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サイ(さい・犀)の種類一覧


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サイ(さい・犀)の種類一覧の概要

サイは奇蹄目サイ科の属する動物の総称で、種類によりアフリカ大陸、インド、ネパール、東南アジアに生息しています。

サイはゾウの次に大きな陸棲哺乳類で、体長は最大の種で4m、体重は3トン近くになります。

夜行性で主に草や葉を食べ、縄張りを持って行動しています。
 
 
 
 
 
 
 
サイ(さい・犀)の種類一覧
名称 説明
シロサイ 学名:Ceratotherium simum
シロサイ属のサイです。
体長は3~4m、体重はオスで2~3.6トン、メスは1.4~1.7トン。 主に草原の草や木の葉を食べて生活しています
シロサイには以下の亜種が存在します。
  • キタシロサイ:Ceratotherium simum cottoni
  • ミナミシロサイ:Ceratotherium simum simum
キタシロサイはウガンダ、コンゴ、スーダン、チャド、中央アフリカ共和国に生息し、 ミナミシロサイはアンゴラ、ジンバブエ、スワジランド、ナミビア、ボツワナ、南アフリカ共和国、モザンビークなどに生息しています。
クロサイ 学名:Diceros bicornis
クロサイ属のサイです。
体長は3~3.5m、体重は500kg~1400kg。 主にマメ科の樹木の葉や果実を食べています。
ケニア、タンザニアから、カメルーン、ナミビア、ジンバブエ、南アフリカなどに生息しています。
クロサイには以下の亜種が存在します。
  • ミナミチュウオウクロサイ:Diceros bicornis minor
  • セイナンクロサイ:Diceros bicornis bicornis
  • ヒガシクロサイ:Diceros bicornis michaeli
  • ニシクロサイ:Diceros bicornis longipes
ミナミチュウオウクロサイは亜種の中でも数が一番多く、タンザニア、ザンビア、ジンバブエ、モザンビーク、南アフリカなどに生息しています。
セイナンクロサイはナミビア、アンゴラ南部、ボツワナ西部、南アフリカ等に生息しており、乾燥地帯のサバンナに適応しています。
ヒガシクロサイは主にタンザニアに生息しています。
ニシクロサイは2005年に絶滅が宣言されてしまいました。
スマトラサイ 学名:Dicerorhinus sumatrensis
スマトラサイ属のサイです。
体長は2~3.2m、体重は800kg~1000kgでサイの中では最小の種類です。
インドネシアのスマトラ島、同じくボルネオ島、マレーシア、ミャンマー、カンボジア、ベトナム、ラオスに生息しているとされています。
主に熱帯雨林の河川や沼周辺で生活し、樹皮や木の葉、果実、タケノコなどを食べています。
斜面や崖を登ったり、泳ぐのが上手いという特徴が有ります。
ジャワサイ 学名:Rhinoceros sondaicus
インドサイ族のサイです。
体長約300cm、体重1500~2200kg。インドネシアのジャワ島、ベトナムに生息しています。
熱帯雨林の河川や沼地周辺に生息し、樹皮、木の葉、芽、果実等を食べています。
インドサイ 学名:Rhinoceros unicornis
インドサイ族のサイです。
体長300~420cm、体重1500~3500kg。インド北東部、ネパールに生息し、 草や木の枝、果実、水生植物、タケノコを食べて生活しています。
生息数が約2000頭と数が少なく、絶滅が心配されています。
 

 




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