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オオクワガタ(大鍬形・おおくわがた)の種類一覧
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オオクワガタ(大鍬形・おおくわがた)の種類一覧の概要
オオクワガタは昆虫網コウチュウ目クワガタムシ科オオクワガタ属オオクワガタ亜属に属する昆虫の総称で、日本、朝鮮半島、中国北東部に生息しています。
体長は野生の個体で20mmから76mm、飼育された個体で87.1mmの記録があります。
飼育が難しかった頃は「黒いダイヤ」と呼ばれ、大型の固体は非常に高価で販売されていましたが、現在は飼育法も発達し大型の固体でも以前ほど高値は付くことが無くなりました。
現在は乱獲や、生息地の環境破壊のほか、飼育されていた海外産のクワガタとの交配などにより野生の個体は生息数が減っており、絶滅も心配されています。
体長は野生の個体で20mmから76mm、飼育された個体で87.1mmの記録があります。
飼育が難しかった頃は「黒いダイヤ」と呼ばれ、大型の固体は非常に高価で販売されていましたが、現在は飼育法も発達し大型の固体でも以前ほど高値は付くことが無くなりました。
現在は乱獲や、生息地の環境破壊のほか、飼育されていた海外産のクワガタとの交配などにより野生の個体は生息数が減っており、絶滅も心配されています。
名称 | 説明 |
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ホペイオオクワガタ |
学名:Dorcus hopei コウチュウ目クワガタムシ科オオクワガタ属オオクワガタ亜属のクワガタです。 日本、中国、朝鮮半島に生息しています。 体長はオスで21~78mm、メスで22~48mm。 ホペイオオクワガタには基本種のホペイオオクワガタ(Dorcus hopei hopei)と 日本に生息するオオクワガタ(Dorcus hopei binodulosus)の2つの亜種が存在します。 |
オオクワガタ 大鍬形 |
学名:Dorcus hopei binodulosus コウチュウ目クワガタムシ科オオクワガタ属オオクワガタ亜属のクワガタです。 ホペイオオクワガタ(Dorcus hopei)の亜種とされています。 日本に生息しており、日本では各地のブナやクヌギ林に生息しています。 山梨県韮崎市、大阪府能勢町、福島県桧枝岐村、佐賀県筑後川流域、岡山県、十和田湖周辺などが有名な生息地となっています。 体長は通常2~7.5cmで、飼育下では最大で86mmに成長する個体も存在します。日本に生息するクワガタの中でも最も大きくなる種類のひとつです。 過去にはオオクワガタブームとなり、大型の個体は高価で取引されていたため「黒いダイヤ」とも呼ばれていました。 現在は養殖が行えるものの自然の個体の数が激減しているため、絶滅が心配されています。 |
アンタエウスオオクワガタ |
学名:Dorcus antaeus コウチュウ目クワガタムシ科オオクワガタ属オオクワガタ亜属のクワガタです。 インド、ネパール、ブータン、ミャンマー、中国南部、タイ、ラオス、ベトナム北、マレー半島、シッキム地方などに生息しています。 体長はオスで35~87mm、メスで33~48mm。 標高1000メートル以上の広葉樹の生い茂る森林に生息しています。 生息数は余り多くなく飼育や観賞用に日本などに輸出されているため、乱獲が問題となっています。 アンタエウスオオクワガタには亜種は存在しませんが、ヒマラヤ地域の個体、東インドからミャンマーにかけての個体、インドシナから中国にかけての個体、 マレー半島の個体で特徴が異なります。 |
カツラオオクワガタ |
学名:Dorcus kapsurai コウチュウ目クワガタムシ科オオクワガタ属オオクワガタ亜属のクワガタです。 ベトナムなどに生息しています。 |
カミジョウオオクワガタ |
学名:Dorcus kamijoi コウチュウ目クワガタムシ科オオクワガタ属オオクワガタ亜属のクワガタです。 ベトナムやカンボジアなどに生息しています。 |
グランディスオオクワガタ |
学名:Dorcus grandis コウチュウ目クワガタムシ科オオクワガタ属オオクワガタ亜属のクワガタです。 中国の雲南省・海南省、台湾、インド、ミャンマー、ラオス、ベトナムに生息しています。 体長はオスで37~91mm、メスで32~54mm。 グランディスオオクワガタには以下の亜種が存在します。
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タイワンオオクワガタ |
学名:Dorcus grandis formosanus コウチュウ目クワガタムシ科オオクワガタ属オオクワガタ亜属のクワガタで、 グランディスオオクワガタの亜種とされています。 台湾の標高200~2000mの山地に生息しています。 体長は33~49mm。生息数が非常に少なく絶滅が心配されており、採取や販売が禁止されています。 |
クルビデンスオオクワガタ |
学名:Dorcus curvidens コウチュウ目クワガタムシ科オオクワガタ属オオクワガタ亜属のクワガタです。 中国南部、インド北部、ネパール、ブータン、ミャンマー、タイ北部、ラオス、ベトナム北部などに生息しています。 体長はオスで30~80mm、メスで27~42mm。 飼育や観賞用に日本などに輸出されているため、乱獲が問題となっています。 台湾では「台灣大鍬形蟲」と表記します。 |
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シェンクリンオオクワガタ |
学名:Dorcus schenklingi コウチュウ目クワガタムシ科オオクワガタ属オオクワガタ亜属のクワガタです。 台湾の山地に生息しています。 体長はオスで34~84mm、メスで33~48mm。 生息数が非常に少なく絶滅が心配されており、採取や販売が禁止されています。 |
スキットオオクワガタ |
学名:Dorcus sukkiti コウチュウ目クワガタムシ科オオクワガタ属オオクワガタ亜属のクワガタです。 ミャンマーに生息しています。 |
スツラリスオオクワガタ |
学名:Dorcus suturalis コウチュウ目クワガタムシ科オオクワガタ属オオクワガタ亜属のクワガタです。 インド、パキスタンの標高の高い山地に生息しています。 体長はオスで30~46mm、メスは30~36mm。生息数は余り多くないといわれています。 |
ツノボソオオクワガタ |
学名:Dorcus gracilicornis コウチュウ目クワガタムシ科オオクワガタ属オオクワガタ亜属のクワガタです。 台湾や中国の一部に生息しています。 体長はオスで24~48mm、メスで20~28mm。 台湾では「細角大鍬形蟲」と表記します。 |
タイリクツノボソオオクワガタ |
学名: Dorcus sp. コウチュウ目クワガタムシ科オオクワガタ属オオクワガタ亜属のクワガタです。 インド、ベトナム、ミャンマー、タイに生息しています。 体長はオスで25~53mm、メスで24~35mm。生息数は余り多くないとされています。 |
パラレリピペドゥスオオクワガタ |
学名:Dorcus parallelipipedus コウチュウ目クワガタムシ科オオクワガタ属オオクワガタ亜属のクワガタです。 ヨーロッパからアフリカ北部にかけてと、中近東、中央アジア、ロシアに生息しています。 体長はオスで16~30mm、メスで18~26mm。 ヨーロッパなどではよく見かける種類のクワガタです。 |
パラレルスオオクワガタ |
学名: Dorcus parallelus コウチュウ目クワガタムシ科オオクワガタ属オオクワガタ亜属のクワガタです。 アメリカ合衆国東部やカナダなどに生息しています。 体長はオスで19~27mm、メスで21~25mm。 生息数は少ないとされています。 |
ムシモンオオクワガタ |
学名:Dorcus musimon コウチュウ目クワガタムシ科オオクワガタ属オオクワガタ亜属のクワガタです。 イタリアのコルシカ島、サルデーニャ島、アフリカ北部などに生息しています。 体長ははオスで19~28mm、メスで18~23mm。 |
ラティオキナティブスオオクワガタ |
学名:Dorcus ratiocinativus コウチュウ目クワガタムシ科オオクワガタ属オオクワガタ亜属のクワガタです。 インド北東部の山地に生息しています。 体長はオスで24~34mm、メスで27mm。 |
リツセマオオクワガタ |
学名:Dorcus ritsemae パリーオオクワガタとも呼ばれています。 コウチュウ目クワガタムシ科オオクワガタ属オオクワガタ亜属のクワガタです。 タイ、マレー半島、スマトラ島、ジャワ島、ボルネオ、ミンダナオ島、パラワン島、スラウェシ島などの高地に生息しています。 体長はオスで28~79mm、メスで30~42mm。 生息地域が広く、場所によって個体に特徴の違いなどがあります。 |
ヒペリオンオオクワガタ |
学名:Dorcus hyperion コウチュウ目クワガタムシ科オオクワガタ属オオクワガタ亜属のクワガタです。 ミャンマーやインドの一部に生息しています。 |
ヒメオオクワガタ 姫大鍬形 |
学名:Dorcus montivagus 名前にオオクワガタと付きますが、オオクワガタの仲間ではなくヒメクワガタ亜属のクワガタです。 生息記録のない千葉県と沖縄県以外の日本全国の標高1000~1600mの高山地帯のブナ林に生息しています。 体長は25~59mm。 ヤナギ類、シラカナ、カツラ、ヤマザクラ、タラ、ミズナラ、ブナ、ダケカンバ、ウダイカンバなどの樹木に自分でキズを付け、そこから染み出る樹液を吸っています。 クワガタの中では珍しく昼間でも行動することがあり、夜間に外灯などの光にも集まってきます。 高地に生息しているため耐寒性が強く、6月から10月ぐらいにかけて活動しています。
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