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シジミ(蜆、しじみ)の種類一覧


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シジミ(蜆、しじみ)の種類一覧の概要

シジミは二枚貝綱異歯亜綱シジミ科に分類される二枚貝の総称で、淡水域や汽水域に生息しています。

体長は2~3cm程度で、日本にも在来のシジミが存在していましたが、中国などからタイワンシジミが持ち込まれ分布を広げています。
また、アメリカなどでもタイワンシジミが増えており問題となっています。

シジミは食用に利用され、味噌汁、煮物、佃煮などで食べられています。

主な産地には北海道の網走湖・パンケ沼、青森県の十三湖・小川原湖、茨城県の涸沼川・利根川、島根県の宍道湖等があります。
 
 
 
 
 
 
 
シジミ(蜆、しじみ)の種類一覧
名称 説明
ヤマトシジミ Corbicula japonica
体長は約3cm。日本各地の汽水域の砂底に生息しています。 島根県の宍道湖、青森県の十三湖、十和田湖、茨城県の涸沼などが産地として有名です。
通常シジミとして一般に食べられているのはこのヤマトシジミです。
チヂミマメシジミ Pisidium compressum
体長3~5mmの非常に小型な種類のシジミです。
アメリカなどに生息しています。
ニッコウマメシジミ Pisidium cinereum nikkoense
体長は約4mm。
ニホンマメシジミ Pisidium nipponense
生息数が少なく絶滅が心配されています。
ハイイロマメシジミ Pisidium cinereum Alder
体長は約5mm。北海道、栃木、岐阜などで発見されています。
生息数はきわめて少ないとされています。
フクイマメシジミ Pisidium kawamurai hukuiense
体長は約4mm。
福井県と三重県の山地の沼や河川に生息しています。
生息数が少なく絶滅が心配されています。
ボリビアシジミ Polymesoda boliviana
体長は約3mm。パナマなどの西アメリカに生息しています。
シレナシジミ Geloina coaxans
マングローブシジミ、ヒルギシジミ、ヤエヤマヒルギシジミ、リュウキュウヒルギシジミ とも呼ばれています。
体長は約7cmで大型の種類のシジミです。
インド太平洋域に生息し、日本では沖縄や奄美諸島などに生息しています。
ウチムラサキシジミ Batissa violacea
体長は約10~12cmで非常に大型な種類のシジミです。
インドネシア、ジャワ島、スマトラ島,セレベス島、ニューギニア、オーストラリアなどに生息しています。
オオシジミ
大蜆
Cyrenobatissa subsulcata
体長は約6cm。中国や台湾の淡水域に生息しています。
食用になり食べることができます。
マシジミ
真蜆
Corbicula leana
体長は3~4cm。淡水の河川の上流から中流域にかけて生息しています。主に細かい砂の中に潜んでいます。
食用となりますが、生息密度が低いためあまり市場などに出回ることはありません。





セタシジミ Corbicula sandai
体長は2~3cm。淀川、瀬田川などの琵琶湖水系の河川に生息しています。 また、琵琶湖に生息する魚の放流などにより、他の河川や湖沼にもごく僅かに生息しています。
以前は多く取れていましたが、最近は漁獲高が非常に少なくなっており、絶滅も心配されています。
食用になり、大阪や京都などでは市場に出回ることもあります。
マルシジミ Batissa fortis
体長約10cm。インドネシア、ニューギニア、ソロモン群島などの淡水域に生息しています。
フロリダイリエシジミ Polymesoda maritima
体長約2cm。アメリカのフロリダ州からテキサス州にかけて生息しています。
ランドルフィマメシジミ Pisidium randolphi
体長3~4mm。アメリカの湖沼に生息しています。
タイワンシジミ Corbicula fluminea
体長約2~3cm。中国、台湾の淡水に生息しています。
中国から食用として世界各国に輸出されていますが、輸出されたタイワンシジミが定着してしまいアメリカ、ヨーロッパなどで問題となっております。 日本でも関東以西の本州、四国、九州などで定着し繁殖しているのが確認されています。
見た目はマシジミによく似ていますが、マシジミよりも生命力が強くマシジミの淘汰が心配されています。
ヤエヤマヒルギンシジミ Geloina erosa
沖縄の八重山諸島などのマングローブ林などに生息しています。
アワジシジミ 楕円形のマシジミをアワジシジミと呼びます。
ナリヒラシジミ
オグラシジミ
5cm程に育つ大型のマシジミをナリヒラシジミまたはオグラシジミと呼びます。
場合によってはマシジミと別の種類と考えることもあるようです。
 

 







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