最近更新したページ



米粉(こめこ・べいふん)の種類一覧


サイト名とURLをコピーする
 

米粉(こめこ・べいふん)の種類一覧の概要

米粉は米を挽いて作られた粉で、うるち米ともち米から作られています。

主に和菓子の材料として利用されているほか、小麦の代用品としても利用されています。
 
 
 
 
 
 
 
米粉(こめこ・べいふん)の種類一覧
名称 説明
白玉粉 しらたまこ

寒ざらし粉、もち粉、観心寺粉、米澱粉などとも呼ばれています。

もち米を一晩水に浸したあと水を加えながら挽いて、出来た乳液を沈殿させ乾燥し作ります。

白玉粉の粒子は非常に細かいのが特徴で、白玉団子などの和菓子に利用されます。
寒ざらし粉 かんざらしこ

白玉粉の一種で、昔は寒中で数日水に浸けさらしてから乾燥させて粉にした米粉です。
餅粉 もちこ

求肥粉、牛皮粉、大福粉とも呼ばれています。

餅粉はもち米を水洗いし脱水後製粉し乾燥させて作ります。
求肥粉 ぎゅうひこ

餅粉の一般的な呼び方で、牛皮粉とも表記されます。

昔は玄米のもち米を使っていたため黒味のかかった粉であり、牛の皮に似ていたことから名づけられました。

求肥粉は羽二重餅や生八つ橋、吉備団子を作る際に使用されます。
道明寺粉 どうみょうじこ
水に浸して蒸したもち米を荒めに挽いて粉にしたものです。

大阪府藤井寺市の道明寺で作られた保存食に使われていたため、この名前が付きました。

道明寺粉には粉の荒さにより全粒粉、2ツ割れ、3ツ割れ、4ツ割れ、5ツ割れと分類されています。
寒梅粉 かんばいこ

もち米を蒸したあと餅にして焼き上げ、それを製粉した米粉です。

主に和菓子に利用されています。
上南粉 じょうなんこ

蒸したもち米を乾燥させて、粉末にし煎った米粉です。

金沢県の加賀藩で作られたことから「加賀みじん」とも呼ばれています。
落雁粉 らくがんこ

道明寺粉をさらに細かくしたものとされて、和菓子の落雁に使用されています。
微塵粉 みじんこ、みじん粉

蒸したもち米を乾燥させてから細かく製粉した米粉で、和菓子などに利用されています。
上新粉 じょうしんこ、上用粉、上糝粉などとも呼ばれています。

精米されたうるち米を乾燥させて製粉した米粉で、粒子の細かさ等で、 新粉(糝粉、しんこ)、並新粉(並糝粉)、上新粉(上糝粉)と分類されます。

上新粉は団子や柏餅などに利用されます。
新引粉 イラ粉、真引粉とも呼ばれています。

蒸したうるち米を乾燥させて、粉末にし釜で煎った米粉です。
かるかん粉 うるち米を水洗いしてから水を切り、半乾きさせたあと粉末にした米粉です。

粒子は粗く、和菓子の軽羹(かるかん)に利用されます。
乳児粉 にゅうじこ、乳児穀粉とも呼ばれています。

うるち米を原料にした米粉で、乳児食や離乳食、重湯等に利用されています。
リ・ファリーヌ うるち米を原料にした米粉で、小麦粉の上新粉よりもキメが細かい特徴があります。

リ・ファリーヌは日本人パティシエの辻口博啓氏が考案し、洋菓子の原料等に利用されています。
 

 







ツイッターで更新情報や、ピックアップコンテンツを紹介しています。

    




 
 
▲先頭へ▲
トップ >> 化学・自然・技術 >>米粉(こめこ・べいふん)の種類一覧