ラッキョウ（らっきょう・辣韮・薤・辣韭）の品種と種類の一覧

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ラッキョウ（らっきょう・辣韮・薤・辣韭）の品種と種類の一覧の概要

ラッキョウ（辣韮、薤、辣韭、オオニラ、サトニラ）は中国・ヒマラヤ地方原産のユリ科もしくはネギ科の植物です。

ラッキョウは球根の部分が食用に利用されており、塩漬け、酢漬け、しょうゆ漬け、天ぷらなどで食べられています。

日本では鳥取県、福井県、静岡県などで栽培されています。

ラッキョウ（らっきょう・辣韮・薤・辣韭）の品種と種類の一覧
名称	説明
サンド・パール	浜松市南農業協同組合により育成された品種のラッキョウ（エシャロット）です。サンド・パールはラッキョウというよりもエシャロットの商品名の一つとして流通しています。サンド・パールは静岡県浜松市南部の海岸に近い砂地で栽培されています。
越のパール	福井県農業試験場により福井在来のラクダ系ラッキョウに、ネギである浅黄系九条を掛け合わせて育成された品種のラッキョウです。越のパールはラッキョウのシャキシャキとしは歯ごたえに、ネギの甘みや香りが有る特徴を持っています。
越のレッド	福井県農業試験場により福井在来のラクダ系ラッキョウに、タマネギである淡路中高黄を掛け合わせて育成された品種のラッキョウです。越のレッドは外皮が赤紫色をしており、球根は比較的大型になり、害虫にも強い特徴があります。
プリティルビー	鳥取県が在来種であるラクダ系ラッキョウと、野生種のラッキョウであるコシキジマラッキョウを掛け合わせて育成された品種のラッキョウです。プリティルビーは乾腐病に強い特徴があります。また、花が綺麗であるため観賞用としても販売されています。
玉らっきょう	九州農業試験場により育成された品種のラッキョウです。昭和30年台頃に育成が始まり、徳島県や鳥取県で栽培されています。球根は比較的小さい丸型をしており、色は白色をしています。
浜４号	福井県農業試験場により育成された品種のラッキョウです。
島ラッキョウ	沖縄の一部地域で栽培されているラッキョウで、通常のラッキョウよりも小型で、臭いが強いのが特徴です。
エシャロット	本来のエシャロットはネギ科の植物で、地中海原産とされており、フランス料理・中東・東南アジアなどの料理で利用されています。日本では生食用などに軟白栽培や早獲りされたラッキョウがエシャロットとして販売されています。
ヤマラッキョウ	ネギ科の植物で、福島県以南の山地や湿潤土地に生えています。山菜の一つとして食用にされています。