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世界の預言書の一覧


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世界の預言書の一覧の概要

預言書とは宗教家や預言者や学者により、未来の出来事を予言したとされる書物です。

有名なものにはキリスト教の三大預言書や十二小預言書、ノストラダムスの予言等があります。
 
 
 
 
 
 
 
世界の預言書の一覧
名称 説明
旧約聖書 ユダヤ教およびキリスト教の正典で、預言者たちの予言についてをまとめた章や、終末予言とも取れる文章などが記載されています。
新約聖書 紀元1世紀から2世紀頃のキリスト教徒によって書かれた文章でキリスト教の聖典となっています。
新約聖書にも予言ともとれる文章などが記載されています。
イザヤ書 イサイヤの預言書とも呼ばれています。

旧約聖書に含まれる一書で、三大預言書(イザヤ書、エレミア書、エゼキエル書)の一つとされています。
イザヤ書では預言者イザヤ(複数の時代に人間によって書かれている説も有り)の予言などがまとめられています。
エレミア書 イエレミヤの預言書の預言書とも呼ばれています。

旧約聖書に含まれる一書で、三大預言書(イザヤ書、エレミア書、エゼキエル書)の一つとされています。
エレミア書では預言者エレミアによる予言詩や、エレミヤに関する文章、様々な説教などがまとめられています。
エゼキエル書 旧約聖書に含まれる一書で、三大預言書(イザヤ書、エレミア書、エゼキエル書)の一つとされています。
エゼキエル書では預言者エゼキエルによるイスラエルに関する予言や、神の啓示、エルサレムに対する神の裁きなどがまとめられています。。
ダニエル書 旧約聖書に含まれる一書で、ダニエルが連行されたバビロニアについてや、ダニエルの予言(幻視)などについてがまとめられています。
十二小預言書 キリスト教の旧約聖書文書群で、ホセア書、ヨエル書、アモス書、オバデヤ書、ヨナ書、ミカ書、ナホム書、ハバクク書、 ゼファニヤ書、ハガイ書、ゼカリヤ書、マラキ書が十二小預言書に含まれます。
ホセア書 オシヤの預言書とも呼ばれています。

旧約聖書の文書のひとつで十二小預言書に分類されています。
紀元前8世紀末の預言者とされているホセアによる預言書です。
ヨエル書 イオイリの預言書とも呼ばれています。

旧約聖書の文書のひとつで十二小預言書に分類されています。
紀元前8世紀から紀元前2世紀ぐらいにかけて活動していたとされる預言者ヨエルによる預言書です。
なお今現在もヨエルの生存していた期間はハッキリとしていません。
アモス書 アモスの預言書とも呼ばれています。

旧約聖書の文書のひとつで十二小預言書に分類されています。
紀元前8世紀頃に北イスラエル王国で活動していたとされる預言者アモスによる預言書です。
オバデヤ書 アウディヤの預言書とも呼ばれています。

旧約聖書の文書のひとつで十二小預言書に分類されています。
紀元前848年から840年頃に書かれたとされる書物で、「エドム(パレスチナの南南東で死海の南からアカバ湾に至る地域)の傲慢と滅亡」と 「イスラエルの回復」の内容からなる預言者オバデヤによる書物です。
ヨナ書 イオナの預言書とも呼ばれています。

旧約聖書の文書のひとつで十二小預言書に分類されています。
紀元前8世紀または紀元前5世紀中頃から紀元前4世紀の始めごろに書かれたとされる書物で、登場人物の預言者ヨナと神のやり取りが主な内容となっています。
ミカ書 ミヘイの預言書とも呼ばれています。

旧約聖書の文書のひとつで十二小預言書に分類されています。
紀元前8世紀の預言者ミカによる預言書で、当時の社会批判やエルサレムの壊滅の予言などが記載されています。
ナホム書 ナウムの預言書とも呼ばれています。

旧約聖書の文書のひとつで十二小預言書に分類されています。
預言者ナホムによりまとめられたとされる書で、「ニネベの陥落」「アッシリアへの裁き」などが記載されています。
ハバクク書 アウワクムの預言書とも呼ばれています。

旧約聖書の文書のひとつで十二小預言書に分類されています。
預言者ハバククにより紀元前600年ごろに書かれたとされる書で、「ユダ王国に臨む神の怒り」「神との和解と救済」などを予言しています。
ゼファニヤ書 ソフォニヤの預言書とも呼ばれています。

旧約聖書の文書のひとつで十二小預言書に分類されています。
預言者ゼファニヤにより紀元前7世紀後半頃に書かれたとされる書で、「諸国とユダ王国に対する神の裁き」「捌き後の救いの喜び」等について書かれています。
ハガイ書 アゲイの預言書とも呼ばれています。

旧約聖書の文書のひとつで十二小預言書に分類されています。
預言者ハガイが紀元前520年の6月から9月にかけて予言した内容をまとめたとされる預言書です。
ゼカリヤ書 ザハリヤの預言書とも呼ばれています。

旧約聖書の文書のひとつで十二小預言書に分類されています。
預言者ゼカリヤが紀元前520年頃に予言した内容をまとめたとされる預言書です。
マラキ書 マラヒヤの預言書とも呼ばれています。

旧約聖書の文書のひとつで十二小預言書に分類されています。
北イスラエルの預言者マラキが予言した内容をまとめたとされる預言書です。
ワルフの預言書 バルク書とも呼ばれています。
旧約聖書の文書のひとつです。
ヨハネの黙示録 新約聖書の文書のひとつで新約聖書の中では唯一預言書的な内容が記載されている書です。

ヨハネの黙示録は、古代キリスト教での小アジアにおける七つの主な教会にあてられる書簡という形で書かれ、 終末において起こるであろう出来事を予言しています。





全ての教皇に関する大司教聖マラキの預言 1094年から1148年にかけて生存していたアイルランドの聖職者である聖マラキによる預言書で、 165代ローマ教皇ケレスティヌス2世以降の112人の歴代ローマ教皇に関する予言が書かれています。
全ての教皇に関する預言 15世紀紀初頭のヨーロッパの預言書で、第188代ローマ教皇ニコラウス3世からの歴代のローマ教皇を30の押絵と文章で予言したとされる書物です。
メトディウスの予言書 7世紀にシリア語で作成された預言書とされた書物で、キリスト教における終末論と良く似た内容が書かれています。
アガスティアの葉 紀元前3000年頃にいたとされているインドの聖者アガスティアの予言を伝える葉で、 個人に対する予言が書かれているとされています。

アガスティアの葉は1人に対して14枚存在し、古代タミル語で書かれたその葉の内容を読めるのは特別な訓練を行ったナディ・リーダーと呼ばれる人たちだけとなっています。
シビュラの書 Libri Sibyllini

シビュラ(古代の地中海世界でアポロンの神託を受け取ることのできる巫女)達が語った内容をまとめたとされる古代ギリシャの詩集で、 自然災害や伝染病などを避けるために必要とされる儀式的内容が記載されて言いました。
現在シビュラの書は殆どが消失し、断片のみが残されています。
シビュラの託宣 Oracula Sibyllina

シビュラ達が語った内容をまとめたとされるギリシャ語の詩集で、 歴史的事件に対しての予言的内容が含まれて居ます。
なお、シビュラの託宣はシビュラの書を元にユダヤ教徒やキリスト教徒が作ったものとも言われており、 現在は12巻と8つの断片が存在しています。
ティブルのシビュラの託宣 ティブルティナ・シビュラ

現在のイタリア共和国ラツィオ州ローマ県のティヴォリのシビュラの語った内容をまとめたとされる預言書で、4世紀頃に作られました。
ミラビリス・リベル Mirabilis Liber

1520年代にフランスで刊行された予言集で、様々な聖人達の予言を集めた本となっています。
書物は33章に分かれており、1519年頃に作られ1522年に印刷したとされています。
作者は不明ですがフランスの中部の都市のリモージュ出身の聖職者が製作に関わっていると考えられています。
マチュー・ランスベールの暦 17世紀前半に生存していたとされるベルギー人数学者・占星術師のマチュー・ランスベールが作った暦で、翌年1年間の予言が書かれていました。
主な暦には「マチュー・ランスベール師による閏年1636年向けの暦」などがあります。

マチュー・ランスベールの死後もランスベールの名前を使った暦や書物などが数多く出版されました。
ヘンリー8世の治世に関するマザー・シプトンの予言 15世紀から16世紀にかけてイギリスにいたとされる預言者であるマザー・シプトンの預言書で1641年に発行されましたが、 マザー・シプトン死後100年以上経過してからの発行であるため、予言の内容が事後予言ではないかと疑われています。
マザー・シプトンの生涯と死 15世紀から16世紀にかけてイギリスにいたとされる預言者であるマザー・シプトンの預言書で、1677年に発行されました。
内容はマザー・シプトンの伝記と、彼女が予言した内容を全てまとめたとされる書物です。

しかしこの預言書も彼女の死後100年以上経過してからの発行であるため、予言の内容が事後予言ではないかと疑われています。
予言。諸時代の終焉 19世紀のフランスの作家であるウジェーヌ・バレストによって出版された本で、 ノストラダムス、聖マラキ、ピエール・チュレル、リシャール・ルーサ、オリヴァリウスの予言、オルヴァルの予言等がまとめられていました。
ミシェル・ノストラダムス師の予言集 Les Prophéties de M. Michel Nostradamus

フランスの占星術師であるノストラダムスの四行詩集を主体とした書物で、16世紀から未来にかけての内容が予言されているといわれており、 現在のノストラダムスの予言で用いられている文や詩はこの本の内容のものです。
ノストラダムスの暦書 アルマナ、アルマナック(Almanach)

フランスの占星術師であるノストラダムスにより1549年頃から1566年ごろまで毎年出版されていた、翌年を予言していたとされるカレンダー形式の暦です。
ノストラダムスの予言 Vaticinia Nostradami
正式タイトルは息子セザールに宛てた未来のキリストの代理者に関するミシェル・ノストラダムスの予言 (Vaticinia Michaelis Nostradami de Futuri Christi Vicarii ad Cesarem Filium)

13世紀から15世紀に作られたとされる書物で、ノストラダムスの手による未来のローマ教皇を予言したとされる80枚の水彩画がまとめられています。

内容は「全ての教皇に関する預言」の変種であるとされ、水彩画も「全ての教皇に関する預言」などの書物と同じデザインになっており、 実際ノストラダムスとは何も関係の無い書物とされています。
ル・パヴィヨン・レ・ロリ殿の予言集 16世紀のフランスの作家であるアントワーヌ・クイヤールによって1556年に出版された書物で、 前年に出版されていた「ミシェル・ノストラダムス師の予言集」をパロディとした預言書です。
をのこ草子 1730年頃に流行ったとされる預言書で、当時から250年後の様子を予言しているとされています。

内容は「250年後には西洋の影響も強くなり、空を飛んだり地面を潜る人も出てくるだろう。気象も操り死んだ人間を生き返らせることも可能であろう。 その頃には人の心も悪くなり、世の中も荒れている状態である。~(中略)~ そうして世の中が衰えてくると、地水火風空の大きな災害が起きて日本人の5割が死んでしまい、外国の軍隊が攻めてくるであろう。 その際には新たな救世主が現れ、人々は悔いを改め再び正しい世の中になるであろう。その間の苦しみは100年に及ぶであろう。」となっています。
野馬台詩 やばたいし、やまたいし

平安時代から室町時代にかけて流行ったとされる予言詩で、中国・梁の予言者である宝誌が作ったものとされています。
野馬台詩は漢詩の文章がバラバラの状態で書かれており、解読を行っていた遣唐使の吉備真備が困り果てて神に祈ったところ クモが落ちて漢詩の上を這いその後をたどったところ解読が出来たとされています。

内容は「日本の天皇の治世が百代で終わる」というものでした。
日月神示 ひつきしんじ、ひつくしんじ

画家、神典研究家、神道家である岡本天明に、日本神話に登場する神である国常立尊(国之常立神)が降りて記述したとされる文章で、 漢数字や記号や絵などで書かれてる全39巻(別に未公表13巻有り)の書物です。

日月神示の大部分は解読されたとされ、内容には予言書とも取れる未来の内容も含まれています。
馬前課 まぜんか

2世紀から3世紀の中国(後漢から蜀漢)の政治家・軍人であった諸葛亮(諸葛孔明)が書いたとされている預言書です。
推背図 すいはいず

唐初の天文学者・数学者である李淳風と袁天罡により書かれた預言書です。
焼餅歌 シャオピングー

14世紀の中国(元から明時代)の軍人・詩人・政治家であった劉基の作った予言詩をまとめた書物です。
 

 







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