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赤外線の種類一覧


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赤外線の種類一覧の概要

赤外線とは可視光線の赤色よりも波長が長く、電波より波長の短い電磁波です。

赤外線は放射されることで対象物に熱を与えることが出来るため各種暖房器具に利用されたり、センサー、赤外線通信、静脈認証などに利用されています。
 
 
 
 
 
 
 
赤外線の種類一覧
名称 説明
近赤外線 波長がおおよそ0.7~2.5μmの範囲内の電磁波で、可視光線の赤色に近い波長となっています。

光通信で光ファイバを通す用途や、暗視装置、赤外線カメラ、赤外線通信、家電のリモコンなどに利用されています。
中赤外線 波長がおおよそ2.5~4μm(天文学では10μm程度まで)の範囲内の電磁波で、近赤外線の一部とされる場合も有ります。 また、一般的に赤外線というとこの中赤外線をさすことが殆どです。

中赤外線は化学物質などの分光分析に使われます。
遠赤外線 波長がおおよそ4~1000μmの範囲内の電磁波で、電波に近い状態となっています。

遠赤外線は物体からは必ず放射されており(黒体・完全放射体・黒体放射)、高い温度の物体になるほど強い赤外線を放射しています。
また、遠赤外線は水分子などの電気極性を持っている分子に運動エネルギーを与えるため、その運動で分子同士が衝突して熱を与えることができます。

遠赤外線を利用した製品には調理器具や暖房器具などがあります。
 

 







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