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結膜炎の種類一覧


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結膜炎の種類一覧の概要

結膜炎とは目の結膜に発生する炎症で、アレルギー、ウイルス、感染症などにより発生します。
 
 
 
 
 
 
 
結膜炎の種類一覧
名称 説明
細菌性結膜炎 インフルエンザ菌、肺炎球菌、黄色ブドウ球菌、淋菌などの細菌により引き起こされます。
細菌性結膜炎は抗生物質の投与などで早期に直る場合が殆どです。

症状には目ヤニが多く出る、眼が充血するなどがあります。
淋菌性結膜炎 膿漏眼とも呼ばれる細菌性結膜炎の一種で、淋菌により引き起こされる結膜炎です。

急性の結膜炎で、淋菌性結膜炎にかかると眼からクリームのような脂が出てきます。重症になると場合によっては失明することもあるようです。

淋菌性結膜炎は性行為感染症にも分類されており、性行為などから感染することもあります。
また出産時に母体が淋菌に感染している場合、新生児に感染することもあります。
流行性角結膜炎 ウイルス性結膜炎に分類され「アデノウイルス8型」により発症する急性結膜炎です。

「はやり目」とも呼ばれ感染力が強く、学校感染症に指定されており、感染すると出席停止となります。

流行性角結膜炎の症状は、充血、目やにの発生、まぶたが腫れるなどがあり、 結膜の炎症と角膜の炎症が起こるため角結膜炎とも呼ばれます。
咽頭結膜炎 ウイルス性結膜炎に分類され「アデノウイルス3型」により発症します。

「プール熱」「咽頭結膜熱」とも呼ばれており、プールの水が口、鼻、喉、目などに入り込み感染します。
学校感染症に指定されており、感染すると出席停止となります。

咽頭結膜炎の症状には、40度近い高熱、喉の腫れ、目の充血、結膜の炎症などがあります。
急性出血性結膜炎 ウイルス性結膜炎に分類され「エンテロウイルス70」により発症します。

1969年(昭和44年)のアポロ11号が月に着陸し地球に帰還した直後から、アフリカガーナから世界中に大流行したため「アポロ病」とも呼ばれました。

急性出血性結膜炎の症状には、結膜からの出血、目の腫れ、発熱、頭痛などがあり、場合によっては筋力が低下し小児マヒのような後遺症が起こることもあります。
アレルギー性結膜炎 様々なアレルギーにより引き起こされる結膜炎で、アトピーなどの人には発症しやすいといわれています。
アレルギー性結膜炎には「春季カタル」「フリクテン性結膜炎」等があります。
フリクテン性結膜炎 アレルギー性結膜炎の一種で、ブドウ球菌やカビの真菌などのアレルギーとして発症するといわれています。

フリクテン性結膜炎が発症すると角膜が充血したり、角膜の黒目部分に突起のようなものが出来る場合があります。

フリクテン性結膜炎の対処法にはステロイド薬の点眼などがあります。
トラコーマ
顆粒性結膜炎
トラコーマ、トラホーム、顆粒性結膜炎、エジプト眼炎などとも呼ばれている結膜炎で、 クラミジア・トラコマチスA型、B型、C型、D型、E型、F型、G型のウイルスの感染によって発症します。

発展途上国での感染が多く年間600万人近くがトラコーマにより失明していると言われています。

トラコーマの症状には、濾胞や瘢痕の発生、目の充血、眼脂の発生、角膜潰瘍などがあり、最悪失明となります。
牛伝染性角結膜炎 「伝染性結膜炎」「伝染性角膜炎」「ピンクアイ」とも呼ばれています。

グラム陰性通性嫌気性球-短桿菌が原因の牛に発症する結膜炎で、ホルスタイン種、ジャージー種、ショートホーン種などの品種に発生しやすいといわれています。

牛伝染性角結膜炎の症状には、流涙、充血、白目の充血、失明などがあります。
 

 







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