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女性ホルモンの種類一覧


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女性ホルモンの種類一覧の概要

女性ホルモンとは「卵胞ホルモン」とも呼ばれ、一般的にはエストロゲンのことを言います。

女性ホルモンのバランスが乱れると、生理不順や生理痛、子宮からの不正出血、月経の前に頭痛や腹痛や精神面への影響などが起こる月経前症候群、 自律神経失調症、不妊、更年期障害など様々な女性の病気を引き起こす場合が有ります。

女性ホルモンのバランスを崩さない為には、常日頃から規則正しい生活を送る必要が有ります。
 
 
 
 
 
 
 
女性ホルモンの種類一覧
名称 説明
エストロゲン 女性ホルモン、卵胞ホルモンとも呼ばれています。
ステロイドの一種で、エストラジオール、エストリオール、エストロンなどもエストロゲンに含まれます。
卵巣、胎盤、副腎皮質、精巣間質細胞などで作られ二次性徴を促します。また、身長の伸びを止める作用も有ることが知られています。
なお、エストロゲンと似ている作用を持つ物に、大豆からとれるイソフラボンなどがあります。
エストラジオール 化学式はC18H24O2
女性ホルモンでエストロゲンの一種です。
顆粒細胞、莢膜細胞、胎盤、副腎皮質、精巣間質細胞などで作られ、 生理活性が非常に強く、エストロンの5倍、エストリオールの10倍といわれてます。
エストリオール 化学式はC18H24O3
女性ホルモンでエストロゲンの一種です。
肝臓と胎盤、胎児の副腎などで作られます。 生理活性は弱く、エストラジオールの10分の1、エストロンの5分の1程度とされています。
エストロン 化学式はC18H22O2
女性ホルモンでエストロゲンの一種です。
アンドロステンジオンが変化することで生成され、生理活性はエストラジオールの半分、エストリオールの5倍程度とされています。
プロゲストーゲン 黄体ホルモンとも呼ばれており、黄体や胎盤などから分泌されます。
子宮内膜を着床しやすい状態にする、妊娠状態の維持、乳腺の発達、基礎体温の上昇などの作用があります。
プロゲステロン 化学式はC21H30O2。
プロゲストーゲンとほぼ同様な作用を持っているホルモンで、子宮内膜を着床しやすい状態にする、妊娠状態の維持、乳腺の発達、基礎体温の上昇などの作用があります。
プロゲステロンは卵巣の黄体や、妊娠時には胎盤から分泌されます。
プロラクチン 下垂体前葉のプロラクチン分泌細胞や、子宮、胎盤などで生成され分泌されます。
乳腺の発達、乳の分泌、妊娠の維持などの作用があります。
また、プロラクチンが必要以上に分泌されるなどの高プロラクチン血症という症状もあります。
プロゲスチン プロゲステロンと同様の作用を持つ人工的に作られた化合物です。
性腺刺激ホルモン放出ホルモン GnRH(Gonadotropin releasing hormone)
視床下部、下垂体、胎盤、性腺などで生成分泌され、 卵胞の成長、排卵、黄体を保持するなどの作用があります。
卵胞刺激ホルモン FSH(Follicle stimulating hormone)
濾胞刺激ホルモンとも呼ばれています。
性腺刺激ホルモン産生細胞で生成分泌され、卵胞の成長を促すなどの作用があります。
黄体形成ホルモン LH(Luteinizing hormone)
黄体化ホルモンとも呼ばれています。
下垂体前葉の性腺刺激ホルモン産生細胞から生成分泌されます。
女性ホルモンのエストロゲンやプロゲステロンの生成分泌を促します。
オキシトシン Oxytocin、OXT、OT
化学式はC43H66N12O12S2
視床下部の室傍核と視索上核の神経分泌細胞で生成分泌されます。
分娩後の子宮収縮、乳腺の発達、乳の分泌などの作用があります。
 

 







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