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赤潮(あかしお)の種類一覧


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赤潮(あかしお)の種類一覧の概要

赤潮はプランクトンの異常繁殖により、海や河川や湖沼が、赤、オレンジ、茶色などに変色する現象です。

赤潮は水の栄養が増えることが原因とされ、赤潮が発生すると水中の酸素の低下、魚類のエラにプランクトンや藻類がつまる事での窒息、藻類の毒素により生物が死ぬなどの影響が発生します。
 
 
 
 
 
 
 
赤潮(あかしお)の種類一覧
名称 説明
赤潮 プランクトンが大量に増殖することにより、河川や湖沼、海などの水が赤に変色する現象です。 赤以外にも、オレンジや、赤褐色、赤茶色になる場合があります。
原因は水中の栄養分が非常に多くなりプランクトンが大量発生するためといわれており、赤潮の原因のプランクトンは 珪藻、ラフィド藻、渦鞭毛藻、繊毛虫などがあります。
赤潮が発生すると水中の酸素をプランクトンが大量に消費される、魚介類の鰓などの呼吸器官にプランクトンが詰まる、 藻類が発生させる毒素による影響などで、魚介類に多大な影響を及ぼします。
白潮 赤潮の一種とされ、海水などの水中の色が乳白色になります。
原因は珪藻などのプランクトンが大量発生しその後死滅した際に乳白色になるからと言われています。
緑潮 赤潮の一種とされ、海水などの水中の色緑色になります。
原因は水中の富栄養化などが原因でアオサなどの海藻や海草が大量発生するからだといわれています。
アオコ(青粉) 水中の富栄養化などが原因で浮遊性の藻類が大量発生し、水面などが抹茶のような緑色になります。
アオコの原因となる生物には緑藻(クロレラ、イカダモ、クラミドモナス)、藍藻(ミクロキスティス、アナベナ、アナベノプシス)、ミドリムシなどがあります。
アオコが発生すると、水面からの光が水中に届かず植物が光合成できない、アオコの原因の生物が大量の酸素を消費し魚貝類などの水中の生物が酸欠となる、 藻類が発生する毒素による水中の生物への影響などの被害が発生します。
水の華 藻類が海などに大量に発生し、水面が緑や青などに変色する状態です。
原因となる藻類は淡水の場合、緑藻、浮遊性の藻類、ユーグレナ藻で、 海水の場合は珪藻や渦鞭毛藻などとされています。
青潮 赤潮などにより大量発生したプランクトンが死滅後海中に沈殿しプランクトンにより分解されます。 プランクトンの死骸を分解するバクテリアが活動すると水中の酸素を大量に消費し、 その結果水中に酸素の量が極端に少ない部分「貧酸素水塊(ひんさんそすいかい)」というものが発生します。 貧酸素水塊には海底の泥などから溶け出した硫化水素が含まれており、 その硫化水素が海面近くの海水と混じると、酸素と化学反応を起こし硫黄に変化し、硫黄が発生することにより水面が青やエメラルドグリーンまたは青白くなります。

青潮が発生すると硫黄独特の玉子の腐ったような臭いがします。
 

 




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