男性の生殖機能の異常と症状の種類一覧

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男性の生殖機能の異常と症状の種類一覧の概要

男性の生殖機能の異常と症状の種類一覧
名称	説明
インポテンツ勃起不全 ED	勃起機能障害、勃起障害とも言われています。陰茎の勃起が出来ないまたは、勃起が維持できない状態のため性行為が行えない状態です。糖尿病、高血圧、鬱病、ストレス、神経病、トラウマなどが原因とされています。
遺精	性行為や自慰（オナニー・マスターベーション）を行わずに射精してしまう状態です。夜間遺精を夢精とも言います。通常は正常な生理現象ですが、ストレスや疲れが溜まっている際や、前立腺などに疾患が有る場合にも起こります。
夢精	睡眠中に勃起し射精してしまう状態です。主に10代の思春期に多く起こり、過剰に作られた精子や、受精能力の悪くなった精子を大概に放出しているとされています。また、ストレスや疲れが溜まっている際にも夢精が起こりやすいといわれています。
早漏	性交や自慰（オナニー・マスターベーション）の際に射精までの時間が非常にはやい状態です。通常性行為時に女性が性的に満足するまえに射精してしまう場合を指します。原因には包茎などによる陰茎の刺激の過敏、前立腺などの炎症などがありますが、大概は男性の性機能には問題ありません。
遅漏	性交や自慰（オナニー・マスターベーション）の際に射精までに非常に時間がかかる状態です。自慰行為のしすぎや、男性器に強い刺激を与え続けることで感覚が鈍ってしまうなどが原因とされています。また、各種トラウマや、鬱病、神経症などの精神的問題もあるとされています。場合によっては遅漏から勃起不全になることも有ります。
持続勃起症	性欲や自分の意識と関係なく勃起が起き続ける症状です。この勃起の際に強い痛みも伴います。原因として、陰茎内の動脈の血管が破れて陰茎内に血液が流入する場合と、陰茎の静脈が詰まってしまう場合があります。また、各種薬品や麻薬の使用、アルコールなども原因と言われています。
血精液症	精液の中に血液が混じる症状です。原因として前立腺の各種疾患や炎症、尿道狭窄、出血性疾患などがあります。通常は数日から数週間でなおり、精子にも影響はありません。
精子減少症	精子減少症は１回の射精量が0.5ml以下、または精子数4000万/ml以下の場合を指します。ただし、精子の量の増減は体調にもよるため、計測時に上記の値だとしても精子減少症で無い場合もあります。男性不妊の原因の一つとなっています。
精子無力症	精子無力症は精子の量はある程度あっても精子の動きが悪い場合をさします。精子の動きが悪いと卵子に入り込むことが出来ない為、不妊の原因となります。原因として、精巣や尿道の炎症などがあります。
精子死滅症	精子死滅症は射精時に精子が殆どもしくは全て死んでしまっている状態を指します。
奇形精子症	精子の形が通常とは違い、奇形をして居る場合奇形精子症と言います。奇形精子症の精子には、精子の頭部が大きい、精子の頭部が小さい、精子の頭部が複数ある、精子の尾部が複数ある等があります。
生殖不能症	性行為を行っても妊娠させることが出来ない状態の総称です。
無精液症	精液が全くでない症状です。