軍徳川慶喜が大政奉還を行うまで征夷大将軍が存在しました。
現在は将軍制度は廃止されています。
各国の軍隊においては准将、少将、中将、大将の呼び名が存在します。
日本の将軍には日本書紀に登場する「四道将軍」(大彦命、武渟川別命、吉備津彦命、丹波道主命) が始めて将軍の称号をえた人物と考えられ、日本の律令制においては軍防令24条に将軍の規定が定められていました。
室町時代以降には征夷大将軍のみが任命され、江戸幕府の15代将軍徳川慶喜が大政奉還を行うまで征夷大将軍が存在しました。
現在は将軍制度は廃止されています。
名称 | 説明 |
---|---|
将軍 | 比較的大規模な軍隊の指揮官に与えられる官職または称号の一つ。軍閥の指導者の地位にも用いられる。称号としての将軍を将軍号ともいう。古来より東洋における軍隊の指揮官の役職名の一つであった。 |
大将軍 | 征討軍を編成時において、三人以上の将軍を任ずる場合にその主将を大将軍として任じた。または、三位以上の公卿を将軍とする際も軍職の名を大将軍と呼ぶこともあった。 |
征夷大将軍 | 日本の令外官の将軍職の一つ、天皇により任命され外交的には日本国王とされた。明治維新時に王政復古の大号令により廃止された。奈良時代~平安時代には東国に派遣された将軍の呼び名にも使われ、鎌倉時代~江戸時代までは幕府の長をつとめた。 |
持節征夷大将軍 | |
征夷副将軍 | 日本の律令制では軍防令24条に副将軍の規定があり、将帥が出征するとき兵一万人以上の場合将軍一人、副将軍二人を置くとある。
征夷副将軍はこの際の副将軍の地位の一つです。 794年の蝦夷征伐時に坂上田村麻呂が征夷副将軍に、室町幕府時には足利直義がこの地位に任命された。 |
権副将軍 | 副将軍の下につく階級。 |
征狄大将軍 | せいてきだいしょうぐん 鎮狄将軍・征越後将軍・持節鎮狄将軍などとも呼ばれていた。 日本海側を進軍する軍隊を率いる将軍の呼称。 |
征西大将軍 | 九州へ進軍する軍隊を率いる将軍の呼称。 |
持節大将軍 | |
持節征東将軍 | |
征東将軍 | |
持節将軍 | 724年に藤原宇合が蝦夷の反乱を鎮圧する際に任命された将軍の呼称。 |
持節征東大使 | 上記持節将軍の藤原宇合が蝦夷の反乱を鎮圧し帰京した際の呼称。 |
征東大使 | |
征越後蝦夷将軍 | |
陸奥鎮東将軍 | |
出羽鎮狄将軍 | |
征夷持節大使 | |
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征東大将軍 | 788年に紀古佐美が任命された将軍の地位です。 |
征東副将軍 | 副将軍の地位の一つです。 784年に大伴弟麻呂が征東副将軍に任ぜられている |
鎮守府将軍 | (鎮守将軍・陸奥鎮守将軍)奈良時代から平安時代にかけて北辺の防衛のためにおかれた令外官の官職の将軍です。武門の栄職として、歴代の清和源氏の大将も叙任されました。 主な鎮守府将軍 大野東人・大伴古麻呂・藤原朝狩・田中多太麻呂・石川名足・坂上苅田麻呂・佐伯三野・大伴駿河麻呂・紀廣純・大伴家持・百済王俊哲・多治比宇美・百済王俊哲・物部足継・藤原利仁・藤原利行・平高望・平国香・平良将・藤原秀郷・平貞盛・経基王・源満仲・源満政・源頼信・源頼義・清原武則・清原武貞・清原真衡・源義家・藤原秀衡・新田義重・北畠顕家・北畠顕信・足利尊氏・足利直義 |
征隼人持節大将軍 | 隼人の反乱征討時に大伴旅人に与えられた将軍の名称。 |
征討大将軍 | 戊辰戦争において新政府が設置した臨時軍政官。この際仁和寺宮嘉彰法親王が征討大将軍の地位に着いた。 |
軍隊としての将軍 | |
上級大将 | Colonel General, Senior General, Senior Admiral 通常では大将の上に位置し将官の最高位の階級となっています。 プロイセン陸軍、帝政ドイツ陸軍、ヴァイマル共和国陸軍、ドイツ第三帝国、ソ連、ロシアなどの軍隊に置かれていました。 |
大将 | (上将)軍隊の階級の一つです。 自衛隊では幕僚長となってます。(統合幕僚長、陸上幕僚長、海上幕僚長、航空幕僚長) |
近衛大将 | 律令制における官職の一つで、左近衛大将と右近衛大将が置かれた。 大臣や大納言が兼任するのが一般的だが、室町時代以降は征夷大将軍が兼任する場合が多くなった。 右近衛大将よりも左近衛大将の方が高位とされている。 |
中将 | 軍隊の階級の一つです。 陸軍では主に軍司令官、軍団長等(准将が無い陸軍では師団長)を、海軍では主に艦隊の司令長官、司令官等を、空軍では主に航空軍司令官等を務めます。 |
近衛中将 | 令制における官職の一つで、近衛次将とも呼ばれる。 1098年に左右近衛次将の定員は合計8名とされた。 |
少将 | 軍隊の階級の一つです。 陸軍では主に師団長(准将が無い陸軍では旅団長)、陸軍省各局長等を、海軍では主に小規模な艦隊や戦隊の司令官、海軍省各局長等を、空軍では主に航空団司令官等を務めます。 |
准将 | 軍隊の階級の一つです。 陸軍では主に旅団長等を、海軍では主に群司令等を、空軍では主に航空団司令等を務めます。 |
代将 | Commodore 海軍の階級又は職位の一つで、本来は将官の階級にない大佐が小規模艦隊・戦隊等の司令官の任に当たる場合に、その期間のみ与えられる職位を表します。 |
大元帥・元帥 次帥・副元帥 |
軍隊における階級、または称号です。階級は大将よりも上位で、称号の場合は上級大将または大将がなります。 |
その他の将軍 | |
総大将 | 一軍以上編成する軍団において全軍を指揮する大将のことで、地位や位を表す物ではありません。 |
侍大将 | 将軍等の下で一軍を指揮する者の呼び名のことで、地位や位を表す物ではありません。 |
足軽大将 | 戦国大名のもとで足軽隊を率いて戦った部将またはその職のことで、足軽頭・物頭などと呼ばれることのあります。 |
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