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日本の油田の種類一覧


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日本の油田の種類一覧の概要

油田とは、地下に石油を埋蔵している地域や、石油を産出している地域を指します。

油田は世界各地に4万箇所以上有り、主な油田は中東のサウジアラビアや、クウェート、イラン、イラク、アラブ首長国連邦、アジアでは中国、インドネシア、そのほかの地域にはロシア、カザフスタン、ノルウェー、アメリカ合衆国などがあります。
日本では秋田県や新潟県にあります。
 
 
 
 
 
 
 
日本の油田の種類一覧
名称 説明
勇払油ガス田 北海道苫小牧市にある油田・ガス田です。
1989年に発見され、1996年に生産が開始されました。石油資源開発株式会社が管理しています。
名前のとおり原油とガスを生産しており、1日の生産量は原油が約619キロリットル、ガスが892,000立方メートルとされています。
ガスは周辺地域の都市ガスとして、原油は電力会社などに供給されています。
茨戸油田 北海道札幌市北区にかつて存在した油田です。
石油資源開発株式会社によって昭和33年ごろから生産が始まり、昭和45年にガスの生産が中止、昭和46年に石油の生産が中止となりました。
石狩油田 北海道石狩氏に過去に存在した油田です。
江戸時代頃から原油が採取されていたとされ、明治36年頃から本格的に開発されました。
昭和4年には年間1万キロリットルを生産していましたが、資源の枯渇から昭和35年に閉山しました。
長万部油田 北海道長万部町にある油田です。
申川油田 秋田県男鹿市にある油田です。
1958年に発見され同年に生産が開始されました。
さまざまな掘削などで、100本以上の坑井が掘られています。
1日の生産量は約85キロリットルとされています。
八橋油田 秋田県秋田市八橋にある油田です。
国際石油開発帝石が管理しており、最盛期の昭和30年頃は年間30万キロリットルを生産していましたが、現在は年間約15800キロリットル、1日の生産量は約43キロリットルとされています。
現在までに40本以上の坑井が掘られており、現在も数年に一度試掘井が掘られているようです。
生産開始からの石油の総生産量は国内で最も多いとされています。
旭川油田 秋田県秋田市濁川にある油田です。
油田開発者の千蒲善五郎が明治9年(1876年)から明治30年(1897年)にかけて採掘を行った油田を、新日本石油が新たに開発しました。
最盛期の昭和4年には年間18,600キロリットルを生産しましたが、近年では年間約1,200キロリットルまで落ち込んでいます。
桂根油田 秋田県秋田市下浜桂根に有った油田です。
大正8年に日本石油により開発が行われ、昭和38年まで稼動していました。
最盛期の大正12年頃は年間11,000キロリットル生産していました。
羽川油田 秋田県秋田市下浜羽川に有った油田です。
大正8年に宝田石油により開発が行われ、昭和41年まで稼動していました。
最盛期の大正12年頃は年間10,800キロリットル生産していました。
黒川油田 秋田県昭和町にある油田です。
大正2年に日本石油が開発し、最盛期には年間15万キロリットルを産出する油田となりました。
現在は産出量は減っていますが稼動しています。
土崎沖油田 秋田県秋田市の沖合いにある、昭和34年に石油資源開発が発見した日本発の海底油田です。
上浜油田 秋田県にかつて存在した油田です。
院内油田 秋田県にかほ市にかつて存在した油田です。
1922年に大日本石油鉱業が発見し翌年から生産を開始しました。
1945年には年間11万3千キロリットルを生産しましたが、1995年に閉山となりました。





二ツ井油田 秋田県にかつて存在した油田です。
大日本帝国油田が開発していました。
濁川油田 秋田県にかつて存在した油田です。
古くから手掘りで原油を採取していたと言われています。
桂坂油田 秋田県にかつて存在した油田です。
1995年に廃止されました。
小滝油田 秋田県にかつて存在した油田です。
新屋油田 秋田県にかつて存在した油田です。
豊川油田 秋田県潟上市にある油田です。
明治15年から調査が行われ、大正2年に生産が開始されました。
掘られた坑の数は718本もあったとされています。
橋本油田 秋田県にある油田です。
福川油田 秋田県にある油田です。
南長岡油田 新潟県小千谷市にある油田で、天然ガスも出るため南長岡ガス田とも呼ばれています。 またすぐ近くにある片貝ガス田とあわせて、南長岡・片貝ガス田とも呼ばれます。
昭和54年に帝国石油が発見した油田です。
現在は年間約17万4千キロリットルを産出しています。
片貝油田 新潟県小千谷市にある油田で、天然ガスも出るため片貝ガス田とも呼ばれています。 またすぐ近くにある南長岡油田とあわせて、南長岡・片貝ガス田とも呼ばれます。
昭和35年に石油資源開発が発見し開発しました。
現在は年間約3万1千キロリットルを産出しており、ガスの埋蔵量は日本国内で最大規模といわれています。
岩船沖油ガス田 新潟県胎内市の沖合い約4kmに位置する海上油田兼ガス田です。
昭和58年に発見され、平成2年に生産が開始されました。
現在は石油資源開発、日本海洋石油資源開発、三菱ガス化学、出光オイルアンドガス開発の四社で開発されており、 原油を一日に450キロリットル、天然ガスを44万立方メートル生産しています。
東新潟油ガス田 新潟県新潟市北区にある油田兼ガス田です。
昭和34年に発見され生産が開始されました。現在は三菱ガス化学と石油資源開発で生産されています。
原油を一日に250キロリットル、天然ガスを64万立方メートル生産しています。
吉井ガス田 新潟県柏崎市にあるガス田で、石油資源開発が昭和43年に発見しました。
ガス田ですが石油年間2万7千キロリットル生産しています。
南阿賀油田 新潟県阿賀野市にある油田です。
尼瀬油田 新潟県出雲崎町にかつて存在した油田です。
1981年に石油産業の祖と言われる石坂周造によって開発が行われました。
見附油田 新潟県見附市にある油田で1958年に発見されました。
新津油田 新潟県新潟市にかつて存在した油田です。
江戸時代頃から原油の採集が行われており、1874年から本格的に開発が行われました。
1917年には年間12万キロリットルを生産しましたが、1996年に閉山しました。
東山油田 新潟県長岡市と栃尾市にまたがる油田です。
坑道掘りという方法で原油を採取していました。この坑道掘りの坑は2010年に閉鎖となりました。
大面油田 新潟県三条市にかつて存在した油田です。
江戸時代頃から原油の採取が行われていたとされています。
本格的に開発が始まったのは日本石油株式会社により大正5年から行われましたが、昭和38年に閉鎖されました。
阿賀沖油ガス田 新潟県新潟市新潟東港15km沖合にかつて存在していた油田兼ガス田です。
1972年に発見され、1976年から日本海洋石油資源開発、出光石油開発、アコモジャパンにより生産開発が行われました。
1977年には一日に原油333キロリットル、天然ガス17万立方メートルを生産しましたが、資源の枯渇により1998年に生産を中止しました。
浅川油田 長野県長野市浅川にある油田です。
昭和48年以降生産はされず、現在は石油井戸のみが残されています。
相良油田 静岡県牧之原市にかつて存在した油田です。
1873年に手掘りによる開発が始まり、1955年に廃止されました。
 

 







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