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アホウドリ(阿呆鳥・信天翁・あほうどり)の種類一覧


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アホウドリ(阿呆鳥・信天翁・あほうどり)の種類一覧の概要

アホウドリは鳥網ミズナギドリ目アホウドリ科に属する鳥の総称で、狭義ではキタアホウドリ属のみをアホウドリと呼びます。

アホウドリ科の鳥はインド洋南部、南大西洋、太平洋に生息し、体長は100cmから135cmで、翼を開くと300cmにもなります。

海洋に生息し、魚類、甲殻類、軟体動物等を食べています。
 
 
 
 
 
 
 
アホウドリ(阿呆鳥・信天翁・あほうどり)の種類一覧
名称 説明
アホウドリ
阿呆鳥
信天翁
学名:Diomedea albatrus
英語名:Short-tailed albatross
ミズナギドリ目アホウドリ科アホウドリ属の鳥です。
北太平洋の広い地域に生息し、夏季はベーリング海、アラスカ湾、アリューシャン列島周辺で生活し、 冬季になると繁殖のために南下し日本近海にやってきます。
体長は85~100cm、体重は3.3~7kg。
海洋に生息し、魚類や甲殻類、イカやタコなどの軟体生物、動物の死骸などを食べます。
現在生息数は非常にすくなく、鳥島(伊豆鳥島)に約1920羽、尖閣諸島南小島に約440羽の生息が確認されています。 なお、鳥島はアホウドリの生息地として特別天然記念物に指定されています。
アムステルダムアホウドリ 学名:Diomedea amsterdamensis
英語名:Amsterdam albatross
ミズナギドリ目アホウドリ科アホウドリ属の鳥です。
ワタリアホウドリの亜種とも考えられています。
フランスのアムステルダム島のみで生息している固有種です。
体長は105~122cm、魚類や軟体動物、甲殻類などを食べています。
標高500~600m地帯の湿地に巣を作ります。
現在は生息数が約70羽と大変少なく、絶滅が心配されています。
キバナアホウドリ 学名:Diomedea chlororhynchos
英語名:Yellow-nosed albatross
ミズナギドリ目アホウドリ科アホウドリ属の鳥です。
大西洋の島などに生息しています。
体長は約80cmで、魚類や甲殻類、イカなどを食べています。 クチバシの上部が黄色いのが特徴です。
生息数が5万5000羽~8万3000羽と考えられており、絶滅が心配されています。
ハイガシラアホウドリ 学名:Diomedea chrysostoma
英語名:Grey-headed albatross
ミズナギドリ目アホウドリ科アホウドリ属の鳥です。
ニュージーランドやチリなど南極周辺の地域に生息しています。
体長は約81cmで、魚類、甲殻類、オキアミ、死んだ魚や動物などの肉を食べています。
生息数は約25万羽で年々数が減っており絶滅が心配されています。





シロアホウドリ 学名:Diomedea epomophora
英語名:Royal albatross
ミズナギドリ目アホウドリ科アホウドリ属の鳥です。
ニュージーランドのキャンベル諸島やエンダービー島、オークランド島、アダムズ島などに生息しています。
体長は115~123cmで、体重は約8.5kg。魚類や甲殻類、イカなどを食べています。
生息数は28000~29500羽とされています。
ワタリアホウドリ 学名:Diomedea exulans
英語名:Wandering albatross
ミズナギドリ目アホウドリ科アホウドリ属の鳥です。
南半球に広く生息していますが、極まれに北半球にも迷い込んできます。
体長は約120cmで、翼開長は300cm以上にもなり、海鳥の種類では最大となります。
寿命は長く平均で30年、極まれに50年近く生きる個体も存在します。
生息数は約26000羽とされており、絶滅が心配されています。
ワタリアホウドリには以下の亜種が存在します。
  • Diomedea exulans exulans
    ワタリアホウドリの基本種。
  • Diomedea exulans gibsoni
    インド洋にあるフランス領クローゼー諸島とマリオン島に生息しています。
コアホウドリ 学名:Diomedea immutabilis
英語名:Laysan albatross
ミズナギドリ目アホウドリ科アホウドリ属の鳥です。
北太平洋に生息し夏季はベーリング海、アラスカ湾、アリューシャン列島周辺で生活し、 冬季はハワイ諸島やミッドウェー島に渡り繁殖します。 日本でも鳥島で繁殖します。
体長約80cm、体重1.8~3kg。海洋に生息し、魚類や甲殻類、軟体生物などを食べています。
生息数は約59万羽と考えられています。
ガラパゴスアホウドリ 学名:Diomedea irrorata
英語名:Waved albatross
ミズナギドリ目アホウドリ科アホウドリ属の鳥です。
ガラパゴス諸島に生息しています。
体長86~60cm。魚類やイカ、甲殻類などを食べています。
生息数は34700羽程度とされ、年々減少しているため絶滅が心配されています。
マユグロアホウドリ 学名:Diomedea melanophris
英語名:Black-browned albatross
ミズナギドリ目アホウドリ科アホウドリ属の鳥です。
チリやフォークランド諸島、サウスジョージア島など太平洋や大西洋の南部に生息しています。
体長は79~94cm。眉の部分が黒っぽくなっているため、マユグロアホウドリと呼ばれています。
魚類や甲殻類、軟体生物、死んだ動物や魚の肉を食べます。時折他の海鳥から獲物を奪うこともあります。
生息数は15万羽程度と考えられています。
クロアシアホウドリ 学名:Diomedea nigripes
英語名:Black-footed albatross
ミズナギドリ目アホウドリ科アホウドリ属の鳥です。
北太平洋に生息し夏季はベーリング海、アラスカ湾、アリューシャン列島周辺で生活し、 冬季はハワイ諸島やマーシャル諸島に渡り繁殖します。 日本では鳥島、聟島列島、尖閣諸島北小島で繁殖しています。
体長は68~74cm。体重は2.2~4.1kg。名前のとおり足が黒色をしているのが特徴です。
生息数は64500羽程度と考えられています。
ススイロアホウドリ 学名:Phoebetria fusca
英語名:Sooty albatross
ミズナギドリ目アホウドリ科ハイイロアホウドリ属の鳥です。
大西洋のゴフ島や、インド洋のプリンスエドワード島、マリオン島、クローゼー諸島などに生息しています。
魚類やイカ、甲殻類、死んだ魚などを食べています。
生息数は12500~15000羽程度とされており、年々減少しています。
ハイイロアホウドリ 学名:Phoebetria palpebrata
英語名:Light-mantled sooty albatross
ミズナギドリ目アホウドリ科ハイイロアホウドリ属の鳥です。
 

 




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