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腎臓病・腎臓の病気・腎臓の疾患の種類一覧


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腎臓病・腎臓の病気・腎臓の疾患の種類一覧の概要

腎臓とは内臓の一つで、血液から余分な水分や老廃物やを濾過し、尿として体外へ排出する機能を持っています。

腎臓に病気が発生すると、尿の生成などに影響が発生し、尿の減少や血尿などの症状が出ます。
 
 
 
 
 
 
 
腎臓病・腎臓の病気・腎臓の疾患の種類一覧
名称 説明
慢性腎臓病 慢性腎臓病とは慢性化する腎臓病・腎不全の総称で、CKD(Chronic Kidney Disease)とも呼ばれています。

慢性腎臓病の症状には、手足のむくみ、排尿回数の増加、疲れ、貧血、息切れなどがあります。
慢性腎不全 慢性腎不全とは、慢性化している肝不全の総称で、CRF(Chronic renal failure)とも呼ばれています。

慢性腎不全の原因には「糖尿病性腎症」「慢性糸球体腎炎」「悪性腎硬化症」「多発性嚢胞腎」等があります。
腎結石
腎臓結石
腎結石は尿路結石の一つで、腎臓に溜まった成分により結晶や石が発生する症状や、 その結石により発生する痛みなどの症状です。

詳細:結石・尿路結石の種類一覧
急性腎炎 急性腎炎とは細菌の感染などにより、突発的に発生する腎臓の炎症です。

急性腎炎の原因となる最近には溶血性連鎖球菌等があり、 症状には血尿や腎機能の低下などがあります。
慢性腎炎 慢性腎炎とは、1年以上にわたって血尿やたんぱく尿が発生している症状で、 急性腎炎などが悪化して慢性腎炎となることがあります。
急性腎不全 急性腎不全とは突発的腎臓の機能が低下する症状で、発生場所や原因により以下の3種類に分類されます。
  • 腎前性急性腎不全:腎臓の血流が少なくなり腎臓のろ過機能が低下することで、乏尿(一日の尿の量が400mL以下)となった状態です。
  • 腎性急性腎不全:腎臓の機能自体が低下しする状態です。
  • 腎後性急性腎不全:腎臓から尿を排出する尿路に問題があり、排尿が出来ない状態です。
ネフローゼ症候群 ネフローゼ症候群とは尿蛋白が非常に高くなることで、血液内のタンパク質が減少する症状の総称です。
症状には倦怠感や無気力化、皮膚の蒼白化、食欲不振、腹水・胸水などがあり、 原因には各種病気からの腎臓の糸球体の機能異常とされています。

ネフローゼ症候群の原因となる病気には以下の種類が有ります。
  • 微小変化群
  • 巣状糸球体硬化症
  • 膜性腎症
  • 膜性増殖性糸球体腎炎
  • アミロイドーシス
  • 膠原病
  • 多発性骨髄腫
  • ホジキン病
  • HIV感染によるもの
  • HBV感染によるもの
  • 糖尿病





IgA腎症 IgA腎症とは、抗体の一種であるIgA(免疫グロブリンA)が免疫複合体を形成し、 腎臓の糸球体に沈着することで腎臓の機能が正常に作用しなくなる症状です。

IgA腎症の症状には、血尿、慢性腎不全などが有ります。
糖尿病腎症
糖尿病性腎症
糖尿病腎症とは、糖尿病の影響により、腎臓の糸球体が硬化してしまい減少する病気です。
糖尿病腎症は慢性腎不全の原因の一つでもあります。

治療方法にはインスリン等による薬物治療、人工透析、肝移植などが有ります。
痛風腎 痛風腎とは、通風の影響で体内に発生とどまった尿酸の影響で発生する病気の一つで、 腎臓内に溜まった尿酸が結晶化し腎臓の機能を低下させます。

痛風腎は慢性腎不全の原因の一つでもあります。
腎硬化症 腎硬化症とは、腎臓内の毛細血管に動脈硬化などの障害が発生し、腎臓の機能が低下する症状です。

腎硬化症の原因には老化による高血圧や、 高血圧緊急症(悪性高血圧とも呼ばれ、急性大動脈解離・肺水腫・急性心筋梗塞などの病気による突発的な高血圧) があります。
水腎症 水腎症とは、尿路の狭窄などにより尿が排出できず、腎盂、腎杯が肥大した状態を指します。
糸球体腎炎 糸球体腎炎とは、腎臓の糸球体が何らかの影響で炎症を起こすことで発生します。

糸球体腎炎には症状により以下の3つの分類されます。
  • 急性糸球体腎炎
  • 急速進行性腎炎症候群
  • 慢性糸球体腎炎
尿細管間質性腎炎 間質性腎炎とは、腎臓に炎症が発生することで腎臓の機能が低下する症状の総称です。

間質性腎炎には「急性尿細管間質性腎炎」「慢性尿細管間質性腎炎」等があります。
腎盂炎
腎盂腎炎
腎盂炎とは、腎盂(尿路に接している漏斗状の部分)が、細菌に感染することにより炎症を起こす症状です。

腎盂炎の原因となる最近には大腸菌等があり、症状には発熱や痛み等があり、 場合によっては敗血症、播種性血管内凝固症候群 (DIC)、急性呼吸窮迫症候群 (ARDS) 等を引き起こす場合があります。
遊走腎
腎下垂
遊走腎とは、通常の腎臓の位置よりも10cm以上も腎臓の位置が下がっている状態を指します。

遊走腎の原因には、腎筋膜や腹筋の弱りや弛緩、腹圧の低下、他の内臓の病気によるものがあります。
腎腫瘍 腎腫瘍とは腎臓に発生する腫瘍で、悪性の腫瘍は腎がん・ 腎細胞癌などと呼ばれています。

関連ページ:癌(がん・ガン)・悪性腫瘍・悪性新生物の種類一覧
尿路感染症 尿路感染症とは、腎臓から尿道口にかけての尿路に病原菌が感染して発生する病気の総称です。

尿路感染症の原因には大腸菌、腸球菌、淋菌、各種腸内細菌、クラミジア・トラコマティス、 緑膿菌、真菌、セラチア属、クレブシエラ属等があります。

尿路感染症の種類には以下が有ります。
  • 急性腎盂腎炎
  • 急性巣状細菌性腎炎
  • 膀胱炎
  • 尿道炎
  • 急性前立腺炎
遺伝性腎疾患 遺伝性腎疾患とは、遺伝子の影響で発生するとされている腎臓の病気の総称です。

遺伝性腎疾患には以下の種類が有ります。
  • アルポート症候群
  • 糸球体基底膜菲薄化症候群
  • 多発性嚢胞腎
多発性嚢胞腎 多発性嚢胞腎とは、2つある腎臓の両方に嚢胞が多発して発生し、慢性腎不全へと移行します。

多発性嚢胞腎は症状により以下の2種類に分類されます。
  • 常染色体優性多発性嚢胞腎:遺伝子の異常により発生します。
  • 常染色体劣性多発性嚢胞腎:6番染色体の劣性遺伝により発生します。
急性尿細管壊死 急性尿細管壊死とは、尿細管細胞が壊死することにより腎臓の機能障害や腎不全が発生する病気です。

急性尿細管壊死の原因には病気による突発的な低血圧や、薬物や薬品の過剰摂取が有ります。
 

 







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