最近更新したページ



尿失禁の種類一覧


サイト名とURLをコピーする
 

尿失禁の種類一覧の概要

尿失禁とは尿路や臓器に異常があり、尿を漏らしてしまう状態を指します。

高齢化し臓器や筋肉が衰えることで発生する場合や、神経の障害によって起こる場合、身体の衰えや障害により発生する場合など様々な原因があります。
 
 
 
 
 
 
 
尿失禁の種類一覧
名称 説明
真性尿失禁 尿路の異常により、通常排尿される尿道以外の場所から尿が漏れてしまう状態です。
女性の場合は膣などから尿が漏れる場合もあります。
先天性の場合と事故や怪我などで尿路に損傷ができて起こる場合があります。
反射性尿失禁 自動性神経因性膀胱
上位神経の脳や脊髄などに障害が有る場合に発生します。 このような場合、脳が正常に括約筋などを制御できず、膀胱に尿が溜まるなどの刺激を受けると尿を失禁してしまいます。
溢流性尿失禁
奇異性尿失禁
尿が膀胱内に入りきらずに溢れ出て来てしまう尿失禁です。 主に50歳以上の男性に多く発生します。
原因として、前立腺肥大により膀胱等が圧迫されて起こる場合と、 下位の神経の障害により脳や脊髄まで膀胱の情報が伝わらない自律性神経因性膀胱の場合があります。
機能性尿失禁 尿路系統以外身体に障害などがある場合の尿失禁です。
体の麻痺や身体の不自由により尿意をもよおしてから、トイレに行くまで時間がかかってしまい間に合わず失禁してしまう場合などです。
腹圧性尿失禁 腹圧が高くなった場合に尿を失禁してしまう状態です。 主に女性に発生することが多く、力を入れた際や、笑う、咳をした際、クシャミをした際などに失禁してしまいます。
加齢により骨盤の筋肉がゆるくなる、神経の障害、妊娠、出産、 子宮脱、前立腺や子宮の障害などが原因とされています。
切迫性尿失禁 尿意を感じ、トイレに行くも我慢できずに漏らしてしまう状態です。 70歳以上に多く発生します。
原因として、脳卒中・脳梗塞・脳血栓・パーキンソン病等の排泄にかかわる脳や神経の障害、 膀胱の障害、膀胱炎・膀胱結石・尿結石などによるものが有ります。
混合性尿失禁 腹圧性尿失禁と切迫性尿失禁の両方の症状がある尿失禁です。
持続性尿失禁
恒常性尿失禁
排尿にかかわる神経や筋肉の影響により持続性の問題が有る場合の尿失禁です。
原因として、下位神経の障害、脊髄の損傷、括約筋の損傷、脳卒中、アルツハイマー病、 自律神経障害、各種腫瘍などがあります。
遺尿症
昼間遺尿症
所謂「お漏らし」で、トイレとは違う場所に排尿をしてしまう常態です。 主に5歳以上の子供が週に2回以上お漏らしをしてしまうと遺尿症とされます。
夜尿症 睡眠中無意識に排尿をしてしまう状態です。 おねしょ、寝小便と呼ぶこともあります。
主に5歳以上の子供が夜に尿を漏らしてしまう場合に夜尿症と呼ぶことが多いです。 通常夜尿症は身体の発達と共に自然に治ってしまうことがほとんどです。
 

 







ツイッターで更新情報や、ピックアップコンテンツを紹介しています。

    




 
 
▲先頭へ▲
トップ >> 化学・自然・技術 >>尿失禁の種類一覧