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合成着色料・人口着色料の種類の一覧


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合成着色料・人口着色料の種類の一覧の概要

合成着色料とは人間により科学的に合成された色素で、主に食品や化粧品の色をつけるために利用されています。

合成着色料には食用タール色素(コールタールを原料とした物)と、それ以外の着色料に分類され、食用に利用される物は「食品衛生法」で指定されています。

また、一部の合成着色料には発癌性やアレルギーを引き起こす物も含まれ、過去には使用禁止や自主規制されたものもあります。
 
 
 
 
 
 
 
合成着色料・人口着色料の種類の一覧
名称 説明
赤色合成着色料
赤色1号 以前は日本でも食品添加物として利用されていましたが、発がん性などの危険から使用禁止となりました。
赤色2号 アマランス(Amaranth)とも呼ばれる食用タール色素の合成着色料で、赤褐色色をしています。

日本では食品添加物としての使用が許可されていますが、アメリカやヨーロッパの一部の国では 発癌性や蕁麻疹、妊娠率の低下などの危険が指摘されているため食品への使用が禁止されています。
赤色3号 エリスロシン(Erythrosine)とも呼ばれる食用タール色素の合成着色料で、赤褐色色をしています。

日本では食品添加物として使用が許可されていますが、アメリカやドイツやポーランド等の国では食品への使用が禁止されています。
赤色4号 以前は日本でも食品添加物として利用されていましたが、発がん性などの危険から使用禁止となりました。
赤色5号 以前は日本でも食品添加物として利用されていましたが、発がん性などの危険から使用禁止となりました。
赤色40号 アルラレッドAC(Allura Red AC)とも呼ばれる食用タール色素の合成着色料で、赤褐色色をしています。

日本では食品添加物として使用が許可されていますが、イギリスでは注意欠陥・多動性障害(ADHD)の子供に影響が出る可能性があるとして、 自主回収を求めました。
赤色102号 ニューコクシン(New Coccine, Ponceau 4R)とも呼ばれる食用タール色素の合成着色料で、赤色をしています。

日本では食品添加物としての利用が許可されていますが、アメリカやカナダやベルギーでは食品への使用が禁止されています。
また、イギリスでは注意欠陥・多動性障害(ADHD)の子供に影響が出る可能性があるとして、 自主回収を求めました。
赤色104号 フロキシン(Phloxine)とも呼ばれる食用タール色素の合成着色料で、桃色の着色に利用されます。

日本では食品添加物や工業製品の着色料に利用されています。
赤色105号 ローズベンガル (rose bengal) とも呼ばれる食用タール色素の合成着色料で、食品着色用として食品添加物の指定を受けています。
赤色106号 アシッドレッド(Acid red)とも呼ばれる食用タール色素の合成着色料で、 食品着色用として食品添加物の指定を受けています。

なお、食品添加物に利用されるのは日本だけとなっています。
赤色201号 リソールルビンB(Lithol Rubine B)とも呼ばれるタール色素の合成着色料で、 発癌性の危険があるため食品には利用されず、化粧品などの 工業製品の着色用に利用されています。
赤色202号 リソールルビンBCA(Lithol Rubine BCA)とも呼ばれるタール色素の合成着色料で、 発癌性の危険があるため食品には利用されず、化粧品などの 工業製品の着色用に利用されています。





赤色203号 レーキレッドC(Lake Red C)とも呼ばれるタール色素の合成着色料で、化粧品などの 工業製品の着色用に利用されています。
赤色204号 レーキレッドCBA(Lake Red CBA)とも呼ばれるタール色素の合成着色料で、日本では化粧品などの 工業製品の着色用に利用されていますが、アメリカなどの国では発癌性の危険から化粧品への利用も禁止されています。
赤色205号 リソールレッド(Lithol Red)とも呼ばれるタール色素の合成着色料で、 日本では化粧品などの工業製品の着色用に利用されています
赤色206号 リソールレッドCS(Lithol Red CA)とも呼ばれるタール色素の合成着色料で、 日本では化粧品などの工業製品の着色用に利用されています
赤色207号 リソールレッドBA(Lithol Red BA)とも呼ばれるタール色素の合成着色料で、 日本では化粧品や医薬品などの工業製品の着色用に利用されています
赤色208号 リソールレッドSR(Lithol Red SR)とも呼ばれるタール色素の合成着色料で、 日本では化粧品や医薬品などの工業製品の着色用に利用されています
赤色213号 ローダミンB(Rhodamine B)とも呼ばれる合成着色料で、 日本では化粧品などの工業製品の着色用に利用されていますが、 アメリカなどの国では化粧品への利用も禁止されています。

また、口腔内に入るとアレルギーなどを引き起こす場合もあります。
赤色214号 ローダミン B アセテート(Rhodamine B Acetate)とも呼ばれる合成着色料で、 日本では化粧品などの工業製品の着色用に利用されています。
赤色215号 ローダミン B ステアレート(Rhodamine B Stearate)とも呼ばれる合成着色料で、 日本では化粧品などの工業製品の着色用に利用されています。

なお、口腔内に入るとアレルギーなどを引き起こす場合もあります。
赤色218号 テトラクロルテトラブロムフルオレセイン(Tetrachlorotetrabromofluorescein)とも呼ばれる合成着色料で、 日本では化粧品などの工業製品の着色用に利用されています。
赤色219号 ブリリアントレーキレッドR(Brilliant Lake Red R)とも呼ばれる合成着色料で、 日本では化粧品などの工業製品の着色用に利用されています。

また、黒皮症の原因となる事が知られています。
赤色220号 ディープマルーン(Deep Maroon)とも呼ばれる合成着色料で、 日本では化粧品などの工業製品の着色用に利用されています。
赤色221号 トルイジンレッド(Toluidine Red)とも呼ばれる合成着色料で、 日本では化粧品などの工業製品の着色用に利用されています。
赤色223号 テトラブロムフルオレセイン(Tetrabromofluorescein)とも呼ばれる合成着色料で、 日本では化粧品などの工業製品の着色用に利用されています。
赤色225号 スダンⅢ(SudanⅢ)とも呼ばれる合成着色料で、 日本では化粧品などの工業製品の着色用に利用されています。

赤色225号が含まれた化粧品などを使うことによって、人によってはアレルギーの症状が出る場合があります。
赤色226号 ヘリンドンピンクCN(Helindone Pink CN)とも呼ばれる合成着色料で、 日本では化粧品などの工業製品の着色用に利用されています。
赤色227号 ファーストアシッドマゲンタ(Fast Acid Magenta)とも呼ばれる合成着色料で、 日本では化粧品などの工業製品の着色用に利用されています。
赤色228号 パーマトンレッド(Permaton Red)とも呼ばれる合成着色料で、 日本では化粧品などの工業製品の着色用に利用されています。
赤色230号-1 エオシンYS(Eosine YS)とも呼ばれる合成着色料で、 日本では化粧品などの工業製品の着色用に利用されています。
赤色230号-2 エオシンYSK(Eosine YSK)とも呼ばれる合成着色料で、 日本では化粧品などの工業製品の着色用に利用されています。
赤色231号 フロキシンBK(Phloxine BK)とも呼ばれる合成着色料で、 日本では化粧品などの工業製品の着色用に利用されています。
赤色232号 ローズベンガルK(Rose Bengal K)とも呼ばれる合成着色料で、 日本では化粧品などの工業製品の着色用に利用されています。
赤色401号 ビオラミンR(Violamine R)とも呼ばれる合成着色料で、 日本では化粧品などの工業製品の着色用に利用されています。
赤色404号 ブリリアントファストスカーレット(Brilliant Fast Scarlet)とも呼ばれる合成着色料で、 日本では化粧品などの工業製品の着色用に利用されています。
赤色405号 パーマネントレッドF5R(Parmanent Red F5R)とも呼ばれる合成着色料で、 日本では化粧品などの工業製品の着色用に利用されています。
赤色501号 薬用スカーレット(Scarlet Red N.F.)とも呼ばれる合成着色料で、 日本では化粧品などの工業製品の着色用に利用されています。
赤色502号 ポンソー3R(Ponceau 3R)とも呼ばれる合成着色料で、 日本では化粧品などの工業製品の着色用に利用されています。
赤色503号 ポンソーR(Ponceau R)とも呼ばれる合成着色料で、 日本では化粧品などの工業製品の着色用に利用されています。
赤色504号 ポンソーSX(Ponceau SX)とも呼ばれる合成着色料で、 日本では化粧品などの工業製品の着色用に利用されています。
赤色505号 オイルレッドXO(Oil Red XO)とも呼ばれる合成着色料で、 日本では化粧品などの工業製品の着色用に利用されています。
赤色506号 ファストレッドS(Fast Red S)とも呼ばれる合成着色料で、 日本では化粧品などの工業製品の着色用に利用されています。
黄色合成着色料
黄色4号 タートラジン(Tartrazine)とも呼ばれる食用タール色素で、食品の着色用として食品添加物として認可されています。

日本では食品添加物として使用が許可されていますが、イギリスでは注意欠陥・多動性障害(ADHD)の子供に影響が出る可能性があるとして、 自主回収を求めました。
黄色5号 サンセットイエローFCF(Sunset Yellow FCF)とも呼ばれる食用タール色素で、食品の着色用として食品添加物として認可されています。

発癌性や毒性も認識されておらず、アメリカ合衆国でも食品添加物として認可されています。
黄色201号 フルオレセイン(Fluorescein)とも呼ばれるタール色素で、化粧品の着色料や、顕微鏡観察用、色素レーザーの媒体、 法医学や血清学での血痕探索用など様々な分野で用いられています。
黄色202号 ウラニン(Uranine)とも呼ばれるタール色素で、化粧品の着色料などに利用されています。
黄色203号 キノリンエローWS(Quinoline Yellow WS)とも呼ばれるタール色素で、化粧品の着色料などに利用されています。
黄色204号 キノリンエローSS(Quinoline Yellow SS)とも呼ばれるタール色素で、化粧品の着色料などに利用されています。
黄色205号 ベンチジンエローG(Benzidine Yellow G)とも呼ばれるタール色素で、化粧品の着色料などに利用されています。
黄色401号 ハンサエロー(Hanza Yellow)とも呼ばれるタール色素で、化粧品の着色料などに利用されています。
黄色402号 ポーラエロー5G(Polar Yellow 5G)とも呼ばれるタール色素で、化粧品の着色料などに利用されています。
黄色403号 ナフトールエローS(Naphthol Yellow S)とも呼ばれるタール色素で、化粧品の着色料などに利用されています。
黄色404号 エローAB(Yellow AB)とも呼ばれるタール色素で、化粧品の着色料などに利用されています。
黄色405号 エローOB(Yellow OB)とも呼ばれるタール色素で、化粧品の着色料などに利用されています。
黄色406号 メタニルエロー(Metanil Yellow)とも呼ばれるタール色素で、化粧品の着色料などに利用されています。
黄色407号 ファストライトエロー3G(Fast Light Yellow 3G)とも呼ばれるタール色素で、化粧品の着色料などに利用されています。
橙色合成着色料
橙色201号 ジブロムフルオレセイン(Dibromofluorescein)とも呼ばれるタール色素で、 化粧品などの着色用に利用されています。

なお、紫外線の影響で肌を痛めたり刺激を与えたりすることがあります。
橙色203号 パーマネントオレンジ(Permanent Orange)とも呼ばれるタール色素で、 化粧品などの着色用に利用されています。

なお、人によってはアレルギーの症状を引き起こす場合もあります。
橙色204号 ベンチジンオレンジG(Benzidine Orange G)とも呼ばれるタール色素で、 化粧品などの着色用に利用されています。
橙色205号 オレンジⅡ(Orange Ⅱ)とも呼ばれるタール色素で、 化粧品などの着色用に利用されています。
橙色206号 ジョードフルオレセイン(Diiodofluorescein)とも呼ばれるタール色素で、 化粧品などの着色用に利用されています。
橙色207号 エリスロシン黄NA(Erythrosine Yellowish NA)とも呼ばれるタール色素で、 化粧品などの着色用に利用されています。
橙色401号 ハンサオレンジ(Hanza Orange)とも呼ばれるタール色素で、 化粧品などの着色用に利用されています。

なお、人によってはアレルギーの症状を引き起こす場合もあります。
橙色402号 オレンジ1(Orange 1)とも呼ばれるタール色素で、 化粧品などの着色用に利用されています。
橙色403号 オレンジSS(Orange SS1)とも呼ばれるタール色素で、 化粧品などの着色用に利用されています。
緑色合成着色料
緑色3号 ファストグリーンFCF(Fast Green FCF)とも呼ばれる食用タール色素で、 飲料水や菓子などに利用されています。
緑色201号 アリザリンシアニングリーンF(Alizarine Cyanine Green F)とも呼ばれるタール色素で、 化粧品などに利用されています。
緑色202号 キニザリングリーンSS(Quinizarine Green SS)とも呼ばれるタール色素で、 化粧品などに利用されています。
緑色204号 ピラニンコンク(Pyranine Conc)とも呼ばれるタール色素で、 化粧品などに利用されています。
緑色205号 ライトグリーンSF黄(Light Green SF Yellowish)とも呼ばれるタール色素で、 化粧品などに利用されています。
緑色401号 ナフトールグリーンB(Naphthol Green B)とも呼ばれるタール色素で、 化粧品などに利用されています。
緑色402号 ギネアグリーンB(Guinea Green Bとも呼ばれるタール色素で、 化粧品などに利用されています。
青色合成着色料
青色1号 ブリリアントブルーFCF (Brilliant Blue FCF) とも呼ばれる食用タール色素で、 日本では食品着色用の食品添加物として指定されています。

日本やアメリカや殆どのヨーロッパの国では食品添加物として利用されていますが、 ベルギー、フランス、ドイツ、スウェーデン、オーストリアでは食品への使用が禁止されています。
青色2号 インジゴカルミン(Indigo carmine)とも呼ばれる食用タール色素で、 日本では食品着色用の食品添加物として指定されています。

また、医薬品として内視鏡の検査用の着色料としても利用されています。
青色201号 インジゴ(Indigo)とも呼ばれるタール色素で、化粧品や医薬品の着色用に利用されています。
青色202号 パテントブルーNA(Patent Blue NA)とも呼ばれるタール色素で、化粧品や医薬品の着色用に利用されています。
青色203号 パテントブルーCA(Patent Blue CA)とも呼ばれるタール色素で、化粧品の着色用に利用されています。
青色204号 カルバンスレンブルー(Carbanthrene Blue)とも呼ばれるタール色素で、化粧品の着色用に利用されています。
青色205号 アルファズリンFG(Alphazurine FG)とも呼ばれるタール色素で、化粧品の着色用に利用されています。
青色403号 スダンブルーB(Sudan Blue B)とも呼ばれるタール色素で、化粧品や医薬品の着色用に利用されています。
青色404号 フタロシヤニンブルー(Phthalocyanine Blue)とも呼ばれるタール色素で、化粧品や医薬品の着色用に利用されています。
褐色合成着色料
褐色201号 レゾルシンブラウン(Resorcin Brown)とも呼ばれている合成着色料で、 化粧品などの着色に使用されています。
紫色合成着色料
紫色201号 アリズリンパープルSS(Alizurine Purple SS)とも呼ばれている合成着色料で、 化粧品や毛染め剤などの着色に使用されています。
紫色401号 アリズロールパープル(Alizurol Purple)とも呼ばれている合成着色料で、 化粧品や毛染め剤などの着色に使用されています。
黒色合成着色料
黒色401号 ナフトールブルーブラック(Naphthol Blue Black)とも呼ばれている合成着色料で、 発癌性の疑いが高く、アメリカでは使用禁止で、EUなどのヨーロッパ各国では洗い流す製品以外は使用禁止となっています。

日本では化粧品や毛染め剤に利用されています。
 

 




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