シマウマ(縞馬・しまうま)の種類一覧

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シマウマ(縞馬・しまうま)の種類一覧の概要

シマウマは哺乳綱ウマ目ウマ科ウマ属に属するウマのうち、白黒の模様を持っている種類の総称で、アフリカの草原やサバンナ地帯に生息しています。

シマウマの縞模様は遠くから見た場合草原の草や藪に紛れて判別しにくくなったり、群れでいる場合は他のシマウマとの模様が混じり固体を判別しにくくなる等の意味があります。

シマウマは他のウマに比べ気性が荒く人間にも懐き難いため、家畜化されることはほぼありません。

シマウマ(縞馬・しまうま)の種類一覧
名称	説明
グレビーシマウマ	学名：Equus grevyi 英語名：Grevy's zebra グレービーシマウマとも呼ばれています。ウマ目ウマ科ウマ属グレビーシマウマ亜属の動物です。エチオピア、ケニアのサバンナや半砂漠地帯に生息しています。以前はジブチ、スーダン、ソマリアにも生息していましたが、絶滅しました。体長240～300cm、体重は350～450kg。シマウマを含め野生のウマの中でも最も大型となる種類です。草食で低木の果実、根、葉、樹皮、蕾などを食べています。また、数日水を飲まなくても生きていくことができます。現在は生息数が数千頭程度と少なく、絶滅が心配されています。
サバンナシマウマ	学名： Equus quagga 英語名：ウマ目ウマ科ウマ属シマウマ亜属の動物です。南アフリカ、アンゴラ、エチオピアなどに生息しています。からだの全身に白と黒の縞模様があります。サバンナシマウマにはいくつかの亜種が存在します。
クアッガ（クアッハ）	学名：Equus quagga quagga 英語名：Quagga ウマ目ウマ科ウマ属シマウマ亜属の動物で、サバンナシマウマの亜種とされています。南アフリカに生息していましたが、乱獲などにより1880年代に絶滅しています。体長は約135cmで、体の前半には縞があり、体の後部あ茶色の体毛で覆われています。
バーチェルサバンナシマウマ	学名：Equus quagga burchellii 英語名：Burchell's Zebra ウマ目ウマ科ウマ属シマウマ亜属の動物で、サバンナシマウマの亜種とされています。ナミビアのエトーシャ塩湖周辺に生息しています。以前はナミビア、ボツワナ、スワジランド、南アフリカにも生息していました。以前に生息数が非常に少なくなり、絶滅したと考えられていました。体長約2.5m。体には白と黒の縞模様があります。
グラントシマウマ	学名：Equus quagga boehmi 英語名：Grant's Zebra ウマ目ウマ科ウマ属シマウマ亜属の動物で、サバンナシマウマの亜種とされています。ザンビア、コンゴ、タンザニア、ケニア、エチオピアに生息しています。以前はルアンダ、ソマリア、スーダンにも生息していました。シマウマの種類の中では小さい種類で、全身に白と黒の縞模様があります。
セロウスシマウマ	学名：Equus quagga borensis 英語名：Selous' zebra ウマ目ウマ科ウマ属シマウマ亜属の動物で、サバンナシマウマの亜種とされています。モザンビークの一部に生息しています。体重は約300Kgで、全身に白と黒の縞模様があります。
チャプマンシマウマ	学名：Equus quagga chapmani 英語名：Chapman's Zebra チャップマンシマウマとも呼ばれています。ウマ目ウマ科ウマ属シマウマ亜属の動物で、サバンナシマウマの亜種とされています。ナミビア、アンゴラ、エチオピアなどのアフリカ南部や東部に生息しています。体重は約310kg。全身に白と黒の縞模様があります。
クロウシェイズシマウマ	学名：Equus quagga crawshayi 英語名：Crawshay's Zebra ウマ目ウマ科ウマ属シマウマ亜属の動物で、サバンナシマウマの亜種とされています。ザンビア、マラウイの一部、モザンビークの一部に生息しています。体重は約310kg。全身に白と黒の縞模様があります。
ヤマシマウマ	学名：Equus zebra（Equus zebra zebra) 英語名：Cape Mountain Zebra ケープヤマシマウマとも呼ばれています。ウマ目ウマ科ウマ属シマウマ亜属の動物です。南アフリカに生息しています。体長220～235cm。以前はヤマシマウマの亜種（基本種）とされていました。生息数が数百頭程度と少なく、絶滅が心配されています。
ハートマンヤマシマウマ	学名：Equus hartmannae（Equus zebra hartmannae) 英語名：Hartmann's Mountain Zebra ウマ目ウマ科ウマ属シマウマ亜属の動物です。アンゴラ、ナミビア、南アフリカ共和国に生息しています。体長は約260cm。以前はヤマシマウマの亜種とされていました。