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ヒョウ(豹・ひょう)の種類一覧


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ヒョウ(豹・ひょう)の種類一覧の概要

ヒョウは哺乳綱食肉目ネコ科ヒョウ属に属する哺乳類で、アフリカ大陸、アラビア半島、ユーラシア大陸にかけて広い地域のサバンナ、熱帯雨林、砂漠などに生息しています。

体長は130cmから190cmで、通常は淡黄褐色に黒い斑点の入った模様をしていますが、全身が真っ黒の黒ヒョウも存在します。

食性は動物食で、哺乳類、鳥類、爬虫類、魚類、昆虫などを食べ、場合によっては人間に飼育されている家畜やペットを襲うこともあります。

木登りが得意で、捕らえた獲物を他の肉食動物に取られないように木の上に運ぶこともあります。
 
 
 
 
 
 
 
ヒョウ(豹・ひょう)の種類一覧
名称 説明
スリランカヒョウ 学名:Panthera pardus kotiya
英語名:Sri Lankan leopard
セイロンヒョウとも呼ばれています。
ネコ族ネコ科ネコ目の動物です。
スリランカのジャングル、熱帯雨林、山間部の森林などに生息しています。
体重はオスで55~75kg、メスで30kg。
シカ、イノシシ、サルなどの哺乳類、鳥類、爬虫類を捕食しています。
密漁や生息地の環境破壊などで年々生息数が減っており、絶滅が心配されています。
シナイヒョウ 学名:Panthera pardus jarvini
英語名:Sinai leopard
ネコ族ネコ科ネコ目の動物です。
エジプトのシナイ半島に生息しています。
ジャワヒョウ 学名:Panthera pardus melas
英語名:Javan leopard
ネコ族ネコ科ネコ目の動物です。
インドネシアのジャワ島に生息しています。
ジャワヒョウには体毛が真っ黒の個体も存在し、一般的にクロヒョウ(黒豹)と呼ばれています。
シカ、カニクイザル、イノシシなどを捕食し、時折家畜なども襲うため現地では問題となっています。
生息数は数百頭と少なく絶滅が心配されています。
アラビアヒョウ 学名:Panthera pardus nimr
英語名:South Arabian leopard
ネコ族ネコ科ネコ目の動物です。
イスラエル、サウジアラビア、イエメン、オマーン、アラブ首長国連邦の山岳地帯に生息してます。
体重はオスで約30kg、メスで約20kgと他のヒョウに比べて小柄な種類です。
ガゼル、ハイラックス、ウサギ、ヤマアラシ、鳥類、両生類を捕食しています。また時折動物の死骸も食べることもあります。
野生の生息数は200頭以下とされており、絶滅が心配されています。
チョウセンヒョウ 学名:Panthera pardus orientalis、Panthera pardus amurensis
英語名:Amur leopard
アムールヒョウ、シベリアヒョウとも呼ばれています。
ネコ族ネコ科ネコ目の動物です。
ロシア南東部、中国東北部、朝鮮半島に生息していす。現在はロシアの南東部のごく一部の森林のみ生息しているとされています。
体重はオスで60~75kg、メスで32~48kg。
シカ、アナグマ、ウサギ、鳥類、鳥類の卵などを捕食しています。
身体能力が高く瞬間的に時速60km近い速度で走ったり、水平方向に6m、垂直方向に3m近く飛ぶことができるといわれています。
現在は生息数が非常に少なく、野生の個体で30頭余りといわれており、絶滅が心配されています。
バーバリーヒョウ 学名:Panthera pardus panthera
英語名:Barbary leopard
ネコ族ネコ科ネコ目の動物です。
モロッコ、アルジェリア、エジプトなどのアトラス山脈周辺に生息しています。
サルやカモシカを捕食しています。
生息数が少なく絶滅が心配されています。
エジプトヒョウ 学名:Panthera pardus pardus
英語名:North African leopard
ネコ族ネコ科ネコ目の動物です。
モロッコなどのアフリカ北部の草原、サバンナ、森林、山岳地帯に生息しています。
体重はオスで最大91kg、メスで35~40kg。
主にイボイノシシ、ジャッカル、ウサギ、シマウマなどの哺乳類や鳥類を捕食し、場合によっては大型動物の死骸などを食べています。





アナトリアヒョウ 学名:Panthera pardus tulliana
英語名:Anatlian leopard
ネコ族ネコ科ネコ目の動物で、ペルシャヒョウに近い種類とされています。
トルコの山間部や森林に生息しています。
ノロジカ、カモシカ、ヤギ、イノシシ、ウサギ、ライチョウなどを捕食しています。
近年は目撃例がほとんどなく絶滅が心配されています。
ペルシャヒョウ 学名:Panthera pardus saxicolor
英語名:Persian leopard
イランヒョウとも呼ばれています。
ネコ族ネコ科ネコ目の動物です。
イラン、トルクメニスタン、ウズベキスタン、タジキスタン、アフガニスタン、アルメニア、アゼルバイジャン、グルジアに生息しています。
以前はロシアにも生息していましたが絶滅しており、2009年にロシアのプーチン首長が2匹のオスを移入しました。
体長は150~180cm。体重は70~100kg。
ヒツジ、イノシシ、シカなどの哺乳類を捕食しています。
生息数は少なく絶滅が心配されています。
インドヒョウ 学名:Panthera pardus fusca
英語名:Indian Leopard
ネコ族ネコ科ネコ目の動物です。
インド、ブータンの一部、バングラディシュの一部、パキスタンの一部、中国南部に生息しています。
カシミールヒョウ 学名:Panthera pardus millardi
英語名:
ネコ族ネコ科ネコ目の動物です。
インド北部のカシミール地方に生息しています。
ネパールヒョウ 学名:Panthera pardus pernigra
英語名:
ネコ族ネコ科ネコ目の動物です。
インドとネパールの国境付近、カシミールの一部に生息しています。
標高2000m近い高地でも生息しているとされています。また生息数は不明ですが非常に少ないとされ絶滅が心配されています。
キタシナヒョウ 学名:Panthera pardus japonensis
英語名:North Chinese leopard
ネコ族ネコ科ネコ目の動物です。
中国北東部、朝鮮半島に生息しています。
体長はオスで約50kg、メスで約32kg。
シカ、ヤギ、イノシシなどの哺乳類や、鳥類などを捕食しています。
数年前の生息数は約2500頭で年々生息数が減少しており、絶滅が心配されています。
インドシナヒョウ 学名:Panthera pardus delacouri
英語名:Indo-Chinese leopard
ネコ族ネコ科ネコ目の動物です。
ミャンマー、タイ、マレーシア、ラオス、カンボジア、ベトナム、中国、朝鮮半島に生息しています。
密猟や生息場所の環境破壊などから生息数が年々減少しています。
バルチスタンヒョウ 学名:Panthera pardus sindica
英語名:Baluchistan leopard
ネコ族ネコ科ネコ目の動物です。
イラン、パキスタン、アフガニスタンに生息しています。
コーカサスヒョウ 学名:Panthera pardus ciscaucasica
英語名:
ネコ族ネコ科ネコ目の動物です。
グルジア、アルメニア、アゼルバイジャンに生息しています。
シカやイノシシを捕食しています。
密猟などにより生息数が少なく、絶滅が心配されています。
ザンジバルヒョウ 学名:Panthera pardus adersi
英語名:Zanzibar leopard
ネコ族ネコ科ネコ目の動物です。
タンザニアのザンジバル諸島に生息していました。
現在は絶滅したとされていますが、1990年代まで目撃例があったようです。
 

 




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