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日本のナマズ(鯰)の種類一覧


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日本のナマズ(鯰)の種類一覧の概要

ナマズはナマズ目ナマズ科に属する魚で、日本を始め、中国、台湾、朝鮮半島、東南アジアの河川に生息しています。
また、ナマズの仲間は世界各地に生息しており、アメリカに生息するキャットフィッシュ(アメリカナマズ)、デンキナマズ、プレコ等が知られています。

ナマズは流れの緩やかな河川や湖沼の湖底や岸近くの岩陰や草陰に隠れて生活しています。
夜行性で、主に夜間に活動し、小魚、甲殻類、カエル、昆虫などを捕食しています。

ナマズは古くから食用に利用され、蒲焼、天ぷら、たたき等で食べられ、琵琶湖周辺や埼玉県吉川市では名物にもなっています。
 
 
 
 
 
 
 
日本のナマズ(鯰)の種類一覧
名称 説明
ナマズ 鯰(マナマズ)。
東アジア全域に生息しており、体長は最大で70cmほど。平らな頭部と長いヒゲが特徴。貪欲な食性で最近ではルアーフィッシングの対象魚としても人気がある。 古くから食材としても利用され、養殖も盛んです。。
イワトコナマズ 日本固有種のナマズで、琵琶湖、余呉湖とそれらに繋がる水系に生息しています。<br> 1961年に新種のナマズとして登録された。 岩礁地帯に生息しているため、イワトコ(岩床)ナマズと呼ばれている。岩礁地帯に生息しているため、食べたときに泥臭くなく美味とされています。
ビワコオオナマズ 日本固有種のナマズで、琵琶湖、淀川、瀬田川、宇治川の各水系に生息している。1961年に新種のナマズとして登録された。日本に生息するナマズの中ではもっとも最大で、120cmにもなることがある。
ギギ ナマズ目ギギ科の魚で、新潟県阿賀野川から九州東部に生息。
体長25cmで8本の髭があります。背びれなどを使いギーギーと低い音を出すことがあります。
食用としても利用されフライやテンプラなどで食べることがあります。
ネコギギ ナマズ目ギギ科の魚で、1957年に発見され当時はギギモドキと呼ばれていました。
日本固有種の魚で、岐阜県、愛知県、三重県の伊勢湾流入河川に生息しています。
生息数が非常に少なく、1977年に国の天然記念物に指定されました。
ギバチ ナマズ目ギギ科の魚。ギギュウ、ギンギョとも呼ばれている。
日本の固有種で神奈川県から富山県以北の日本各地に生息しています。
現在は生息数が減ってきており、絶滅が心配されています。
アリアケギバチ ナマズ目ギギ科の魚。日本の固有種で九州西部、長崎県壱岐などに生息している。
現在は生息数が減ってきており、絶滅が心配されています。
アカザ ナマズ目アカザ科の魚。アカネコ、アカナマズとも呼ばれている。
日本の固有種で、秋田県、宮城県以南の本州、四国、九州に生息しています。
体長は10cmほどで、現在は生息数が減ってきており、絶滅が心配されています。
ゴンズイ ナマズ目ゴンズイ科の魚で、海水で生息しています。体長は10~20cm。背鰭と胸鰭の第一棘条には毒が有り、刺されるとかなりの激痛に襲われます。
稚魚の群れは大きな団子状の群れで活動します。
ハマギギ ナマズ目ハマギギ科の魚。トウカイハマギギ、オオサカハマギギの亜種が居ると考えられています。
 

 




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