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ジェット気流の種類一覧
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ジェット気流の種類一覧の概要
ジェット気流とは対流圏(地上から上空約11km付近の大気層)の上層部分にある、偏西風の強い流れです。
ジェット気流は、長さは数千km、厚さは数km、幅は100kmで、蛇行しながら地球を西から東に向かって吹いています。
通常は風速30m毎秒程度ですが、場合によっては風速100m毎秒にもなることがあります。
ジェット気流は、長さは数千km、厚さは数km、幅は100kmで、蛇行しながら地球を西から東に向かって吹いています。
通常は風速30m毎秒程度ですが、場合によっては風速100m毎秒にもなることがあります。
名称 | 説明 |
---|---|
寒帯ジェット気流 |
寒帯前線の近くで形成され、中緯度付近の地域で発生し、
250~300hpa付近の層で流れています。 主に冬季に発生することが多く、夏季は約20~30m/s、冬季は約50m/sの速度で流れています。 |
亜熱帯ジェット気流 |
亜熱帯地方で形成され、北緯30度付近を流れています。 200hpa付近の層で流れており、主に冬季に発生することが多く、夏季は約20~40m/s、冬季は約50m/sの速度で流れています。 |
極夜ジェット気流 |
成層圏の冬半球の60度付近で発生するジェット気流で、西側から流れてきます。 主に北極よりも南極でのほうが勢力が強いとされています。 |
偏東風ジェット気流 |
赤道偏東風ジェット気流で、対流圏付近に発生します。 主に夏場の東南アジアや、アフリカのギニア湾岸でも流れています。 |
下層ジェット気流 |
対流圏の下層部の700~900hPa付近に発生する小規模なジェット気流です。 気温が高く水蒸気を多く含んでいるため、下層ジェット気流周辺では大雨が降ることが多いです。 日本では梅雨前線の南側、アフリカ東部からアラビア海にかけても発生します。またソマリア付近でも発生するため「ソマリジェット」とも呼ばれています。 |
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