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血栓の種類一覧


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血栓の種類一覧の概要

血栓とは血液などの塊により血管が塞がってしまい、血の流れが遮断されてしまう症状です。

本来血栓は怪我などをした場合に血を止める役割があり、怪我が治ると血栓も消えて正常な血の流れになりますが、何らかの影響で血管が塞がったままになる事を「血栓症」と呼びます。
 
 
 
 
 
 
 
血栓の種類一覧
名称 説明
析出・白色血栓 血小板が血管内で固まることで発生する血栓で、血小板の血栓は白色をしているため「白色血栓」と呼ばれています。

析出・白色血栓は動脈に発生することが多く、閉塞性血栓性血管炎(バージャー病)や閉塞性動脈硬化症の原因とも言われています。

析出・白色血栓を抑える薬には抗血小板剤(アスピリン系統のバファリン81・バイアスピリンや、チクロピジン系統のパナルジンなど)があります。
凝固・赤色血栓 赤血球とフィブリンによって引き起こされる血栓で、赤色をしているため「赤色血栓」と呼ばれています。

凝固・赤色血栓は静脈に発生することが多く、動脈原性塞栓の原因とも言われています。

凝固・赤色血栓を抑える薬にはワーファリン、ヘパリンなどがあります。
混合血栓 白色血栓、赤色血栓の二つが混在している血栓で、血液内の脂質が過剰もしくは不足している状態の脂質異常症(高脂血症)などで発生します。
血小板・フィブリン血栓、硝子様血栓 フィブリンと血小板によって起こる決戦で、ヤケドや伝染病などにかかった際に発生することがあります。
 

 







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