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塞栓の種類一覧


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塞栓の種類一覧の概要

塞栓とは血液などの塊により血管が塞がってしまい、血の流れが遮断されてしまう症状です。
 
 
 
 
 
 
 
塞栓の種類一覧
名称 説明
血栓性塞栓症 塞栓症とも呼ばれ、血栓が起こっていた部分の一部や全部が血流に乗って別の部位に運ばれそこで塞栓を起こす症状です。

主に静脈で起こりやすく、血栓性塞栓症にはエコノミー症候群・ループスエリテマトーデス・抗リン脂質抗体症候群などがあります。
アテローマ塞栓症 動脈硬化症の起こっていた部分の一部や全部が血流に乗って別の部位に運ばれそこで塞栓を起こす症状です。

頸動脈の塞栓や脳動脈の塞栓はアテローマ塞栓症であることが多いようです。
腫瘍塞栓症 がん細胞が血管内に入り込み、血管で増殖することによって血管を壊し塞栓を発生させます。
腫瘍塞栓症は主に静脈で起こることが多いようです。
脂肪塞栓症 骨折を起こした際に発生しやすく、骨折によって漏れた骨髄の脂肪が血管内に入り込むことで塞栓を発生させます。
大腿骨、脛骨、上腕骨などの長骨(長く大きい形状をした骨)が骨折した場合には高確率で脂肪塞栓症が発生するようです。
ガス塞栓症 気体塞栓症、空気塞栓症とも呼ばれており、血管内に空気やガスが入り込むことで塞栓を引き起こします。

減圧症(潜水病・ケーソン病)は、ガス塞栓症の代表的な症状で、深海や飛行機の急旋回などで高圧になった場合に、 体内に流れ込んでいた窒素などが気泡化して血管を詰まらせます。

また、人工透析や肺の損傷により血管内に空気が入ることでも発症します。
骨髄塞栓症 骨折を起こした際に発生しやすく、骨折によって漏れた骨髄が血管内に入り込むことで塞栓を発生させます。
骨髄塞栓症は主に静脈で発生しやすいといわれています。
羊水塞栓症 妊娠している女性に発生し、羊水の組織や胎児の組織などが母体の血管内に入り込み塞栓を発生させます。
細菌・真菌塞栓症 細菌や真菌に感染した部分から血管内に細菌や真菌に入り込み塞栓を発生させます。
寄生虫塞栓症 寄生虫や寄生虫の卵により血管に塞栓が出来る症状です。
 

 







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