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配合飼料・濃厚飼料の種類の一覧
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配合飼料・濃厚飼料の種類の一覧の概要
配合飼料とは家畜飼育時の餌で、色々な原材料を加工したり配合したりして作られます。
配合飼料の材料には穀類、糟糠類、植物性の油かす、動物性粉末、ミネラル分などがあります。
配合飼料の材料には穀類、糟糠類、植物性の油かす、動物性粉末、ミネラル分などがあります。
名称 | 説明 |
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トウモロコシ |
牛、豚、鶏などの家畜の飼料に利用さて、粉砕して細かくしたものや、圧ぺんに加工したものが利用されます。 配合飼料の大多数はトウモロコシを使用しています。 |
コーリャン |
マイロ、グレインロルガム、モロコシなどと呼ばれます。 トウモロコシに似た植物で、トウモロコシの代用飼料としても利用されます。 トウモロコシよりも実の粒は小さいですが、粉砕したり圧ぺんしたりして飼料となります。 |
大麦 | 繊維質やたんぱく質を多く含むため肉牛や豚肉の飼料として、粉砕や圧ぺんして利用されます。 |
小麦 | 大麦同様に小麦も飼料として利用されますが、小麦自体をそのまま飼料にすることはまれで、 小麦から食品を生成した際の残りかすを飼料にすることがほとんどです。 |
飼料米 | 家畜の餌用に特化した飼料米で、海外のトウモロコシの高騰などから、日本国内での生産が注目されています。 |
キャッサバ |
タピオカの材料にもなり、飼料用には乾燥させ粉砕しペレット状に加工したものを利用します。 キャッサバは主に肉豚用の飼料として利用されています。 |
ふすま | 小麦を生産する際に出た小麦の実の外皮部分で、繊維質やビタミンE、ビタミンB群が豊富です。 |
米ぬか |
お米を精米した際に出る胚芽部分と外皮部分で、脂肪分が多いのが特徴です。 また、脂肪部分を除去した脱脂ぬかも飼料として利用されます。 |
コーングルテンフィード | トウモロコシからコーンスターチを作る際に残るトウモロコシの外皮部分に、コーンスチープリカー(トウモロコシの液) を混ぜて乾燥させた飼料です。 |
トウモロコシジスチラーズグレインソリュブル |
(DDGS : Distillers Dried Grains with. Solubles) トウモロコシからバイオエタノール(バイオマスエタノール)を生成した際に残る、 蒸留粕で、乾燥させて粉砕し飼料として利用します。 トウモロコシよりもたんぱく質や粗脂肪を多く含んでいる特長があります。 |
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大豆油の粕 |
大豆油を作った際の残ったかすを乾燥させた飼料です。 たんぱく質が多く、牛、豚、鶏など様々な家畜の飼料に利用されます。 |
なたね油の粕 | なたね油を作った際の残ったかすを乾燥させた飼料です。 |
ビール粕 |
ビールを作った際の残った粕を利用した飼料です。
アミノ酸やビタミン類が多く消化しやすいのが特徴です。 ビール粕には生ビール粕の「モルトフィード」、脱水ビール粕の「モルトレージ」、乾燥させたビール粕の「モルティー」の種類があります。 |
しょうゆ粕 | しょうゆを作った際の残った粕を利用した飼料です。 |
豆腐粕(おから) |
豆腐を作った際の残った粕を利用した飼料です。 比較的水分が多いのと消化しやすいのが特徴です。 |
ビートパルプ | てんさいから砂糖を精製した粕を乾燥させてペレット状に加工した飼料です。 |
綿 | 綿の実から綿毛を取り除いた粕で、食物繊維多く含みます。 |
ヘイキューブ | 乾燥させたアルファルファをブロック状にしたもので、牛の飼料として利用されます。 |
パプリカ | パプリカから取り出した赤色色素を他の飼料に混ぜたもので、卵の黄身の色を良くする為に鶏の飼料として利用されます。 |
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トマト粕 | トマトジュースなどのトマト製品作成時に残ったトマトの皮などを加工し、牛用の飼料に利用しています。 |
茶殻 | お茶を抽出した後に残った茶殻を飼料に利用する事がありますが、タンニンやカフェインが多く含まれることから、 それらの害に注意をすることが必要となります。 |
焼酎粕 |
焼酎を生成した残り粕を飼料として利用する事があります。 使用時には他の飼料と混ぜて使うことが多いようです。 |
脱脂粉乳 |
牛乳から乳脂肪分を除去し乾燥して粉末状にしたもので、たんぱく質、ビタミン、ミネラルを多く含んでいます。 消化が良いため、子牛や子豚などの餌に利用されます。 |
炭酸カルシウム | カルシウムを含む石灰石などを細かくしたもので、卵の殻を良くするために採卵用の鶏の餌に利用されます。 |
リン酸カルシウム | リン鉱石などを細かくしたのもで、リンやカルシウムなどのミネラルを多く含む飼料として利用されます。 |
肉骨粉 |
牛、豚、鶏などから食用となる肉部分を取り除いた、骨・脊髄・血・内臓・脳などを加熱乾燥して細かく砕いた飼料です。 狂牛病(牛海綿状脳症)の原因とされる異常プリオンが含まれる可能性があるため、 日本では2001年10月に法律で肉骨粉を飼料や肥料として製造販売することが禁止となりました。 |
鶏糞 | 鶏の糞を醗酵し乾燥させ飼料としたもので、アメリカの肉牛などには鶏糞を与える場合があります。 |
魚粉 |
魚を乾燥させて粉砕し粉状にしたもので、飼料以外にも肥料や食品として利用されています。 飼料用の魚粉は脂分を取り除いており、たんぱく質、ミネラル、アミノ酸、ビタミンを多く含んでいます。 |
食品粕・食品屑 | パンや菓子を作った際の屑や、生麺所での残り屑、スーパーやコンビニエンスストアで賞味期限切れ等で廃棄された食品を加工し 飼料に利用されます。 |
飼料の形状 | |
マッシュ飼料 | 飼料の原料を粉砕したものに他の粉状の原料や液体原料を混ぜて作られた飼料です。 |
ペレット飼料 | 飼料をペレット状に成型した形状の飼料です。 |
クランブル飼料 | ペレット飼料を荒く砕いた形状の飼料です。 |
エキスパンダー飼料 |
蒸気により高い圧力で押し出すことにより作られる飼料で、粗い粒状になっています。 ペレット飼料よりも消化しやすい特徴があります。 |
フレーク飼料 | トウモロコシや大豆などの穀類の飼料をフレーク状にした飼料です。 |
キューブ飼料 | 乾燥した植物などの飼料をキューブ状に固めた形状の飼料です。 |
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