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日本の河口堰一覧
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日本の河口堰一覧の概要
河口堰は河川の下流域の河口付近に設置されている堰で、海水の遡上を止め塩害を防いだり、
治水、生活用水や工業用水の確保など様々な目的があります。
また、河口堰の設置により魚や生物の遡上を妨げたりと、自然界への様々な問題も発生しています。
また、河口堰の設置により魚や生物の遡上を妨げたりと、自然界への様々な問題も発生しています。
名称 | 説明 |
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利根川河口堰 |
利根川の千葉県香取郡東庄町と茨城県神栖市をまたがった場所にある河口堰です。 河口から約18.5km地点にあり、全長は835mで脇を流れる常陸川の常陸川水門と黒部川水門に繋がっています。 利根川河口堰は海水の遡上による塩害の防止と、首都圏への水の供給を目的としています。 |
長良川河口堰 |
三重県を流れる長良川の河口付近にある河口堰で、三重県桑名市長島町付近にあります。 全長約661mあり、海水の遡上による塩害の防止と、水道用水と工業用水の確保を目的としています。 |
吉野川河口堰 |
徳島県の吉野川本川流域の徳島県の板野郡上板町第十新田と名西郡石井町藍畑第十にまたがる場所にある河口堰です。 堰の両岸の第十という地名から「吉野川第十堰」とも呼ばれています。 吉野川河口堰は河口から約14km離れた場所にあり、宝暦2年(1752年)に水田への水などを確保のために作られ、現在まで何度もの改修や改良が行なわれています。 現在はこの堰の下流部に可動堰を作る計画が出ており、この是非を求めて住民投票も行なわれ大多数の反対票で占められました。 |
旧吉野川河口堰 |
吉野川水系の旧吉野川流域の徳島県板野郡松茂町にある河口堰です。 昭和50年(1975年)に完成し、全長は192.3m有ります。 旧吉野川河口堰は洪水や塩害の防止、飲み水や工業用水の確保が目的とされています。 |
今切川河口堰 |
吉野川水系の今切川流域の徳島市川内町と板野郡北島町にまたがる場所にある河口堰です。 昭和49年(1974年)に完成し、全長は220.3m有ります。 今切川河口堰は洪水や塩害の防止、飲み水や工業用水の確保が目的とされています。 |
淀川大堰 |
大阪府を流れる淀川本流の大阪市都島区毛馬町と大阪市東淀川区柴島にまたがる場所にある河口堰です。 淀川大堰は昭和39年(1964年)に完成した長柄河口堰を改造し、昭和58年(1983年)に完成しました。 目的としては大阪府と兵庫県中心部への水道用水と工業用水確保と、洪水防止、大阪市内を流れる各河川や堀の水質改善を目的としています。 また定期的に大量の水を放流する「フラッシュ放流」を行い大阪湾の水質改善を行なっています。 |
六角川河口堰 |
佐賀県を流れる六角川水系本流の佐賀県杵島郡白石町と佐賀県小城市芦刈町にまたがる場所にある河口堰です。 昭和57年に完成し、全長は226.2mあります。 六角川河口堰は主に高潮による塩害を防ぐ目的で作られました。 |
江戸川河口堰 |
江戸川の千葉県市川市にある河口堰で、「行徳可動堰」とも呼ばれています。 昭和32年に完成し、河口から約3.2kmの位置にあります。 江戸川河口堰は海水の遡上を阻止し塩害の防止と、東京都および千葉県の水道用水や能工業用水の確保を目的としています。 |
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芦田川河口堰 |
広島県を流れる芦田川の広島県福山市にある河口堰です。芦田川河口堰上流部には全長2000mの「芦田川漕艇場」も有ります。 昭和56年(1981年)に完成し、全長は約450m有ります。 芦田川河口堰は工業用水の確保や塩害防止を目的としています。 |
遠賀川河口堰 |
福岡県を流れる遠賀川の福岡県遠賀郡芦屋町にある河口堰です。 昭和58年(1983年)に完成し、全長は約517m有ります。 遠賀川河口堰は洪水などを防ぐ治水や、塩害防止、水道水や農工業用水の確保を目的としています。 |
馬淵大堰 |
岩手県と青森県を流れる馬淵川の青森県八戸市にある河口堰です。 河口部から約2.6kmの場所にあり、塩害の防止や、農業用水の確保などを目的としています。 |
北上大堰 |
岩手県と宮城県を流れる北上川の河口から約17.2km地点に作られた河口堰です。 全長は約335.4mで、水道水・農業用水・工業用水の確保や海水の遡上による塩害の防止などを目的としています。 北上大堰が出来る前には「飯野川可動堰」が有りましたが、北上大堰の完成により撤去されました。 |
新潟大堰 |
信濃川の分水である関屋分水の河口付近に有ります。 新潟大堰は海水の遡上による塩害の防止と、洪水時などの水量調節を目的に作られました。 |
松浦大堰 |
佐賀県北部を流れる松浦川本流の河口から約3kmの位置に作られています。 松浦大堰は海水の遡上による塩害の防止を目的に建設されました。 |
嘉瀬川大堰 | 佐賀県を流れる嘉瀬川にある堰で、河口より約5.7kmの位置に作られています。 |
六間堰 |
緑川水系の加勢川にある河口堰です。 六間堰まで潮の満干により海水が遡上してきます。 |
秋ヶ瀬取水堰 |
埼玉県を流れる荒川の埼玉県志木市宗岡にある堰です。 正確には河口堰では有りませんが、河口から30km以上あるこの堰まで潮の満干により海水が遡上してきます。 秋ヶ瀬取水堰は昭和39年に完成し、主にさいたま市や東京都の水道用水の確保の目的で利用されています。 |
建設中止となった河口堰 | |
矢作川河口堰 |
長野県・岐阜県・愛知県を流れる矢作川河口部に建設が計画されていた河口堰です。 平成10年に工業用水の需要定価や漁業権や環境保護などの問題から建設が中止となりました。 |
高瀬川河口堰 |
青森県にある小川原湖から流れ出る河川で、この高瀬川河口部に建設が建設が計画されていた河口堰です。 現在は計画が中止となっています。 |
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