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原人・原始人・猿人の種類一覧
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2015/9/12 ホモ・ナレディを追加
原人・原始人・猿人の種類一覧の概要
原始人とは猿人や原人など初期の人類を指す言葉で明確な定義はありません。
猿人とは約600万年前から130万年前にかけてアフリカなどで生息していた初期の人類で、二足歩行をして原始的な石器や道具を使っていたとされています。
原人とはホモ属に属している化石人類の総称で、通常はホモ属の中から旧人で有るとされている種をのぞきます。
猿人とは約600万年前から130万年前にかけてアフリカなどで生息していた初期の人類で、二足歩行をして原始的な石器や道具を使っていたとされています。
原人とはホモ属に属している化石人類の総称で、通常はホモ属の中から旧人で有るとされている種をのぞきます。
名称 | 説明 |
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原人の種類一覧 | |
ホモ・エレクトス |
ホモ・エレクトス(Homo erectus)は、更新世(約258万年前から約1万年前まで)に存在していたヒト科の原人です。 以前はピテカントロプス・エレクトス(Pithecanthropus erectus)に分類されていました。 ホモ・エレクトスは1891年にジャワ島でジャワ原人の化石を発見しピテカントロプス・エレクトスと命名、 1948年には南アフリカのスワートクランズでホモ・エレクトスの化石が発見されました。 ホモ・エレクトスはホモ・エレクトゥスとも表記されます。 |
ホモ・エレクトス・エレクトス ジャワ原人 |
ホモ・エレクトス・エレクトス(Homo erectus erectus)は、人類学者であるウジェーヌ・デュボワにより1891年に、
ジャワ島のトリニールで発見された原人で「ジャワ原人」とも呼ばれています。 現在はホモ・エレクトスの亜種とされています。 |
ホモ・エレクトス・ペキネンシス 北京原人 |
ホモ・エレクトス・ペキネンシス(Homo erectus pekinensis)は、中華人民共和国北京市房山県周口店竜骨山で発見された原人で、
「北京原人」とも呼ばれています。 ホモ・エレクトス・ペキネンシスが発見された遺跡からは、石器や炉の跡が見つかっていることから、石器や火を用いていたと考えられています。 現在はホモ・エレクトスの亜種とされています。 |
ホモ・エレクトス・マウリタニクス | |
ホモ・アンテセッサー |
ホモ・アンテセッサー(Homo antecessor)は、1994年にスペインのアタプエルカにあるグラン・ドリナ遺跡で発見された原人です。 ホモ・アンテセッサーの化石はグラン・ドリナ遺跡のみでしか発見されておらず、現在も調査が続いています。 ホモ・アンテセッサーは、ホモ・アンテセッソールとも表記されます。 |
ホモ・エルガスター |
ホモ・エルガスター(Homo ergaster)は、更新世の時代に東アフリカに生息していた原人です。 ホモ・エルガスターの有名な全身骨格には1980年にケニアのトゥルカナ湖で発見されたトゥルカナ・ボーイ(Turkana Boy)が有ります。 ホモ・エルガスターはホモ・エルガステルとも表記されます。 |
ホモ・ハイデルベルゲンシス ハイデルベルク人 |
ホモ・ハイデルベルゲンシス(Homo heidelbergensis)は、1907年にドイツのハイデルベルク近郊のマウエル村で発見されました。 ホモ・ハイデルベルゲンシスは身長180cm、体重は約100kgと大柄で、石器なども使用していました。 ホモ・ハイデルベルゲンシスはハイデルベルグ人とも呼ばれています。 |
ホモ・ハビリス |
ホモ・ハビリス(Homo habilis)は、古人類学者のルイス・リーキーにより1964年にタンザニアのオルドヴァイで発見されました。 生息していた時期は約230万年前から140万年前と、現在発見されているヒト属の中では最も初期の種族となっています。 身長は約130cmと小柄で、長い腕を持っていました。 |
ホモ・フローレシエンシス |
ホモ・フローレシエンシス(Homo floresiensis)は、2003年にインドネシアのフローレンス島で発見された原人です。 身長は1m程度ですが、火や石器などを使っていたと考えられています。 |
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ホモ・ローデシエンシス |
ホモ・ローデシエンシス(Homo rhodesiensis)は、約30万年前から12万5千年前に生息していたと考えられている原人で、
アフリカの各地で化石が発見されています。 ホモ・ハイデルベルゲンシスとほぼ同じ種類のため、ホモ・ハイデルベルゲンシスに含まれる場合も有ります。 |
ホモ・ケプラネンシス | ホモ・ケプラネンシス(Homo cepranensis)は1994年にイタリアのフロジノーネ県で化石が発見された原人で、 約35万年前から50万年前に生息していたと考えられています。 |
ホモ・ゲオルギクス ドマニシ原人 |
ホモ・ゲオルギクス(Homo georgicus)は1999年から2001年にグルジアのドゥマニシで発見された原人で、
ドマニシ原人とも呼ばれています。 ホモ・ゲオルギクスは約180万年前から近代にかけて生息していたとされています。 |
ホモ・ネアンデルターレンシス ネアンデルタール人 |
ホモ・ネアンデルターレンシス(Homo neanderthalensis)は、約20万年前から2万数千年前までの間に、
ヨーロッパから中央アジアにかけて生息していたとされる原人です。 ホモ・ネアンデルターレンシスは、石器や火を使用し、遺体の埋葬も行っていました。 ホモ・ネアンデルターレンシスはネアンデルタール人とも呼ばれています。 |
ホモ・ナレディ |
ホモ・ナレディ(Homo naledi)は、2015年9月10日に発表された新種とされるホモ属です。 ホモ・ナレディの化石はヨハネスブルク北西およそ50キロにあるライジング・スター洞窟で発見され、 アウストラロピテクス属からヒト属へ進化を遂げている最中と考えられる特徴を持っています。 |
デニソワ人 |
デニソワ人とは、約4万1千年ほど前に、ロシア・アルタイ地方のデニソワに生息していたとされる
化石人類(現在では絶滅しており人骨が化石化して発見されている過去の人類)です。 ネアンデルタール人と比較的近い種類の原人とされています。 |
明石原人 |
1931年(昭和6年)4月18日に兵庫県明石市の西八木海岸で発見された古い人骨で、
日本に古くから居住していたとされる原人の物とされていました。 しかし、骨自体は空襲により消失。石膏模型は東京大学に残っていますが、どの時代に生息した人類なのかは判明していません。 |
猿人の種類一覧 | |
サヘラントロプス属 |
サヘラントロプス属(Sahelanthropus) は、アフリカ中央部に約700万年から600万年前にかけて生息していた猿人です。 サヘラントロプス属にはサヘラントロプス・チャデンシス (Sahelanthropus tchadensis) 1種のみが属しています。 |
オロリン属 |
オロリン属(Orrorin)は、ケニアの森林などで約610万年から580万年前に生息していた猿人です。 サヘラントロプス属にはオロリン・トゥゲネンシス(Orrorin tugenensis ) 1種のみが属しています。 |
アルディピテクス属 |
アルディピテクス属(Ardipithecus)は、エチオピアに約580万年前から440万年前にかけて生息していた原人です。 アルディピテクス属には以下の2種が属しています。
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アウストラロピテクス属 |
アウストラロピテクス属 (Australopithecus) は、アフリカで約400万年前から200万年前にかけて生息していました。 アウストラロピテクス属には以下の6種類が属しています。
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パラントロプス属 |
パラントロプス属 (Paranthropus) は、アフリカ東部とアフリカ南部に約200万年前から120万年前にかけて生息していました。 パラントロプス属には以下の3種が属しています。
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ケニアントロプス属 |
ケニアントロプス属(Kenyanthropus)は、約350万年前から、320万年前にかけて生息していた原人で、
ケニアのトゥルカナ湖で発見されました。 ケニアントロプス属にはケニアントロプス・プラティオプス(Kenyanthropus platyops)のみ1種が属しています。 |
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