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肺炎の種類の一覧
肺炎の種類の一覧の概要
肺炎の原因には、ウイルスや細菌による感染症肺炎、誤嚥性肺炎などの機械的肺炎、抗がん剤などによる薬剤性肺炎、 リウマチ(リウマチ肺)などによる症候性肺炎、その他の肺炎に分類されます。
| 名称 | 説明 |
|---|---|
| 細菌性肺炎 |
細菌が原因による急性肺炎で、細菌性肺炎の原因となる細菌には以下の種類があります。
|
| ウイルス性肺炎 |
ウイルスが原因による急性肺炎で、ウイルス性肺炎の原因となる細菌には以下の種類があります。
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| マイコプラズマ肺炎 |
Mycoplasma属の真性細菌であるマイコプラズマにより引き起こされる肺炎で、
晩秋から早春にかけて5歳から35歳ぐらいにかけての子供や比較的年齢の若い人が感染しやすくなっています。 マイコプラズマ肺炎は飛沫感染と接触感染により人に移り、2~3週間程度の潜伏期間があります。 症状には風邪の症状と似たような、発熱、頭痛、咳、喉の痛み、疲労感、腹痛などがあり、解熱後もしばらく咳が続くことがあります。 以前の日本では夏季オリンピックが開催される年に流行したので「オリンピック熱」とも呼ばれていました。 |
| クラミジア肺炎 |
クラミジアにより引き起こされる肺炎で、主に幼児が感染します。 クラミジア肺炎の症状には、咳や発熱などがあり、治療方法にはマクロライド系・テトラサイクリン系・ニューキノロン系の薬品の服薬や、 テトラサイクリン系抗菌薬やリスロマイシンの点滴による投薬があります。 |
| ニューモシスチス肺炎 |
酵母様真菌の一種であるニューモシスチス・イロヴェチにより引き起こされる肺炎です。 以前はニューモシスチス・カリニにより引き起こされると考えられており「カリニ肺炎」と呼ばれていました。 |
| サイトメガロウイルス肺炎 |
ヘルペスウイルスの一種であるサイトメガロウイルスにより引き起こされる肺炎です。 サイトメガロウイルスに感染すると肺炎以外にも「サイトメガロウイルス網膜炎」 「サイトメガロウイルス髄膜炎」「サイトメガロウイルス腸炎」などが引き起こされます。 |
| 真菌肺炎 |
カビの仲間である真菌により引き起こされる肺炎で、原因となる真菌にはアスペルギルス、クリプトコッカス、
アスペルギルス、カンジダ、ムーコルなどがあります。 通常健常者であれば真菌を吸い込んでも真菌肺炎になることは有りませんが、 結核患者、抗がん剤治療者、エイズ患者などの抗体が衰えている状態の者の場合に感染しやすくなります。 |
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| 原虫肺炎 | 真核単細胞の微生物である原虫により引き起こされる肺炎です。 |
| 寄生虫による肺炎 | 肺に寄生虫が住み着くことで引き起こされる肺炎で、肺の炎症以外にも様々な症状が出る場合があります。 |
| 喫煙による肺炎 |
喫煙により引き起こされる肺炎で、喫煙者の肺炎発症率は喫煙しない人に比べて2倍近いとも言われています。 長年の喫煙やタバコの本数や量によりリスクも増大します。 |
| 誤嚥性肺炎 |
嚥下性肺炎とも呼ばれています。 唾液や食べ物や口に入った異物が、肺などの気管内に入ってしまい引き起こされる肺炎で、 喉の筋肉や咳反射や嚥下反射が衰えた高齢者や身体の麻痺者やに多い肺炎です。 誤嚥性肺炎になった場合には抗生物質やステロイドの投与により治療を行います。 |
| 閉塞性肺炎 |
慢性閉塞性肺疾患とも呼ばれています。 閉塞性肺炎は喫煙や有毒ガス、微粒子の吸引が原因で、 気管の炎症や肺胞の破壊により気管が詰まることで発生する肺炎です。 閉塞性肺炎の初期症状には痰の増加、息切れ、動悸、呼吸困難などがあります。 |
| 吸入性肺炎 |
吸引性肺炎とも呼ばれています。 呼吸の際に極小さな微粒子などを吸い込み、それが原因で肺に炎症を引き起こす肺炎です。 |
| 過敏性肺炎 |
化学物質、カビ、真菌、細菌、有機物などを何度も吸い込んでいるうちに、
肺内部の肺胞でアレルギーが発生することで引き起こされるアレルギー性肺炎です。 主な過敏性肺炎の原因にはカビの一種のトリコスポロン、カビ一種である好熱性放線菌の胞子、 汚れた加湿器や空調設備内に増殖したカビ、飼育されている鳥類の糞や細かくなった羽毛、キノコの胞子、 ポリウレタンなどの粉塵などがあります。 |
| 間質性肺炎 |
肺内部の組織である間質が炎症を起こすことで、引き起こされる肺炎です。 間質性肺炎の症状には呼吸困難や呼吸不全などがあり、肺の組織が硬くなったりすることもあります。 間質性肺炎の中でも原因不明のものは「特発性間質性肺炎」と呼ばれています。 |
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| 薬剤性肺炎 |
薬の服用や点滴、健康食品やサプリメント利用した際の副作用として発生し、
薬品や毒物自体の影響や、アレルギー反応などにより肺炎を引き起こします。 薬剤性肺炎の原因となる薬品は非常に多くあり、主なものにインターフェロン等があります。 |
| 膠原病性肺炎 |
膠原病肺とも呼ばれています。 病気などから体を守る免疫の仕組みに異常が発生し、自分自身の肺を攻撃してしまうために発生する肺炎です。 主な膠原病性肺炎の原因には、関節リウマチによるリウマチ肺等があります。 |
| 肺胞性肺炎 | 血液と酸素や二酸化炭素を交換する肺の組織である肺胞が炎症を起こすことで発生する肺炎です。 |
| 大葉性肺炎 |
クルップ性肺炎、クループ性肺炎とも呼ばれています。 肺を大きく分類している部分の肺葉全体に発生する肺炎です。 肺の大きな面積に炎症が発生するため、症状は比較的重いものになります。 なお、肺葉は右の肺は右上葉・右中葉・右下葉の3つに分かれ、左の肺は左上葉・左下葉の2つに分かれます。 |
| 気管支肺炎 |
小葉性肺炎、巣状肺炎とも呼ばれています。 肺内部の気管支壁に肺胞が出現する部分の「細気管支」や「小葉」部分で発生する肺炎です。 |
| 好酸球性肺炎 |
白血球の一種である好酸球が肺の組織に多数進入し、炎症などの障害を引き起こすことで発生する肺炎です。 症状や状態により「単純性好酸球性肺炎」「慢性好酸球性肺炎」「急性好酸球性肺炎」 「ぜんそく性好酸球性肺炎」「熱帯性好酸球性肺炎」「結節性動脈周囲炎」「ウェゲナー肉芽腫」などに分類されます。 |
| 放射線肺炎 | 肺がんなど胸部の癌への放射線治療により行われた放射線照射で肺が炎症を起こし発生する肺炎です。 |
| 特発性器質化肺炎 |
肺内部の組織の肺胞と細気管支に炎症により生み出された物が固まり発生する肺炎の中で、
原因不明であるものを特発性器質化肺炎と呼んでいます。 特発性器質化肺炎は50代から60台の比較的年配の男女に発生します。 |
| 市中肺炎 | 一般の生活の中で発祥した肺炎で、退院後2週間以内に発生した肺炎は「院内肺炎」に分類されます。 |
| 院内肺炎 | 医療機関内で入院や治療を行った際に何らかの病原菌などに感染した為に発生する肺炎です。 |
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