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日本と世界の海底遺跡の一覧


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日本と世界の海底遺跡の一覧の概要

海底遺跡とは海中の沈んでいる遺跡のことで、海面上昇や地震や地殻変動により陸上に存在した物が海中に沈んだり、 貿易船や軍船が沈んだ事による海底遺跡もあります。

また、海底遺跡とされる遺跡の中には自然に作られたと考えられている遺跡も存在します。
 
 
 
 
 
 
 
日本と世界の海底遺跡の一覧
名称 説明
アレクサンドリアの海底遺跡 エジプトのアレクサンドリア沖合いにある海底遺跡で、4世紀ごろからの幾度と無く発生した大地震の影響で 海底に沈没した都市や神殿やファロス灯台(アレクサンドリアの大灯台)が発見されています。
1996年にはクレオパトラの宮殿と思われる遺跡も見つかり、多くの石造や金銀財宝も引き上げられました。
カンベイ湾の海底遺跡 インドのグジャラート州にあるカンベイ湾の水深40m付近の海底から、約9,500年前の遺跡が発見されています。
当時この付近は陸上で、海面の上昇により海に沈んだとされています。
この遺跡の中にはクリシュナ神信仰の聖地であるドワールカ神殿などが含まれているとされています。
与那国島海底遺跡 沖縄県八重山諸島与那国島南部の海底から発見された、人工的に加工されたと見られる地形で、現在も遺跡か自然地形かで意見は分かれています。

与那国島海底遺跡とされる地形からは、通路や階段、クサビを打ち込んだような跡、石組み、柱を立てたとされる穴などが見つかっています。
ポート・ロイヤル Port Royal

ジャマイカの都市の一つで、17世紀頃には海運業で栄え、カリブ海賊達の基地ともなっていました。
ポート・ロイヤルは1692年6月7日に発生した大地震の影響で、町の2/3近くが海に沈み海底遺跡となりました。
マハーバリプラムの寺院 インド南部のタミル・ナードゥ州カーンチプラム県の港湾都市で、古くから寺院等の建造物が多く作られ現在は世界遺産に認定されています。

マハーバリプラムの海岸付近には切石を積んで建立した石造寺院が多く有りましたが、大津波の影響で海底に沈んでしまい海底遺跡となっています。
2004年のスマトラ沖大地震の津波により、海底から新たな寺院の遺跡が発見され発掘が行われています。
Pavlopetri ギリシャ南部のラコニア付近にある海底遺跡で、現存する世界最古の水没した都市遺跡とされています。
Pavlopetriは水深3~4メートル付近の海底にあり、現在15軒の住居跡が発見されています。
ケコワ海底遺跡 トルコのケコワ島にある海底遺跡で、大地震により沈んだリキア時代(紀元前5世紀頃)の都市が海底に眠っています。
熱海の海底遺跡 静岡県熱海市の沖合いの海底から、石積みや階段と思われる人工物や、土器などの磁器が発見されています。
山見神海底遺跡 長崎県北松浦郡小値賀町の小値賀島の海底から、中国製やタイ製の磁器が発見されており、 平戸貿易時代の商船またはその積荷が沈没した場所と考えられています。





西唐津海底遺跡 佐賀県唐津市西唐津から西大島町にかけての海底から、縄文時代のものと思われる土器や石器が発見されています。
池尻海底遺跡 佐賀県玄海町大字池尻付近の海底から、19世紀前半と思われる肥前磁器の破片などが多く発見されています。
このでは19世紀前半に船が座礁して沈没したという話も伝わっているため、その船または積荷であるとも考えられています。
玄界島海底遺跡 福岡県福岡市西区玄界島の海底から13世紀と17世紀のものと見られる、唐津焼や中国製の磁器が発見されており、 玄界島海底遺跡は商船またはその積荷が沈没した場所と考えられています。
芦屋沖海底遺跡 福岡県遠賀郡芦屋町の付近の海底から、江戸時代後期の物と見られる磁気などが100点以上発見されており、 芦屋沖海底遺跡は商船またはその積荷が沈没した場所と考えられています。
七ツ釜海底遺跡 佐賀県唐津市湊町屋の形石の付近の海底から、弥生時代から江戸時代後期にかけての土器や磁気などが多く発見されました。

唐津は古くから貿易が盛んであったことと、風習として土器や磁気を投げ入れる習わしが有ったとから、それらの遺物による海底遺跡と考えられています。
倉木崎海底遺跡 児島県大島郡宇検村の湯湾付近の海底から、13世紀前半と見られる中国製の磁気などが発見されており、 倉木崎海底遺跡は商船またはその積荷が沈没した場所と考えられています。
カルワ島海底遺跡 熊本県上天草市松島町阿村カルワ島付近の干潟から、縄文時代の物と見られる土器などが発見されています。
鷹島海底遺跡
鷹島神崎遺跡
長崎県鷹島の沖合い約20mの付近の海底に、1281年の「弘安の役」の際に台風によって沈没した元軍の船や遺物が多く埋まっています。
この遺跡は日本で初めて海底遺跡として国の史跡に指定されました。
前方湾海底遺跡 長崎県北松浦郡小値賀町の前方湾の海底に、12から13世紀の物と見られる日本の土器や磁器、中国製の青磁や白磁等の遺物が多く埋まっています。
山見沖海底遺跡 長崎県北松浦郡小値賀町の唐見崎沖の海底から、安土桃山時代のものと見られる陶磁器などが発見されており、 山見沖海底遺跡は商船またはその積荷が沈没した場所と考えられています。
 

 







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