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蓄膿症・副鼻腔炎の種類一覧


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蓄膿症・副鼻腔炎の種類一覧の概要

蓄膿症とは、体内の体壁と消化管や内臓の間に膿が溜まる症状で、本来は胸腔、髄膜、関節、子宮、虫垂などで発生しますが、 一般的には慢性化した副鼻腔炎を「蓄膿症」と呼んでおり、このページでも副鼻腔炎としての「蓄膿症」を紹介しています。
 
 
 
 
 
 
 
蓄膿症・副鼻腔炎の種類一覧
名称 説明
急性副鼻腔炎 風邪をひいた際にその細菌が副鼻腔に入り急性の炎症を起こし、副鼻腔に膿がたまってしまう症状です。

主にインフルエンザ菌、肺炎球菌、ブドウ球菌などにより引き起こされ、鼻の痛みや鼻汁(びじゅう)や膿が出ます。 場合によっては炎症が目や脳にまで及ぶことがあります。
慢性副鼻腔炎 急性副鼻腔炎が直らずに慢性化した状態の副鼻腔炎を言います。
急性副鼻腔炎により腫れた粘膜により、副鼻腔にたまった膿が排泄されにくくなるために発生します。

慢性副鼻腔炎になると鼻茸(はなたけ)とよばれる粘膜の腫瘤(ポリープ)ができたり、気管支喘息を伴ったりすることがあります。
好酸球性副鼻腔炎 白血球の一種である好酸球により炎症を起こした状態の副鼻腔炎を言います。
好酸球性副鼻腔炎には鼻茸が多くできる、喘息の合併がある、味覚障害が発生する、難治性であるなどの特徴があります。
小児副鼻腔炎 小児に発生する副鼻腔炎で、アレルギー性鼻炎を合併する場合が多いといわれています。
小児に副鼻腔炎が発生することはまれで、通常は投薬により直ります。
気圧性副鼻腔炎 飛行機や電車などに乗った際や、水泳や潜水を行った際に起こる急激な気圧の変化によって副鼻腔に炎症を起こし膿がたまる症状です。
副鼻腔真菌症 カビの一種の真菌により副鼻腔に炎症が起こる症状で、通常は片側の鼻のみに発生します。

原因となる真菌にはアスペルギルス、カンジダ、ムコールなどが有り、糖尿病などを患っているとかかりやすくなるとも言われています。

副鼻腔真菌症は場合により副鼻腔の骨を破壊するなどの症状が現れる場合があります。
 

 




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