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アユ(鮎・香魚)の種類一覧


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アユ(鮎・香魚)の種類一覧の概要

アユはキュウリウオ目キュウリウオ科アユ属に分類されている魚で、孵化した幼魚は海に下り春過ぎに生まれた河川に遡上します。

アユの幼魚はプランクトンや小さな虫などを食べますが、成魚になると川底の石に付いた藻(ケイソウ等)を食べます。 なお、藻を食べる際に岩に出来た跡を「食み跡」と呼んでいます。

成長したアユは自分の縄張りを持ち、そこに入ってきた他のアユを攻撃する習性があり、これを利用した釣りに「アユの友釣り」があります。
 
 
 
 
 
 
 
アユ(鮎・香魚)の種類一覧
名称 説明
アユ(鮎、香魚) Plecoglossus altivelis altivelis
キュウリウオ目・アユ科の魚です。
日本全土や朝鮮半島、ベトナム北部までの東アジア一体に生息しています。
最大で30cmほどになります。
稚魚はプランクトンや生成昆虫などを捕食し、成魚になると岩に生えたコケなどを食べます。 このときに出来る、車の初心者マークの用な食べ後を「はみあと(食み跡)」と言い、鮎の生息している目安となります。 川で孵化した稚魚は海に下り、5~10cmぐらいになると再び川をさかのぼり産卵をします。
基本的には寿命は1年ですが、柿田川などの河川ではごく稀に越冬するアユも存在します。 鮎にはスイカやウリに似た独特の香りが有るため香魚などと表記されます。
鮎の成魚は縄張りを持つ為、その習性を利用した鮎の友釣りという釣り方があります。
リュウキュウアユ キュウリウオ目・アユ科の魚です。
P. altivelis ryukyuensis Nishida
鮎の亜種で、約100万年ほど前にアユから分かれた種類と考えられています。
沖縄本島と奄美諸島に生息していましたが、1980年頃に沖縄本島のリュウキュウアユは絶滅してしまいました。
現在は奄美大島の住用湾に注ぐ河川などに生息しています。
奄美諸島に生息しているリュウキュウアユも数が少ないため、絶滅が心配されています。 体長は10~15cm程とアユよりも小型で、沖縄に生息していた種と奄美諸島に生息していた種でも特徴に違う部分があったようです。
コアユ キュウリウオ目・アユ科の魚です。
Plecoglossus altivelis altivelis
琵琶湖に生息するアユです。
本来のアユと遺伝的に違いがあるようですが、正式に亜種としては認められていません。
コアユは琵琶湖からの河川には遡上せず、琵琶湖内で成長します。
また琵琶湖には通常のアユも生息しています。
中国大陸沿岸産アユ キュウリウオ目・アユ科の魚です。
Plecoglossus altivelis chinensis
日本に生息するアユと遺伝的に違いがあるようですが、正式に亜種としては認められていませんが、一部では亜種とされているようです。
朝鮮半島産アユ キュウリウオ目・アユ科の魚です。
日本に生息するアユと遺伝的に違いがあるようですが、正式に亜種としては認められていません。
 

 




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