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ジュゴン・マナティー・カイギュウ(海牛)の種類一覧


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ジュゴン・マナティー・カイギュウ(海牛)の種類一覧の概要

ジュゴンは哺乳綱カイギュウ目ジュゴン科ジュゴン属に属する哺乳類で、インド洋、西太平洋、紅海などに生息しています。

マナティーは哺乳綱カイギュウ目マナティー科マナティー属に属する哺乳類で、アフリカ大陸、南北アメリカ大陸、キューバ、ジャマイカ、ドミニカなどの沿岸に生息しています。
 
 
 
 
 
 
 
ジュゴン・マナティー・カイギュウ(海牛)の種類一覧
名称 説明
ジュゴン
儒艮
学名:Dugong dugon
ジュゴン科ジュゴン属の動物です。沖縄県や奄美諸島ではザンとも呼ばれています。
インド洋、紅海、南シナ海、オーストラリア北部沿岸に生息しています。また南西諸島近海にも少数ながら生息しています。
体長2~3.3m、体重230~500kg。
主にアマモ等の海草を食べますが場合によっては、ゴカイ、カニ、ホヤなども捕食することが有ります。
生息数は少なく、全世界でも10万頭程度とされています。 日本で生息するジュゴンは50頭程度とされ、絶滅危惧種と国の天然記念物に指定されています。
ステラーカイギュウ 学名:Hydrodamalis gigas
ジュゴン科ステラーカイギュウ属の動物です。 以前はベーリング海等に生息していましたが、1768年に絶滅しました。
体長は7~11m、体重は5~12トン。昆布などを食べていたとされています。
ステラーカイギュウは1741年に遭難したゲオルク・ヴィルヘルム・シュテラーによって発見報告されました。 その後人間の乱獲により僅か27年で絶滅しました。
アマゾンマナティー 学名:Trichechus inunguis
英語名:Amazonian manatee
カイギュウ目マナティー科マナティー属の動物です。
エクアドル、ガイアナ、コロンビア、ブラジル、ペルーのアマゾン川とエセキボ川水系の河川や湖沼に生息しています。 水温は25~30度、標高は200m以下の場所を好み生息しています。
体長250~300cm。体重350~500kg。
主に水面に浮かぶ水草を食べますが、水辺の陸生植物を食べることも有ります。
アメリカマナティー 学名:Trichechus manatus
カイギュウ目マナティー科マナティー属の動物です。
体長は最大で最大390cm。体重は最大で1500kgとマナティーの中でも最大の種類です。
主に水面に浮かぶ水草を食べますが、水辺の陸生植物を食べることも有ります。 アメリカマナティーには以下の亜種が居ます。
  • フロリダマナティー(学名:Trichechus manatus latirostris)
    アメリカ合衆国のフロリダ州、バハマに生息しています。フロリダマナティーは冬になると越冬の為、南方に移動する特性が有ります。
  • アンティルマナティー (学名:Trichechus manatus manatus)
    アメリカ合衆国のテキサス州南部、プエルトリコ、ガイアナ、キューバ、グアテマラ、コスタリカ、コロンビア、ジャマイカ、スリナム、ドミニカ共和国、トリニダード・トバゴ、ニカラグア、ハイチ、パナマ、ブラジル、ベネズエラ、ベリーズ、ホンジュラス、メキシコに生息しています。
アフリカマナティー 学名:Trichechus senegalensis
カイギュウ目マナティー科マナティー属の動物です。
アフリカのガンビア、リベリア、ギニア、ギニアビサウ、ギニア、シエラレオーネ、コートジボワール、 ガーナ、マリ、ナイジェリア、カメルーン、チャド、ガボン、コンゴなどに生息しています。
生息数が少なく絶滅が心配されています。
 

 




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