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温泉の泉質の種類一覧


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温泉の泉質の種類一覧の概要

温泉の泉質は昭和23年7月10日法律125号により公布された「温泉法」により、定義が定められており、特定の18種類の物質が温泉1kgにどれだけ含まれているかにより分類されています。

また、温泉の成分をまとめたに「温泉分析書」があり、これも温泉法により温泉施設内に刑事が義務付けられています。
 
 
 
 
 
 
 
温泉の泉質の種類一覧
名称 説明
単純温泉 旧分類名は単純泉。
泉質名の一つで、温泉水1kgの中に溶存物質の含有量が1g未満しかないものを表します。 基本的に無色透明で無臭の温泉が多いです。
アルカリ性の単純温泉を、アルカリ性単純温泉と言います。
単純温泉の効能は、筋肉痛、関節痛、神経痛、冷え性、疲労回復、打撲などがあるとされています。
二酸化炭素泉 旧分類名は炭酸泉。
泉質名の一つで、温泉水1kgの中に炭酸を1g以上含んでいるものを表します。
二酸化炭素泉の効能は、心臓病、動脈硬化、高血圧、切り傷、火傷、打撲、関節痛、筋肉痛などがあるとされています。
炭酸水素塩泉 旧分類名は重曹泉 。
泉質名の一つで、温泉水1kgの中に含有成分が1g以上あり、そのうち重炭酸ソーダを340mg以上含んでいるものを表します。
炭酸水素塩泉の効能は、皮膚病、切り傷、火傷などがあるといわれています。
一般に美人の湯と呼ばれている温泉は、炭酸水素塩泉であることが多いです。
塩化物泉 旧分類名は食塩泉 。
泉質名の一つで、温泉水1kgの中に含有成分が1g以上あり、そのうち塩化物イオンを多く含んでいるものを表します。
塩化物泉の効能は、冷え性、リューマチ、筋肉痛、関節痛、皮膚病、切り傷、火傷、婦人病などが有るといわれています。
硫酸塩泉 旧分類名は硫酸塩泉。
泉質名の一つで、温泉水1kgの中に含有成分が1g以上あり、そのうち硫酸イオンを多く含んでいるものを表します。
硫酸塩泉の効能は、動脈硬化症、高血圧、皮膚病、切り傷、火傷などが有るといわれています。
含鉄泉 旧分類名は鉄泉と緑礬泉。
泉質名の一つで、温泉水1kgの中に鉄イオンを20mg以上含んでいるものを表します。
含鉄泉の効能は、腎臓病、胃腸、関節痛、皮膚炎、更年期障害、月経障害などが有るといわれています。
温泉のお湯は鉄の酸化のため赤や黄色や茶色をしているものが多いです。
含アルミニウム泉 旧分類名は含明礬・緑礬泉。
泉質名の一つで、温泉水1kgの中に含有成分が1g以上あり、そのうちアルミニウムイオンを多く含んでいるものを表します。
含アルミニウム泉の効能は、皮膚病、じんましん、水虫、リウマチなどが有ります。
含銅・鉄泉 旧分類名は含銅緑礬泉。
泉質名の一つで、温泉水1kgの中に銅を1mg以上を含んでいる鉄泉を表します。
含銅・鉄泉の効能は、高血圧症などがあります。
硫黄泉 泉質名の一つで、温泉水1kgの中に硫黄を2mg以上を含んでいるものを表します。
硫黄泉の効能は、婦人病、皮膚病、切り傷、火傷、動脈硬化、高血圧などがあります。
酸性泉 泉質名の一つで、温泉水1kgの中に水素イオンを1mg以上を含んでいるものを表します。
酸性泉の効能は、皮膚病、湿疹、水虫などがあります。
放射能泉 泉質名の一つで、温泉水1kgの中にラドンを3ナノキュリー以上を含んでいるものを表します。
酸性泉の効能は、皮膚病、通風、婦人病、動脈硬化症などがあります。 ラジウム泉とも呼ばれています。
 

 







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