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音速・超音速の種類一覧


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音速・超音速の種類一覧の概要

音速とは物質を音が伝わる早さのことで、分子量が小さい物ほどは無く伝播し、ヘリウムなどは空気中よりも3倍早く伝播するため、 ヘリウムを吸い込んで声を出すと高い音に聞こえます。

また、速度の単位として「マッハ」(便宜上の速度は時速1225km)が有りますが、気温や気圧により実際の速度は変化します。
 
 
 
 
 
 
 
音速・超音速の種類一覧
名称 説明
亜音速 サブソニック (subsonic speed)
マッハ0.75(時速約918km)以下の速度で、音速に届かない範囲の速度です。
亜音速の気流を「亜音速流」といいます。

プロペラ機などは亜音速の範囲の速度を飛行します。
遷音速 トランソニック (transonic speed)
マッハ0.75(時速約918km)~マッハ1.25(時速約1530km)の範囲の速度です。
遷音速の気流を「遷音速流」といいます。

主にジェット機が遷音速の範囲の速度を飛行し、音速(時速約1224km)に達するとソニックブームと呼ばれる衝撃波が発生します。
超音速 スーパーソニック (supersonic speed)
マッハ1.2(時速約1468.8km)~マッハ5.0(時速約6120km)の範囲の速度です。
超音速の気流を「超音速流」といいます。

高性能のジェット戦闘機やスーパークルーズと呼ばれる超音速巡航の最高速が超音速の範囲の速度になり、常に音速を超えている状態になります。
超音速巡航が行える戦闘機には、F-22(ラプター)・YF-23・MiG-25(フォックスバット)・MiG-31(フォックスハウンド) ・MiG-35(スーパーファルクラム・ファルクラムF)・PAK FA・1.44(MiG-1.44・フラットパック)・Su-35・ユーロファイタータイフーン・ラファールなど、 爆撃機にはTSR-2・XB-70(ヴァルキリー)など、偵察機にはSR-71(ブラックバード)、旅客機にはコンコルド・Tu-144(チャージャー)などがあります。

この速度域になると飛行機などの素材は空気との摩擦により、衝撃や熱を持つようになります。
極超音速 ハイパーソニック (hypersonic speed)
マッハ5.0(時速約6120km)の以上の速度です。なお性格にマッハ5.0以上と定められているわけでは有りません。
超音速の気流を「超音速流」といいます。

スペースシャトルの大気圏再突入時の速度がマッハ20近くの極超音速に達し、 この速度に達すると大気との圧力で1500度以上に発熱しプラズマなどが発生します。
 

 




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