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牧草の種類の一覧
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牧草の種類の一覧の概要
牧草とは、家畜飼育時の餌に利用される草の総称です。
現在は家畜以外にもウサギなどのペット飼育用にも利用されています。
主な牧草にはイネ科の植物やマメ科の植物が利用されています。
現在は家畜以外にもウサギなどのペット飼育用にも利用されています。
主な牧草にはイネ科の植物やマメ科の植物が利用されています。
名称 | 説明 |
---|---|
イタリアンライグラス |
学名:Lolium multiflorum Lam. 日本名:ネズミムギ イネ科ドクムギ属の植物で、ヨーロッパを原産として、北アメリカ、南アメリカ、アフリカ、オセアニアなどに分布しています。 日本でも牧草として明治時代に移入され北海道から九州の牧場などで利用されていますが、 日本在来種への影響が懸念されているため、現在では外来生物法により要注意外来生物に指定されています。 |
オーチャードグラス |
学名:Dactylis glomerata 日本名:カモガヤ(鴨茅)。 イネ科カモガヤ属の植物で、キヌイトソウ(絹糸草)とも呼ばれています。 ユーラシア大陸原産で、日本には明治時代にアメリカ東北部から牧草として利用するため北海道に移入されましたが、 日本在来種への影響が懸念されているため、現在では外来生物法により要注意外来生物に指定されています。 オーチャードグラスには「Dactylis glomerata. subsp. glomerata」「Dactylis glomerata. subsp. hackelii」 「Dactylis glomerata. subsp. hispanica」「Dactylis glomerata. subsp. lobata」の4種類の亜種が存在します。 |
トールフェスク |
学名:Festuca arundinacea 日本名:オニウシノケグサ イネ科ウシノケグサ属の植物で、ヨーロッパを原産地としてアメリカ大陸、オセアニア、アジア、アフリカと広い範囲に分布しています。 日本には1905年頃から導入され、1960年から1970年代にはケンタッキー31(Kentucky31)として牧草や法面用に大々的に導入されました。 日本在来種への影響が懸念されているため、現在では外来生物法により要注意外来生物に指定されています。 |
ケンタッキーブルーグラス |
学名:Poa pratensis ナガハグサとも呼ばれています。 アメリカ原産の芝の一種で、牧草の他、野球場やゴルフ場の芝生にも利用されています。 |
チモシー |
学名:Phleum pratense 日本名:オオアワガエリ イネ科アワガエリ属の植物で、チモシーグラスとも呼ばれています。 日本には明治初期にアメリカから牧草用として移入されました。牧草以外にもウサギの餌としても利用されています。 |
ペレニアルライグラス |
学名:Lolium perenne 日本名:ホソムギ イネ科ドクムギ属の植物で、日本へは明治初期に牧草用として移入されました。 日本在来種への影響が懸念されているため、現在では外来生物法により要注意外来生物に指定されています。 |
スーダングラス |
学名:Sorghum × drummondi アフリカのスーダン原産の植物で、後にアメリカに移入され牧草用に品種改良されました。 |
ローズグラスアフリカヒゲシバ |
学名:Choris gayana Kunth ローズグラス、ローズソウ等とも呼ばれています。 イネ科オヒゲシバ属の植物で、南アフリカ原産とされセシル・ローズなる人物が 牧草として利用を始めたことから「ローズグラス」とも呼ばれています。 日本では沖縄に分布しています。 |
ギニアグラス |
学名:Panicum maximum 日本名:ギニアキビ 背丈が150cm以上にもなる大型の植物で、刈り取って乾燥させて牛などの餌に利用します。 |
モロコシ |
学名:Sorghum bicolor 日本名:モロコシ(蜀黍、唐黍) 日本国外では「ソルガム」と呼ばれ、中国では「コーリャン(高粱)」と呼ばれています。 イネ科モロコシ属の植物で、牧草以外にも人間の食物としても栽培されています。 |
アルファルファ |
学名:Medicago sativa 日本名:ムラサキウマゴヤシ アルファルファ、ルーサンとも呼ばれています。 マメ科ウマゴヤシ属の植物で、中央アジア原産とされています。 日本には明治時代に牧草用として移入され、1980年代には健康食品の素材としても流行しました。 |
クローバー(ムラサキツメクサ、シロツメクサ) |
マメ目マメ科シャジクソウ属の植物の総称で、クローバーの種類には
「シャジクソウ」、「シロツメクサ(オランダレンゲ、オランダウマゴヤシ)」、「アカツメクサ(ムラサキツメクサ、レッドクローバー、アカクローバー)」、
「コメツブツメクサ(キバナツメクサ、コゴメツメクサ)」、「クスダマツメクサ(ホップツメクサ)」
「ベニバナツメクサ(クリムソンクローバー)」、「フウセンツメクサ」、「ウナダレツメクサ」、
「タチオランダゲンゲ」、「シャグマハギ」、カトレアクローバー」等があります。 クローバーは牧草以外にも、蜂蜜の材料用の植物としても利用されています。 |
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カラードギニアグラス |
学名:Panicum coloratum イネ科キビ属の植物で、クレイングラスとも呼ばれています。 牧草の他ウサギの餌などにも利用されています。 |
サツマイモ | ナス目ヒルガオ科サツマイモ属の植物で、通常は芋として人間の食用に利用されていますが、 飼料用として茎葉の成長に特化して品種改良されたサツマイモもあります。 |
クリーピングベントグラス |
学名:Agrostis.stolonifera イネ科ヌカボ属の植物で飼料用の牧草として利用されます。 |
スムーズブロムグラス |
学名:Bromus intermis イネ科の植物で飼料用の牧草として利用されます。 |
センチピードグラス |
学名:Eremochloa ophiuroides 日本名:ムカデシバ、チャボウシノシッペイ イネ科ムカデシバ属の植物で、飼料用の牧草以外にも法面の緑化などに利用されています。 |
ダリスグラス |
学名:Paspalum dilatatum 日本名:シマスズメノヒエ イネ科スズメノヒエ属の植物で南米原産とされ、日本には牧草用としれ移入されました。 |
ハイブリッドライグラス |
学名:Lolium hybridum 日本名:ネズミホソムギ イタリアンライグラスとペレニアルライグラス(ネズミムギとホソムギ)を掛け合わせて作られた植物で、 牧草等に利用されています。 |
バヒアグラス |
学名:Paspalum notatum 日本名:アメリカスズメノヒエ イネ科スズメノヒエ属の植物で、南アメリカ原産とされています。 牧草としての利用の他、法面の緑化用としても利用されています。 |
ベルベットベントグラス |
学名:Agrostis canina 飼料用の牧草の他、ゴルフ場などで利用される芝(ベント芝)としても利用されています。 |
メドウフェスク |
学名:Festuca pratensis 耐寒性に優れている植物で、北海道などで牧草として利用されています。 |
レンゲ |
学名:Astragalus sinicus 日本名:レンゲソウ(蓮華草)、レンゲ(蓮華) ゲンゲ(紫雲英、翹揺)とも呼ばれています。 マメ科ゲンゲ属の植物で、飼料用の牧草の他、蜂蜜用の蜜源植物、畑の緑肥としても利用されています。 |
飼料イネ |
イネを飼料用に品種改良したもので、茎や葉以外にも米部分も飼料とすることができるため、
他の飼料よりも高い栄養価を持っています。 このような本来種子を得る為の植物を種子ごと飼料として利用する方法をホールクロップサイレージと呼びます。 |
ムギ |
ムギを飼料用に品種改良したもので、大麦やえん麦などが利用されています。 飼料用のムギには、青葉のうちに刈り取るものや、ムギの実がついてから茎ごと利用するもの、ムギの実のみを圧ぺん麦(皮つき・皮むき)として利用する場合があります。 |
シバ |
シバ属のシバを飼料用として利用する事があります。 飼料に利用されるシバもゴルフ場や野球場で利用されるのと同じものから、飼料用に品種改良されたものまで幅広く利用されます。 |
トウモロコシ | トウモロコシも飼料として利用され、実の成る前に青刈りして茎や葉を利用したり、トウモロコシの実のみを利用する場合があります。 |
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