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石炭の種類一覧


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石炭の種類一覧の概要

石炭は地中に埋もれた古代の植物が、地熱や地圧により炭化したもので、植物化石の一種でもあります。

石炭が産出される地層には石炭紀、二畳紀、三畳紀、ジュラ紀、白亜紀、新生代の地層があります。

石炭は古くから燃料として利用されて来ましたが、近年ではその役目は石油に取って代わりました。
 
 
 
 
 
 
 
石炭の種類一覧
名称 説明
無煙炭 anthracite
最も炭化度が進んだ石炭で、炭素含有量が90%以上となっています。 そのため燃焼時の煙や臭いが非常に少ない特徴があります。

日本では大嶺炭田、秋田炭田、筑豊炭田、天草炭田などで僅かに産出され、練炭の原料や粉鉄鉱石の精製用燃料などに利用されています。
半無煙炭 semianthracite
炭素含有量が80%以上の石炭で、セメント生成用の燃料や、一部のボイラ用燃料に使用されています。

着火性能はやや劣りますが、発熱量は比較的高い特徴を持っています。
瀝青炭・歴青炭 bituminous coal
炭素含有量が83%~90%の石炭で、歴青を含む比較的やわらかい特徴を持っています。 一般的に石炭というと歴青炭を指します。

日本では、石狩炭田・三池炭田などで産出され、製鉄用のコークスの原料などに利用されています。
亜瀝青炭・亜歴青炭 subbituminous coal
炭素含有量が78%~83%の石炭で、水分を含んでいます。 着火性能がよく熱量もあるため、電力用や産業用の微粉炭ボイラーの燃料に利用されています。

日本でも多くの亜瀝青炭が産出されていました。
褐炭 brown coal
炭素含有量が70%~78%の石炭で炭化度は低く、水分や酸素を多く含んでいます。

石炭としての品質は低く練炭や豆炭の原料として利用されています。

また、名前のとおり褐色をしています。
亜炭 lignite
炭素含有量が70%以下の品質の悪い褐炭に付けられた名称です。あまり炭化しきってないものもあり、木の木片の組織が残っていることもあります。

日本各地で大量に産出されたため、明治から昭和の初期にかけては一般家庭用の燃料として利用されていました。 現在では燃料としては殆ど使用されておらず、土壌改良剤や、飼料などの添加物などに利用されています。
泥炭 peat
泥状の炭で、草炭やピート(Peat)と呼ばれています。

主に沼地などで植物が分解されずに堆積していき炭化することで精製されます。

泥炭が大量に埋蔵されているフィンランドでは、泥炭発電により国内エネルギーの約7%を補っています。
日本でも戦中などには燃料として利用されましたが現在は燃料としては利用されておらず、工業用脱臭剤や園芸用土壌調整剤などに利用されています。
 

 







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