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統合失調症(統失・精神分裂病)の種類一覧


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統合失調症(統失・精神分裂病)の種類一覧の概要

統合失調症とは精神疾患の一つで、以前は「精神分裂病」と呼ばれていました。

主に20代の頃に発病することが多く、発症率は0.85%から1%程度とされており、原因にはドーパミンの過剰、遺伝、発達障害、ストレス、心因、薬物等の過剰摂取、栄養摂取の不足等の説がありますが、決定的では無くどれも仮説となっています。

分類には「破瓜型」「緊張病型」「鑑別不能型」「統合失調症後抑うつ」「残遺型」「単純型」「その他の統合失調症」「特定不能の統合失調症」が有ります。
 
 
 
 
 
 
 
統合失調症(統失・精神分裂病)の種類一覧
名称 説明
統合失調症 ドイツ語:Schizophrenie、英語:schizophrenia
以前は精神分裂病と呼ばれていました。
精神疾患の一つで、妄想、幻聴、幻覚、 破瓜(まとまりが無い行動や思考など)、緊張、興奮、昏迷、などの多様な症状が現れ通常の生活に支障をきたします。
統合失調症の発生率は約0.85% (120人に1人)で思春期や青年期に起こることが多いとされていますが、最近はストレスなどから中年や老年期に発生することも多くなっています。
原因としてはドーパミンの過剰発生、 グルタミン酸の摂取、発達障害、遺伝、ウイルスなどの説がありますが、特定はされていません。
治療法には薬物投与(リスペリドン、ペロスピロン、オランザピン、クエチアピン、アリピプラゾール、ブロナンセリン等)、電気けいれん療法 、心理教育、ソーシャル・スキル・トレーニング、作業療法、心理療法などがあります。
統合失調症型障害  
持続性妄想性障害 疑念などから、誇大妄想や被害妄想を作り上げてしまう症状のことを持続性妄想性障害とよびます。
人格は保たれており妄想の内容も整合性の取れているものとなります。また感情や行動に異常をきたすことは有りません。
急性一過性精神病性障害 急に発症し、不安、鬱、躁、混乱、妄想、幻覚などの精神症状を示し、数ヶ月の短期間で直る症状を急性一過性精神病性障害と呼びます。
急性一過性精神病性障害には
  • 統合失調症症状を伴わない急性多形性精神病性障害
  • 統合失調症症状を伴う急性多形性精神病性障害
  • 急性統合失調症様精神病性障害
  • その他の妄想を主とする「急性精神病性障害
  • その他の急性一過性精神病性障害
  • 急性一過性精神病性障害(詳細不明)
の分類が有ります。
感応性妄想性障害 強い影響力を持つ者の妄想や行動が、その影響力のある者を慕う者に転移してしまう症状のことを言います。
カルト宗教などのマインドコントロールもこの症状にあたるという説もあります。
感応性妄想性障害と似た症状には、精神障害者の身近にいる人がその障害者の妄想や異常行動が転移してしまう感応精神病、親密な関係にある二人以上の人物に同一の妄想や行動が転移してしまう二人組精神病が有ります。
統合失調感情障害 Schizoaffective disorder
以前は分裂感情障害と呼ばれていました。
統合失調症と躁病、統合失調症と鬱病、または統合失調症と躁鬱病の症状が同一に見られる場合のことを呼びます。
 

 







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