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失語症の種類一覧
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失語症の種類一覧の概要
失語症とは聞いたり話したりする「言語機能」に障害が出たり失われたりする状態で、「発語における誤り」「話し言葉の理解障害」「物品の呼称障害」の3つの症状があります。
原因には外傷による脳の損傷、脳出血・脳梗塞などの疾病による脳の損傷、ストレスによる物等があり、治療方法には言語聴覚士(ST)による訓練などがあります。
原因には外傷による脳の損傷、脳出血・脳梗塞などの疾病による脳の損傷、ストレスによる物等があり、治療方法には言語聴覚士(ST)による訓練などがあります。
名称 | 説明 |
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言語障害 | 言語障害の詳細:言語障害の種類一覧 |
運動性失語 |
言語を作る部分である左大脳半球部分の下前頭回後部(ブローカ領野)が損傷することで発生する為、「ブローカ失語」とも呼ばれています。 他人の会話は理解することが出来ますが、自分からの話が少なくなり、話し方もたどたどしくあまり流暢ではなくなります。 また言葉以外にも文字を書くなどの行為も難しくなります。 |
感覚性失語 |
言葉を聴いて理解する部分である左大脳半球の上側頭回後部(ヴェルニッケ領野)が損傷することで発生する為、「ヴェルニッケ失語」とも呼ばれています。 言葉数も多く話し方は流暢ですが内容は乏しかったり意味が不明だったりし、言い間違いなどが多くなります。また意味不明の単語を発するときもあります。 |
超皮質性運動失語 |
自分からの発話は低下しますが、復唱能力は非常に高いのが特徴です。 自分からの発話は周りが促したりしないとほとんどありません。 |
超皮質性感覚失語 |
言葉の意味が理解できない、オウム返しの回数が多くなる、間違った言葉を発するなどの特徴があります。 発話は流暢に行うことが出来ます。オウム返しは意味の無い言葉などでも行うことが出来ます。 |
全失語 |
左大脳半球のシルビウス裂周辺を損傷することにより発生する失語です。 「話す」「聞く」「書く」「読む」の機能に障害が起こります。 発話もほとんど無いですが稀に意味不明の言葉を話すこともあります。 |
混合型超皮質性失語 | 全失語の状態に似ていますが、復唱の機能は良好で、短い文章や意味の理解を伴わない復唱を行うことができます。 |
健忘失語 |
失名詞失語とも呼ばれています。 発話は正常ですが、名詞などの言葉を思い出せないなどの症状があります。 また物事を説明する際に、名詞などを思い出せない為非常に回りくどい言い方をすることもあります。 |
伝導失語 | 言語の理解は発話はほぼ通常ですが、言葉の音を聞き間違えるなどの症状がある状態です。 自分で間違いに気づき補正を行うが、その際に発語する言葉を忘れてしまうことがあります。 そのため復唱は非常に難しいものとなっています。 |
交叉性失語 | 純粋な右利きのものが右大脳半球を損傷することにより発生する失語です。 |
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