カブトムシ(甲虫・かぶと虫・かぶとむし)の種類一覧

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カブトムシ(甲虫・かぶと虫・かぶとむし)の種類一覧の概要

昆虫網コガネムシ科カブトムシ亜科真性カブトムシ族に属する昆虫の総称で、世界各地の森林に生息しています。

カブトムシは大型の甲虫で、オスの成虫には大きな角が有るのが特徴です。角の形状は種類により形や本数など様々です。

飼育用の昆虫としても人気で、日本では夏場になると様々な国のカブトムシが販売されますが、逃げ出したり放された固体と日本に本来生息しているカブトムシと交配し、日本のカブトムシの遺伝子汚染が心配されています。

カブトムシ(甲虫・かぶと虫・かぶとむし)の種類一覧
名称	説明
カブトムシ	学名：Trypoxylus dichotomus（Allomyrina dichotomus）甲虫、甲虫、カブト虫、かぶと虫、皀莢虫（さいかちむし）、鬼虫、源氏虫などとも表記されます。昆虫目カブトムシ科カブトムシ属の昆虫で、カブトムシの亜種とされています。日本の北海道の一部、本州、四国、九州、沖縄など広い範囲に生息します。日本以外では中国、台湾、朝鮮半島、東南アジアの一部に生息しています。体長30～60mm。頭部の大きな角と胸部の小さな角が特徴です。黒色や赤みを帯びた茶色をしている場合があります。主に夜行性で夜間に餌を探したり、外灯などの光のある場所に集まってきます。昼間は木の隙間、土の中、落ち葉の中、木の根元などに潜んでいます。木の樹液を吸っており、クヌギ、コナラ、カシ、クリ、ミズナラ、ヤナギなどの木に集まります。また、桃やりんごなどの果実やサトウキビにも集まることがあります。日本では昆虫の王様とされ非常に人気のある昆虫です。
タイリクカブトムシ	学名：Trypoxylus dichotomus（Allomyrina dichotomus）昆虫目カブトムシ科カブトムシ属の昆虫です。中国に生息しています。
シナカブトムシ	学名：Trypoxylus davidis（Allomyrina davidis、Xyloscaptes, davidis）昆虫目カブトムシ科カブトムシ属の昆虫です。中国に生息しています。
ヤマトカブトムシ	学名：Trypoxylus dichotomus septentrionalis（Allomyrina dichotomus septentrionalis）昆虫目カブトムシ科カブトムシ属の昆虫で、カブトムシの亜種とされています。日本の北海道の一部、本州、四国、九州、沖縄など広い範囲に生息します。
オキナワカブト	学名： Trypoxylus dichotomus takarai（Allomyrina dichotomus takarai）昆虫目カブトムシ科カブトムシ属の昆虫で、カブトムシの亜種とされています。沖縄本島に生息しています。他のカブトムシに比べて丸っこく、黒い色をしており、頭部の角は短めなのが特徴です。
クメジマカブト	学名：Trypoxylus dichotomus inchachina（Allomyrina dichotomus inchachina）昆虫目カブトムシ科カブトムシ属の昆虫で、カブトムシの亜種とされています。沖縄諸島の久米島に生息しています。生息数が少なく絶滅が心配されています。
ツチヤカブト	学名：Trypoxylus dichotomus tuchiyai（Allomyrina dichotomus tuchiyai）昆虫目カブトムシ科カブトムシ属の昆虫で、カブトムシの亜種とされています。鹿児島県の口永良部島に生息しています。頭部の角は短めなのが特徴です。
ツノボソカブト	学名：Trypoxylus dichotomus tunobosonis（Allomyrina dichotomus tunobosonis）昆虫目カブトムシ科カブトムシ属の昆虫で、カブトムシの亜種とされています。台湾に生息しています。
ツヤカブト	学名：Trypoxylus dichotomus politus（Allomyrina dichotomus politus）昆虫目カブトムシ科カブトムシ属の昆虫で、カブトムシの亜種とされています。タイ、ラオス、ミャンマー、インドネシアに生息しています。
カナモリカブト	学名：Trypoxylus kanamorii（Allomyrina kanamorii）昆虫目カブトムシ科カブトムシ属の昆虫で、カブトムシの亜種とされています。ミャンマーなどに生息しています。頭部の角が非常に短いのが特徴です。