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世界のメディア王の一覧


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世界のメディア王の一覧の概要

メディア王とは主にテレビやラジオ放送、新聞や雑誌、専門情報サービスなどで成功し多くの富を得たり、メディア分野を牛耳った人を言います。

メディア王には自ら放送局や新聞社を立ち上げて成功した者や、実業家としてメディア企業の買収や合併などにより配下に多くのメディアを治めた人などがいます。
 
 

世界のメディア王の一覧

ルパート・マードック

キース・ルパート・マードック(Keith Rupert Murdoch)は、オーストラリア出身のアメリカ人実業家で、メディア・コングロマリットのニューズ・コーポレーション(News Corporation Ltd)の設立者です。
2017年のフォーブス誌によると、資産は約1兆3100億円にものぼります。

ニューズ・コーポレーションは2013年に出版事業を行うニューズ・コーポレーションと、映画やエンターテインメント事業を行う21世紀フォックスに分社化されましたが、2社共にルパート・マードックが会長を務めています。

分社後のニューズ・コーポレーション傘下の主な企業には「ウォール・ストリート・ジャーナル」「ニューヨーク・ポスト」「タイムズ」「ザ・サン」「ハーパーコリンズ」などがあり、21世紀フォックスの傘下には「20世紀フォックス」「FOXネットワークス・グループ 」「Hulu」「スカイ」などがあります。

ロバート・マクスウェル

ロバート・マクスウェル(Ian Robert Maxwell)は、チェコスロバキア出身のイギリス人実業家で、メディア・コングロマリットを築き、新聞社の買収合戦などからルパート・マードックとライバル関係にありました。

ロバート・マクスウェルの傘下の主な企業には「デイリー・ミラー」「サンデー・ミラー」 等の新聞社や各種出版社、語学学校の「ベルリッツ」、ヨーロッパでのテレビ局などがあります。

シルヴィオ・ベルルスコーニ

シルヴィオ・ベルルスコーニ(Silvio Berlusconi)はイタリアの実業家で、イタリア共和国の第51・57・58・60代首相を務めた政治家でもあります。

ベルルスコーニはイタリア首相として知られていますが、イタリアのメディア王としても有名でケーブルテレビ局の「テレミラノ」を設立したほか、メディア・コングロマリットのフィニンベスト社を設立し「Canale 5」「Italia 1」「Rete 4」などのイタリア国内の大手放送局を傘下に治めたほか、周辺国のテレビ局も買収しました。

ハリー・タヌスディビョ

ハリー・タヌスディビョ(Hary Tanoesoedibjo)はインドネシアの実業家で、インドネシアの投資会社であるMNC Corporationの代表を務めています。

MNC Corporationはリゾート開発とメディア事業を行っており、メディア部門としてはMedia Nusantara Citra社を持ち、テレビ、ラジオ、新聞、広告などの事業を展開し、インドネシアのメディア王と呼ばれています。

アシス・シャトーブリアン

アシス・シャトーブリアン(Assis Chateaubriand)は、ブラジルの実業家および政治家で、メディアコングロマリットのジアリオス・アソシアードス(Diários Associados)を設立しました。

Diários Associadosの傘下には30以上の新聞社とラジオ局、10以上のテレビ局を中心に多くのメディア関連企業がありました。

美術品収集家としても知られ第二次世界大戦後にヨーロッパから放出された美術品を購入し、サンパウロ美術館も作っています。

ウィリアム・ランドルフ・ハースト

ウィリアム・ランドルフ・ハースト(William Randolph Hearst)は、アメリカの実業家で、メディアコングロマリットのハースト・コーポレーションを設立しています。

ハースト・コーポレーションとしてはそれぞれ数十近い新聞や雑誌を発行しているほか、傘下のハーストテレビジョンにおいてケーブルテレビ局を運営しているほか、スポーツ専門チャンネルのESPNにも出資しています。

フェリックス・デニス

フェリックス・デニス(Felix Dennis)は、イギリスの出版王で、Dennis Publishing Ltdを設立し、コンピューター雑誌や、男性向けライフスタイル雑誌の「マキシム(Maxim)」などを出版し、約1300億もの資産を築きました。

ジョン・マローン

ジョン・マローン(John Malone)は、アメリカのビジネスマンで、ケーブルテレビ局のテレコミュニケーションズ社(Tele-Communications Inc.)をアメリカ最大規模のケーブルテレビ会社に育て上げました。

また、アメリカ最大規模のブロードバンドメディア企業のリバティー・グローバル(Liberty Global)や、ディレクTV(DirecTV)の会長を務めたほか、ニューズ・コーポレーションの3割近い株式を取得したり、他のケーブルテレビ会社への出資なども多く行いました。

ジョン・マローンはケーブルテレビ王としてだけでなく、アメリカ国内で個人としては最大面積の土地(約8500平方km)を所有しており不動産王としても知られています。





テッド・ターナー

テッド・ターナー(Ted Turner)は、ニュース専門ケーブルテレビ局のCNN(Cable News Network)の創業者として知られるほか、アニメ専門チャンネルであるカートゥーン ネットワーク(CARTOON NETWORK)なども作りました。

スポーツにも力を入れメジャーリーグ球団のアトランタ・ブレーブス、プロバスケットボールチームのアトランタ・ホークス、プロレス団体のWCWなどを買収しました。

また、不動産王としても知られ、ジョン・マローンに記録を抜かれるまでアメリカ国内で個人としては最大面積の土地(約8100平方km)を所有し牧場などを経営しています。

ジェラルド・レビン

ジェラルド・レビン(Gerald M. Levin)は、アメリカ合衆国の実業家で、大手メディアのタイム・ワーナーの (Time Warner Inc.) 社長などを務めました。

2000年1月ににタイム・ワーナーと大手インターネットサービス会社であるAOLとの合併を発表したことで話題となりましたが、業績の悪化を理由に1年を立たずにAOLタイムワーナーの代表を辞任しました。

マイケル・アイズナー

マイケル・アイズナー(Michael Dammann Eisner)は、アメリカ合衆国の実業家で、ABCテレビの副社長、パラマウント映画の最高責任者、ウォルト・ディズニー・カンパニーの最高責任者などを務めました。

その後もメディアおよびエンタテインメント業界などに多くの投資を行っています。

ロベール・エルサン

ロベール・エルサン(Robert Hersant)はフランスの実業家で、ル・フィガロ、フランス・ソアールなどフランスの新聞社数十社を買収などで配下に置いたほか、ベルギー、ポーランド、チェコなど東ヨーロッパ各地にも新聞事業を展開しました。

ロイ・トムソン

ロイ・トムソン(Roy Thomson)はカナダの実業家で、ラジオ局の設立や新聞社の買収などを中心に多くの事業を立ち上げました。

メディア部門はカナダ、アメリカ、イギリスに数多くの新聞社を設立し、後にトムソン(The Thomson Corporation)となりました。トムソンは、2007年5月にロイターを2兆1千億円で買収しトムソン・ロイターとなりました。

マイケル・ブルームバーグ

マイケル・ブルームバーグ(Michael Rubens Bloomberg)はアメリカの実業家で、金融情報の配信、通信、放送事業などを行う情報サービス会社であるブルームバーグ(Bloomberg L.P.)を立ち上げた人物です。

政治家としても知られ、第108代ニューヨーク市長にもなっています。

チャールズ・ダウ

チャールズ・ダウ(Charles Henry Dow)アメリカ合衆国の金融ジャーナリストで、ニューヨーク証券取引所の相場の記事の執筆などから、エドワード・ジョーンズやチャールズ・バーグストレッサーと共にダウ・ジョーンズを設立し「ウォールストリート・ジャーナル」を発行するに至りました。

同誌にはニューヨーク証券取引所の株価を表す指数として「ダウ・ジョーンズ工業平均株価」を掲載し始め、現在でも主要な指標として利用されています。

コンラッド・ブラック

コンラッド・ブラック(Conrad Black)は、カナダの実業家で、イギリスの新聞であるテレグラフ、シカゴの新聞であるシカゴサンタイムズなどの買収を初め、北米やオーストラリアなど世界各地の新聞社を買収し傘下に治めました。

中国のメディア王の一覧

黎智英

黎智英(ジミー・ライ)は香港の実業家で、蘋果日報(アップル・デイリー)などを発行している壱伝媒(Next Digital Ltd)の創業者です。

覃輝

覃輝(Yan Hui)は、中国で最大の民間メディア企業であるSMI CORPORATION(星美传媒集团有限公司)の創業者です。

中国では「民間メディア王」とも呼ばれています。

黎瑞剛

黎瑞剛は中国の実業家で、香港のテレビ局である電視廣播有限公司の副会長、上海のテレビ局及びラジオ局の上海メディアグループの副会長などを務めた人物です。

日本のメディア王の一覧

正力松太郎

正力松太郎は当事東京のブロック紙であった読売新聞社の経営権を取得し社長となり、地方紙などを買収し発行部数を上げ全国紙へと成長させました。

1952年には日本発の民間テレビ局である日本テレビ放送網の社長となり、テレビの普及とスポンサー獲得のため、東京都内を中心とした人の集まる場所に街頭テレビを設置し、日本における一般家庭へテレビを広めました。

渡邉恒雄

渡邉恒雄は株式会社読売新聞社社長や株式会社読売新聞グループ本社代表取締役主筆を務めた人物で、日本のメディア界において影響力を持っていることから「メディア界のドン」などとも呼ばれています。

また、日本のプロ野球界や政界にも影響力を持っていることでも知られています。

氏家齊一郎

氏家齊一郎は、日本テレビ放送網代表取締役会長、日本民間放送連盟会長、読売新聞グループ本社取締役相談役、社団法人ACジャパン理事などを務めた人物で、日本のテレビ界において大きな影響力を持っています。

鹿内信隆

鹿内信隆は、ラジオ放送局のニッポン放送やフジテレビを開局を開局した人物で、フジテレビ社長、産経新聞社社長、フジサンケイグループ会議初代議長などを務め、フジサンケイグループを中心にラジオ・テレビ・新聞とメディア界で権力を持っていました。

村山家

村山家は朝日新聞の共同設立者の村山龍平の家系で、村山龍平は朝日新聞創業時に出資金の3分の2を出したとされています。

村山龍平、娘婿の村山長挙、長女の村山美知子はそれぞれ朝日新聞社社主を務めています。 なお、朝日新聞社の株式は村山家と上野家で約4割を保有しており、社主も両家で共同して行っています。

上野家

上野家は朝日新聞の共同設立者の上野理一の家系で、上野理一は朝日新聞創業時に出資金の3分の1を出したとされています。

上野理一、息子の上野精一、孫の上野淳一、曾孫の上野尚一はそれぞれ朝日新聞社社主を務めました。

なお、朝日新聞社の株式は村山家と上野家で約4割を保有しており、社主も両家で共同して行っています。
 

 







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