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日本と世界の鉄道王の一覧


 

日本と世界の鉄道王の一覧の概要

日本と世界の鉄道王について調べてまとめました。

日本の鉄道王には純粋に鉄道の建設を行った者、不動産業から始まり土地の価値を上げるために鉄道を敷いた者、発電事業から始まり電気の売却先として鉄道事業を行った者に分けることができます。

また、日本の鉄道事業では鉄道の重要性を説いた横浜の実業家である高島嘉右衛門や、当時の政府関係者である岩倉具視、鍋島直大、蜂須賀茂韶を中心とし、公家や貴族が出資して設立した日本で最初の私鉄である日本鉄道があります。(なお、馬車鉄道を含めると東京馬車鉄道の方が古くに作られています)日本鉄道は現在の東北本線や高崎線、常磐線、両毛線にあたる区間を建設しました。

アメリカ合衆国においては、セントラル・パシフィック鉄道建設時に投資を行った、リーランド・スタンフォード、コリス・ハンチントン、チャールズ・クロッカー、マーク・ホプキンズを『ビッグフォー』と呼ぶことが有ります。
 
 

日本の鉄道王

初代:根津嘉一郎

初代:根津嘉一郎は1860年に山梨県で生まれた実業家で、数多くの鉄道会社を設立したほか、鉄道業界の再建事業にも関わったことから「鉄道王」と呼ばれています。

根津嘉一郎が関係した鉄道には社長を務めた東武鉄道のほか、東上鉄道(現:東武東上線)、南海鉄道(大阪高野鉄道、現:南海高野線)、京浜地下鉄道(現:東京メトロ銀座線の浅草 - 新橋間)、南朝鮮鉄道、房総鉄道、東京馬車鉄道、東京市街鉄道、東京鉄道、東武鉄道、京津電気軌道、富士身延鉄道、武蔵電気鉄道、宇和島鉄道、高野登山鉄道、横浜鉄道、大湯鉄道、横浜電気鉄道、高野大師鉄道、南海鉄道、西武鉄道、秩父鉄道、大社宮島鉄道などが有ります

また、鉄道以外にも多くの企業への参加や、政治へも参加し衆議院議員を4期と勅選貴族院議員を務めました。
根津嘉一郎が出資した企業や傘下に入った企業は後に根津財閥とも呼ばれました。

詳細:日本の財閥の一覧

2代目:根津嘉一郎

2代目:根津嘉一郎は初代根津嘉一郎の長男で、東武鉄道の社長や会長を務め、東武鉄道の日比谷線相互乗り入れなどで鉄道やバスの輸送力の強化を行いました。

また、不動産やレジャー産業や流通業なども拡大し、東武百貨店を創業し初代社長にもなっています。

東京急行電鉄、近畿日本鉄道など東武鉄道以外の鉄道会社の経営にも参加し、日本鉄道会議所、日本民営鉄道協会、関東鉄道協会、鉄道貨物協会などの関連団体でも会長などを務めました。

小林一三

小林一三は明治6年に山梨県で生まれた実業家で、阪急鉄道を中心に多く企業を興しました。

小林一三は阪急電鉄の前身となる箕面有馬電気鉄道の株式を買収して実権を握り、線路延伸予定の土地を買収し宅地造成を行ったほか、動物園・温泉施設・阪急百貨店・六甲山ホテル・宝塚歌劇団・東宝映画などを設立していき、阪急東宝グループを作り上げました。

また、東京の目黒区や品川区の都市開発を行っていた田園都市株式会社の経営も依頼され、都市開発と同時に鉄道の施設なども行いました。

後に田園都市株式会社から鉄道事業が分離独立し、目黒蒲田電鉄、東京横浜電鉄、東京急行電鉄(東急)へと発展していきました。

五島慶太

五島慶太は明治15年に長野県で生まれた実業家で、現在の東急電鉄である東京急行電鉄のを中心に(東急グループ)多くの企業を設立したり、伊豆や箱根での西部グループとの開発争い、東條内閣に入閣し運輸通信大臣をも務めました。

鉄道王としては、武蔵電気鉄道常務の常務就任後株式を買収し東京横浜電鉄と会社名を変更し東横線の開通や、小林一三から紹介を受けて田園都市株式会社の鉄道事業である荏原電気鉄道(後の目黒蒲田電鉄)を経営し目蒲線を開通、東京川崎財閥から池上電気鉄道の買収、東京高速鉄道(後の帝都高速度交通営団)の乗っ取りなどを行いました。

また戦中の陸上交通事業調整法により、東京横浜電鉄に、小田急電鉄・京浜電気鉄道・京王電気軌道・相模鉄道・江ノ島電気鉄道・箱根登山鉄道・静岡鉄道・大山鋼索鉄道・草軽電気鉄道などの鉄道会社やバス・タクシー・陸運などが合併し『大東急』と呼ばれる関東一円の民間交通網を支配しました。

これら以外にも多くの鉄道会社の経営に参加したり、役員などを務めました。

利光鶴松

利光鶴松は大分県出身の議員および実業家で、現在の京成電鉄である京成電気軌道の会長を務めたほか、現在の小田急電鉄である小田原急行鉄道を設立しました。

議員としては東京市議会議員や参議院議員を務め、議員時代に養った知識などを元に東京市街鉄道敷設に参加し、東京市街鉄道が市営化するという情報を察知し、鬼怒川流域の開発を行い鬼怒川水力電気を設立し発電した電力を東京市街鉄道に供給しました。

1923年には鬼怒川水力電気で得た莫大な利益を用いて、小田原急行鉄道を設立し、新宿から小田原の路線を一気に開通させました。

堤康次郎

堤康次郎は滋賀県出身の実業家・政治家で、西武鉄道を中心とした西武グループの創設者でもあります。

鉄道事業では現在の伊豆箱根鉄道である駿豆鉄道を箱根土地株式会社(後のコクド)の支配下に置いたのを始め、多摩湖鉄道の開発、武蔵野鉄道の買収と多摩湖鉄道の吸収、旧西武鉄道の買収などを行いました。

1945年には多摩湖鉄道が旧西武鉄道を吸収する形で西武農業鉄道が設立し、翌1946年には現在の西武鉄道に名称を変更しました。

西武鉄道は当時西部グループのデベロッパーであるコクドの子会社となっており、コクドは観光地やスキー場などに多くのリフト・ゴンドラ・ロープウェイを持っていたことから、日本最大級の索道事業者でもありました。

実業家としては軽井沢駅周辺や箱根のリゾート開発、国立などの高級住宅地開発、旧宮家や華族の住宅跡地を利用したプリンスホテル事業などを行いました。

渋沢栄一

渋沢栄一は埼玉県深谷市出身の官僚・実業家で、鉄道会社を始め500以上の企業の設立に関わった人物で「日本資本主義の父」とも呼ばれています。

鉄道に関しては渋沢栄一記念財団の資料によると以下の50近い鉄道会社の創設や設立に関連したとしています。

北海道炭礦鉄道、函樽鉄道、北海道鉄道、函館馬車鉄道、日本鉄道、両毛鉄道、水戸鉄道会社、日光鉄道会社、北越鉄道、岩越鉄道、越後鉄道常磐炭礦鉄道会社、磐城鉄道、毛武鉄道、陸羽電気鉄道、京板鉄道、京越電気鉄道、群馬電気鉄道会社、武上電気鉄道会社、上武鉄道、秩父鉄道、総武鉄道、筑波鉄道、東京馬車鉄道会社、東京市街鉄道(東京市ノ市街鉄道)、東京鉄道、東京地下鉄道、目黒蒲田電鉄、濃勢鉄道会社、参宮鉄道、掛川鉄道、金城鉄道、駿甲鉄道会社、富士身延鉄道、京北鉄道、京阪鉄道、京阪電気鉄道、西成鉄道、両山鉄道、大社鉄道、京都鉄道、神戸電気鉄道、神戸電気、筑豊興業鉄道会社、筑豊鉄道、台湾鉄道、九州鉄道、船越鉄道、南豊鉄道、小倉鉄道。

早川徳次

早川徳次は山梨県出身の鉄道実業家で、日本に地下鉄を紹介し東京地下鉄道を開業したことから「地下鉄の父」と呼ばれています。

早川徳次は南満州鉄道で働いた後、鉄道院で東武鉄道の初代根津嘉一郎と出会い、経営の傾いていた佐野鉄道や高野登山鉄道の経営建て直しに成功し根津の片腕となりました。

1914年にはイギリスのロンドンにおいて地下鉄に出会い、1919年に鉄道院から地下鉄道免許を取得し、1920年に東京地下鉄道株式会社を設立し、1927年に現在の東京メトロ銀座線に当たる区間を開業させその後も路線を延長させました。

雨宮敬次郎

雨宮敬次郎は、現在の甲州市に生まれた投資家・実業家で、数多くの鉄道の創設や投資に関わったことから「鉄道王」と呼ばれています。

現在の中央本線に当たる甲武鉄道の建設に投資し役員となったほか、現在の西武国分寺線の前身となった川越鉄道、北海道炭礦鉄道、京浜急行の前身となった大師電気鉄道、人力車両の豆相人車鉄道、江ノ島電鉄、大日本軌道(熊本軽便鉄道、山口軌道、広島軌道、伊勢軽便鉄道、浜松鉄道、静岡鉄道、熱海鉄道、信達軌道が合併した鉄道会社)などに投資をしたり経営に参加しました。

久須美秀三郎

久須美秀三郎は、現在の新潟県長岡市に生まれた実業家・政治家です。

現在の現在の信越本線直江津~新潟間に当たる北越鉄道の創設に携り専務取締役となったほか、現在の越後線にあたる後鉄道を設立して社長にもなり、新潟においては「越後の鉄道王」と呼ばれることがあります。

政治家としては衆議院議員を二期務め、実業家としては日本石油取締役、長岡銀行取締役などを務めました。

才賀藤吉

才賀藤吉は、大阪出身の実業家および代議士で、京都電気鉄道の建設に従事し電気鉄道の将来性に目をつけ、全国の電力会社や電気鉄道の設立に数多く携わったことから『電気王』とも呼ばれています。

才賀藤吉が開業に携わった鉄道には、現在の都電荒川線である王子電気軌道をはじめ、成宗電気軌道、美濃電気軌道、伊予鉄道、岡崎電気軌道、岩村電気軌道

古市公威

古市公威は姫路藩士の子供として江戸の屋敷で生まれ、日本の工学や土木の発展に尽くした人物で、土木学会初代会長や東京帝国大学名誉教授などを歴任しました。

鉄道に関しては内務省土木局の職員として神電気鉄道の設立に間書したほか、鉄道作業局の局長なども勤めています。

後に長官を辞職し朝鮮半島で京釜鉄道の工事の指揮や、早川徳次らと共に東京地下鉄道の設立にも携わりました。

大澤善助

大澤善助は京都出身の実業家で、京都電燈株式会社の社長就任後に京都電気鉄道を設立し、日本で最初に営業用の電車路線を作りました。

また当初、馬車鉄道を計画していたが資金が集まらなかった名古屋電気鉄道に対し、電気鉄道に計画を変更する条件を付け資金の支援も行っています。

白石直治

白石直治は関西鉄道の技師から関西鉄道の三代目社長となった人物です。

当初は帝国大学の土木科教授として活躍していましたが、関西鉄道の名古屋大阪間の工事で現場監督として迎えられたことで、大学教授を辞して建設に従事し同区間を開業させました。

社長就任後は同区間を並行して走る官鉄(東海道本線)をライバル視しての運賃値下げや過剰なサービス供給合戦を行ったほか、路線の拡大として様々な区間の開発や、他鉄道会社の買収などを行い路線を拡大しました。

金森又一郎

金森又一郎は大阪出身の実業家で、現在の近鉄の前身である大阪電気軌道の社長などを務めました。

金森又一郎は当初取締役支配人として大阪電気軌道の実質的な運営を行い、奈良線の生駒トンネルの掘削を行いました。
後に社長となり参宮急行電鉄を設立して伊勢まで路線を拡大したほか、伊勢電気鉄道をの買収などを行い名古屋に進出しました。

土川元夫

土川元夫は愛知県出身の実業家で、名古屋鉄道の社長や会長を務めた人物です。

経営が傾いた各地の私鉄やバス会社などの建て直しに協力したほか、土川を頼って名古屋鉄道の系列企業化を望む交通会社も多く、北陸鉄道、福井鉄道、大井川鐵道、宮城交通、網走バスなどを傘下におさめました。

また、名古屋鉄道を鉄道だけでなく運輸・レジャー・土地開発などを行い、様々な事業展開を行う複合企業体へと変化させたことから「名鉄中興の祖」とも呼ばれています。

小林信近

小林信近は愛媛県出身の実業家および政治家で、伊予鉄道会社を設立したほか、現在の伊予銀行である第五十二国立銀行、現在の四国電力である伊予水力電気、愛媛新聞社などの設立にもかかわりました。

小林信近は当時の愛媛と大阪間の移動手段が船しか無かった事で、人や物資の移動に時間やコストがかかることから鉄道の施設を考え、四国で初の鉄道路線である松山駅から三津浜駅間の伊予鉄道を作りました。

浅野総一郎

浅野総一郎はセメント業で莫大な富を築いた実業家で、浅野財閥の創始者でもあります。

石炭の廃物であるコークスを引き取りセメント製造の燃料にする方法で利益を得た後、川崎や横浜の港湾埋め立て事業を行い、そこに様々な企業が移転し京浜工業地帯の原型を作りました。

浅野総一郎は埋立地に出来た工業地帯に奥多摩で産出されたセメントの材料である石灰を運ぶため、青梅鉄道とそれに接続する南部鉄道(現在のJR南武線)および鶴見臨港鉄道(現在のJR鶴見線)を作りました。

なお鶴見臨港鉄道の駅名は、浅野総一郎本人や関連する人物の名前を元に命名された駅が多くあります。

佐伯宗義

佐伯宗義は富山県出身の実業家および政治家です。

佐伯宗義は現在の福島交通である信達軌道の再建にかかわった後、富山電気鉄道を設立し、後の1943年に『陸上交通事業調整法』を元に、富山県内全ての鉄道とバス会社を合併し富山地方鉄道を作りました。

また、立山黒部貫光を設立し黒部湖駅から立山駅までのケーブルカー、ロープウェイ、トロリーバス、通常バスの運行も行っています。

井上勝

井上勝は幕末から明治にかけて活躍した武士および政治家で、鉄道頭や鉄道庁長官、鉄道局長として日本の鉄道発展に寄与したことから『日本の鉄道の父』と呼ばれています。

日本で最初の鉄道である新橋ー横浜間の鉄道では、建設途中で死去した政府のお抱え外国人のエドモンド・モレルに代わり指揮をしたほか、現在の東海道線や東北線の基礎を作りました。

藤岡市助

藤岡市助は山口県出身の工学者で、電力会社である東京電燈株式会社を設立したほか、後に岩国電気軌道社長も勤めました。

藤岡市助は電気普及のデモンストレーションのため、1890年に上野で開催された『内国勧業博覧会』に日本で初めての電車を出展したことから『電車の父』と呼ばれています。





海外の鉄道王

マーク・ホプキンス・ジュニア

マーク・ホプキンズ・ジュニア(Mark Hopkins, Jr.)は、アメリカ合衆国の投資家で、セントラル・パシフィック鉄道を建設した鉄道投資家の1人でもあります。

1878年になくなった際に当時の金額で2000万ドルから4000万ドルの資産を残したとされています。

リーランド・スタンフォード

リーランド・スタンフォード(Leland Stanford)は、アメリカ合衆国の実業家で、カリフォルニア州知事を務めた事や、スタンフォード大学を創設したことでも知られています。

鉄道王としてはチャールズ・クロッカー、マーク・ホプキンズ、コリンズ・ハンティントンらとセントラル・パシフィック鉄道を設立し社長として鉄道会社の運営を行ったほか、 サザン・パシフィック鉄道の買収などを行いました。

コリス・ポッター・ハンティントン

コリス・ポッター・ハンティントン (Collis Potter Huntington)は、アメリカの実業家で、サザン・パシフィック鉄道の買収、セントラル・パシフィック鉄道やチェサピーク・アンド・オハイオ鉄道の建設などを行いました。

ヘンリー・E.ハンティントン

ヘンリー・エドワーズ・ハンティントン(Henry Edwards Huntington)は、アメリカ合衆国の鉄道投資家であり、書物・美術品コレクターとしても知られています。

ヘンリー・E.ハンティントンはコリス・ポッター・ハンティントンの甥であり、路面電車であるロサンゼルス鉄道の買収や、ロサンゼルス中心とした鉄道路線の統合のために投資家のIsaias W. Hellmanと手を組んで、複数の鉄道路線が合併したパシフィック電鉄を設立しました。

書物・美術品コレクターとしては収集した作品等を邸宅だった建物に、植物園も併設したハンティントン・ライブラリーとして公開しています。

ジェームズ・スティルマン

ジェームズ・スティルマン(James Jewett Stillman)は、アメリカの実業家で、W・H・ハリマン、ジェイコブ・シフ、ウィリアム・ロックフェラーなどと共に、テキサス・アンド・パシフィック鉄道、サザン・パシフィック鉄道、インターナショナル・グレート・ノーザン鉄道、ユニオン・パシフィック・サザン鉄道、セントルイス・ブラウンビル・アンド・メキシコ鉄道などの鉄道を経営していました。

まあ、鉄道以外にも不動産業や銀行業なども行っており、ナショナル・シティ銀行の頭取も務めました。

チャールズ・クロッカー

チャールズ・クロッカー(Charles Crocker)は、アメリカ合衆国の投資家で、セントラル・パシフィック鉄道建設に投資を行いました。

コーネリアス・ヴァンダービルト

コーネリアス・ヴァンダービルト(Cornelius Vanderbilt)はアメリカ合衆国の実業家で、海運業と鉄道事業で莫大な富を得た鉄道王で、富豪の家系であるヴァンダービルト家を築きました。
コーネリアス・ヴァンダービルトの資産は現在の価値で約2150億ドルになるとされています。

当初は蒸気船でニューヨーク周辺の河川での航行や海運事業を行っていましたが、荷物の内陸部への運搬用に港湾の鉄道管理から鉄道事業にも投資を行いました。

コーネリアス・ヴァンダービルトが管理していた鉄道には、「ニューヨーク・アンド・ハーレム鉄道」「ハドソン・リバー鉄道」「ニューヨーク・セントラル鉄道」「カナダ・サザン鉄道」「レイク・ショア・アンド・ミシガン・サザン鉄道」「ミシガン・セントラル鉄道」「ニューヨーク・シカゴ・アンド・セントルイス鉄道」「ウエスト・ショア鉄道」「ローム・ウォータータウン・アンド・オグデンスバーグ鉄道」「ダンカーク・アレゲニー・ヴァレイ・アンド・ピッツバーグ鉄道」「クリーヴランド・シンシナティ・シカゴ・アンド・セントルイス鉄道」「レイク・エリー・アンド・ウエスタン鉄道」「ピッツバーグ・アンド・レイク・エリー鉄道」などがあります。

ウィリアム・ヘンリー・ヴァンダービルト

ウィリアム・ヘンリー・ヴァンダービルト(William Henry Vanderbilt)は、アメリカ合衆国の実業家です。
鉄道王コーネリアス・ヴァンダービルトの長男で、鉄道財閥ヴァンダービルト家の当主でも有りました。

父から引き継いだ鉄道の投資と事業拡大を行い発展させ、亡くなった際の資産は現在の価値で約2320億ドルいもなるとされ、当時世界一の大富豪でもありました。

所有したい主な鉄道会社には「シカゴ・バーリントン・アンド・クインシー鉄道」「シカゴ・アンド・カナダ・サザン鉄道」「デトロイト・アンド・ベイ・シティ鉄道」「ハドソン川鉄道」「ハドソン川橋」「ジョリエット・アンド・インディアナ北部鉄道」「ミシガン・ミッドランド・アンド・カナダ鉄道」「ニューヨーク・セントラル・ハドソン川鉄道」「ニューヨーク・セントラル夜行列車会社」「ニューヨーク・アンド・ハーレム鉄道」「スピュトン・ダイビル・アンド・ポート・モリス鉄道」「スタテンアイランド鉄道」などがあります。

エドワード・ヘンリー・ハリマン

エドワード・ヘンリー・ハリマン(Edward Henry Harriman)は、アメリカ合衆国の実業家で、多くの鉄道事業に投資を行いました。

ハリマンは1881年に破綻した鉄道会社であるLake Ontario Southern Railroadを買収後に会社を再編し、ペンシルバニア鉄道に売却したことで鉄道事業に成功しました。

その後はユニオン・パシフィック鉄道の執行委員長や、サザン・パシフィック鉄道を買収し社長になり、ユニオン・パシフィック鉄道とサザン・パシフィック鉄道の統合をめざしましたが、アメリカ合衆国の裁判所により経営権を分離させられてしまい、最終的に1996年に統合しました。

日露戦争中には日本の戦時公債を購入した他、南満州鉄道への資本参加を行い日本との共同経営を行う予定でしたが、当時の外務大臣である小村壽太郎に反対され、南満州鉄道への経営参加は見送られました。

彼の死後親族らによりEHハリマン賞が創設され、安全な鉄道の運行を行った鉄道会社などが表彰されています。

ジョージ・ハドソン

ジョージ・ハドソン(George Hudson)は、イギリスの鉄道投資家で「鉄道王」とも呼ばれていました。

ジョージ・ハドソンは、ノース・ミッドランド鉄道、ヨーク・アンド・ノース・ミッドランド鉄道、東部郡鉄道などへの投資や経営に係わりました。

ジャコブ・マイエール・ド・ロチルド

ジャコブ・マイエール・ド・ロチルド(James de Rothschild)は、フランスの貴族の銀行家で、フランス北部鉄道などを建設し「鉄道王」と呼ばれていました。

ジェームズ・ジェローム・ヒル

ジェームズ・ジェローム・ヒル(James Jerome Hill)は、カナダ系のアメリカ人実業家で、セントポール・アンド・パシフィック鉄道の買収、セント・ポール・ミネアポリス・アンド・マニトバ鉄道の設立、ミネアポリス・アンド・セント・クラウド鉄道の買収とグレート・ノーザン鉄道への変更しての延伸などを行いました。

後にグレート・ノーザン鉄道は線路の総延長を2700km以上に伸ばし、大陸横断鉄道となりました。

ジェイ・グールド

ジェイ・グールド(Jason "Jay" Gould)は、アメリカ合衆国の鉄道投資家で、エリー鉄等の支配権を手にしたものの、不正工作スキャンダルや詐欺師エリー鉄道の株式を騙し取られたことで、支配権を失いました。

その後はユニオン・パシフィック鉄道やミズーリ・パシフィック鉄道などアメリカ中西部の鉄道4社を支配しました。

ヘンリー・フラッグラー

ヘンリー・フラッグラー(Henry Morrison Flagle)は、アメリカ合衆国の実業家で、スタンダードオイルの創業者としても知られています。

ヘンリー・フラッグラーは石油開発と共に、フロリダのセントオーガスティンに大規模なホテルを建設しました。しかし、そこまでの交通機関が無かった為、フロリダ・イースト・コースト鉄道を購入し改修と路線延長を行い、最終的にはキーウェストまで路線を拡大しました。

デヴィッド・モファット

デヴィッドモファット(David Halliday Moffat)は、アメリカ合衆国コロラド州の実業家で、100以上の鉱山や多くの鉄道会社を支配下に置いていました。

デヴィッド・モファットに関連する鉄道会社には、デンバー太平洋鉄道、デンバー-サウスパーク-パシフィック鉄道、デンバー・アンド・ニューオーリンズ鉄道、デンバー・トラムウェイ、マニトウ・アンド・パイクスピーク鉄道、デンバー・アンド・ソルトレーク鉄道などがあります。

ヴァン・スウェリングリン兄弟

ヴァン・スウェリングリン兄弟はアメリカ合衆国の投資家の兄弟で、兄のOris Paxton Van Sweringenと、弟のMantis James Van Sweringen2人からなります。

この兄弟は不動産事業で手に入れた資産や投資家から得た資金を元に、 エリー鉄道、ペレ・マルケット鉄道、ホッキング・バレー鉄道、チェサピークとオハイオ鉄道などの株を買い集め多くの鉄道会社を支配下におきました。

また、鉄道路線沿線の開発や、駅周辺のターミナルビルの開発なども行っています。

ダニエル・ウィラード

ダニエル・ウィラード(Daniel Willard)は、アメリカ合衆国の鉄道経営者で、エリー鉄道、シカゴ-バーリントン-クインシー鉄道、コロラド州・アンド・南部鉄道、ボルチモア・アンド・オハイオ鉄道などの鉄道会社の経営や運営に携りました。

トーマス・ブラジー

トーマス・ブラジー(Thomas Brassey)は、イギリスの土木技術者で、ジョセフ・ロックなどの技術者と共に、ヨーロッパ各地をはじめ、カナダ、オーストラリア、南米、インドなど世界各国の鉄道建設を指揮しました。

トーマス・ブラジーが関係した主な鉄道には、ロンドン・アンド・サザンプトン鉄道、ランカスター・アンド・カーライル鉄道、トレント・バレー鉄道、カレドニア鉄道、ランカシャー・アンド・ヨークシャー鉄道、グランドトランク鉄道、グランド・クリミア・セントラル鉄道などがあります。

ジョン・W・バリガーIII

ジョン・W・バリガーIII(John Walker Barriger III)は、アメリカ合衆国の経営者で、数多くの鉄道会社の経営や運営を行いました。

ジョン・W・バリガーIIIが関わった鉄道には、モノン鉄道、ピッツバーグ・アンド・エリー湖鉄道、ミズーリ州-カンザス州-テキサス州鉄道、ボストン・アンド・メイン州鉄道などがあります

ジョージ・スチーブンソン

ジョージ・スチーブンソン(George Stephenson)は、イギリスの鉄道エンジニアで、世界の標準軌となっているスチーブンソンゲージと呼ばれる軌間の採用や、蒸気機関車の実用化にも成功したことから『鉄道の父』と呼ばれています。

ジョージ・スチーブンソンは蒸気機関車の開発のほか、ストックトン・アンド・ダーリントン鉄道、リバプール・アンド・マンチェスター鉄道などの建設を行いました。

ロバート・スティーブンソン

ロバート・スティーブンソン(Robert Stephenson)は、イギリスの鉄道エンジニアで、ジョージ・スチーブンソンの息子でもあります。

ロバート・スティーブンソンは父とともに、ストックトン・アンド・ダーリントン鉄道、ロンドン・アンド・バーミンガム鉄道、エジプトの鉄道などの敷設工事を行った他、蒸気機関車の設計や製造なども行いました。

イザムバード・キングダム・ブルネル

イザムバード・キングダム・ブルネル(Isambard Kingdom Brune)は、イギリスの鉄道エンジニアで、グレート・ウェスタン鉄道の建設を行いました。

イザムバード・キングダム・ブルネルは鉄道以外の技術者としても有名で、橋や蒸気船の建設などを行ったほか、真空チューブ内を空気圧で走る列車の試験なども行っていました。

ジョセフ・ロック

ジョセフ・ロック(Joseph Locke)は、イギリスの鉄道エンジニアで、グランドジャンクション鉄道、ランカスター・アンド・カーライル鉄道、マンチェスター・アンド・シェフィールド鉄道、グラスゴー・ペイズリー・グリノック鉄道、カレドニアン鉄道などの敷設調査や建設に関わりました。

ウィリアム・ジャクソン・パーマー

ウィリアム・ジャクソン・パーマー(William Jackson Palmer)は、アメリカ合衆国の実業家・軍人で、相棒となる医師のウィリアム・アブラハム・ベルと共に多くの鉄道の開発や運営などを行いました。 ウィリアム・ジャクソン・パーマーが関わった鉄道には、カンザス・パシフィック鉄道、デンバー・アンド・リオグランデ・ウェスタン鉄道、リオグランデ西部鉄道、メキシコ国立鉄道などがあります。

マティアス・リッター・フォン・シェナー

マティアス・リッター・フォン・シェナー(Mathias Ritter von Schonerer)は、オーストリアの鉄道開発者で、オーストリア西部鉄道やオーストリア南部鉄道などの建設を指揮しました。

後に鉄道敷設の功績を認められ、フランツ・ジョセフ皇帝によってオーストリアの貴族の位を受けました。

カール・リッター・フォン・ゲーガ

カール・リッター・フォン・ゲーガ(Carl Ritter von Ghega)は、ロシア生まれのアルバニア人で、世界遺産にもなっているオーストリアのゼメリング鉄道や、カイザー・フェルディナント・北部鉄道(現在のオーストリア北部鉄道)などの建設を指揮しました。

これらの鉄道敷設の功績を評価された事で、オーストリア帝国の騎士の称号を得て、オーストリア帝国の全国鉄道網敷設計画の主任にも命ぜられました。

アルフレッド・エッシャー

アルフレッド・エッシャー(Alfred Escher)は、スイスの政治家で、スイス北東鉄道やマッターホルン・ゴッタルド鉄道を作ったスイスの鉄道王でもあります。

当時のヨーロッパでは鉄道路線の開発が相次いで行われていましたが、スイスでは鉄道の開発が進んでおらず、アルフレッド・エッシャーは政治家としてスイスの近代化や物流などの流れが滞ってしまうことを危惧し、鉄道の開発などを行いました。
 

 







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