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高気圧の種類一覧


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高気圧の種類一覧の概要

高気圧は周囲よりも気圧が高い部分を指し、一般的に高気圧に覆われると天候は晴れになります。
 
 
 
 
 
 
 
高気圧の種類一覧
名称 説明
温暖高気圧 温暖高気圧は地表付近が周囲よりも温暖な空気により作られる高気圧で、 高さが高くなることが多く成層圏近くまで達することがあります。

温暖高気圧には「亜熱帯高気圧」「移動性高気圧」「ブロッキング高気圧」があります。
亜熱帯高気圧 亜熱帯高気圧、中緯度高圧帯とも呼ばれています。

緯度20~30度近くで形成され、太平洋高気圧(北太平洋高気圧・南太平洋高気圧・小笠原高気圧)・ アゾレス高気圧・セントヘレナ高気圧・マスカリン高気圧などが亜熱帯高気圧にあたります。
移動性高気圧 移動する高気圧で、直径が500~2000kmの楕円形をしています。
主に低気圧と対になっているものや、シベリア高気圧などの極気団の影響によって発生するものがあります。
停滞性高気圧 移動性高気圧に対してほぼ移動しない高気圧を「停滞性高気圧」といいます。

停滞性高気圧には太平洋高気圧・シベリア高気圧・揚子江高気圧・チベット高気圧などがあります。
ブロッキング高気圧
(切離高気圧)
偏西風が激しく変化したり蛇行した際の影響で切り離された高気圧を「ブロッキング高気圧」と言います。

ブロッキング高気圧は移動が遅く、同じ場所に高気圧が居座るため様々な気象的影響をもたらします。

ブロッキング高気圧には高気圧と低気圧が形成される双極型と、高気圧のみが形成されるオメガ型があります。
寒冷高気圧 地表付近が周囲よりも寒冷な空気により作られる高気圧で、温暖高気圧に比べて高さは低くなります。
寒冷高気圧にはシベリア高気圧・北アメリカ高気圧などが有ります。
極高気圧 北極・や南極周辺にできる高気圧で、冷たい空気の下降気流により形成されます。
極高気圧は寒冷高気圧に分類されています。
雷雨性高気圧 メソ高気圧・冷気プールとも呼ばれ、積乱雲の下に下降気流や降った雨の蒸発などによって形成される小規模な高気圧です。

雷雨性高気圧により発生する下降気流をマイクロバーストと言い、その中でも比較的強いものをダウンバーストと呼んでいます。

雷雨性高気圧は寒冷高気圧に分類されています。
 

 







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